親子で挑む「ミッションシート」のクイズ
また、入り口で渡される「ミッションシート」を使ったクイズも用意されており、会場内ではクイズに挑戦する親子連れも多く見られた。内容については、ネタバレになるのでここでは詳しく書かないが、会場内を巡り、大気観測や地質調査など、ここで得た知識をもとに問題を解く形式だ。正解するには、展示を鑑賞する際、それぞれの説明文をしっかり読んで理解しておく必要がある。
ミッションシートの表紙
南極観測隊で一番人気の食べ物は……?
観測エリアを抜けた先にある最後の展示「昭和基地エリア」は、知られざる南極観測隊の日常生活をのぞき見ることができるエリアだ。ここでは、実際に隊員が食べている食事の食品サンプルが展示されているほか、バー係やイベント係、理髪係など基地内で隊員に割り振られている役割などが展示を通じて紹介される。
隊員が食べている「南極飯」の食品サンプル
過酷な環境ゆえ、なんとなく宇宙食のようなパウチ系の食事が提供されているイメージを南極飯には持っていたが、実際はラーメン、そば、さんまの塩焼きなど観測隊員たちの食事のメニューは予想以上に豊富だった。
しかし、数あるメニューのなかで一番人気は、意外なことにキャベツの千切りだという。昭和基地の食料補給は年1回のため、新鮮な野菜が非常に貴重というのがその理由だ。補給が来るまでは「農協」と呼ばれる係の隊員が水耕栽培でリーフレタスやクレソンなどの野菜を賄っているそうだ。
しかし、数あるメニューのなかで一番人気は、意外なことにキャベツの千切りだという。昭和基地の食料補給は年1回のため、新鮮な野菜が非常に貴重というのがその理由だ。補給が来るまでは「農協」と呼ばれる係の隊員が水耕栽培でリーフレタスやクレソンなどの野菜を賄っているそうだ。
一番人気の「南極飯」はキャベツの千切り
展示の最後には、幻想的なオーロラの道も用意されていた。頭上に広がるオーロラの光に包まれながら歩くこの道は、映像と光による演出で作り出されたもの。擬似的ながらも没入感が高く、都内で体験する南極観測体験を鮮やかに締めくくるのにぴったりなコンテンツだった。
幻想的なオーロラの道を抜けて帰路に着く来場者
人気キャラクター「すみっコぐらし」が南極観測体験の隠れたスパイスに
本展では、公式応援キャラクターの「すみっコぐらし」とのコラボレーションによる隠しコンテンツも用意されている。実は会場の8カ所には南極観測隊となった「すみっコ」たちが隠れており、先述のミッションシートにはすみっコを探すおまけミッションも用意されているのだ。南極観測体験と並行して、このおまけミッションにも挑戦すると本展をより楽しめるだろう。
会場内に隠れているすみっコ。筆者が訪れた日は、持参したすみっコぬいぐるみを掲げて記念撮影している人もいた
また、体験終了後の物販コーナーにはぬいぐるみやミニタオルなど、本展とすみっコぐらしのコラボグッズも販売されていた。南極観測体験のお土産を探すなら、こちらもぜひチェックしてみてほしい。
物販コーナーにある大南極展×すみっコぐらしコラボグッズ販売ブース。購入数制限があるものもあった
都内で「南極」を体感できるのは、9月27日まで
今年も残暑は厳しそう。都内でどこか涼しげなスポットを探している人はぜひ、南極ならではの自然現象や地球環境にまつわる最新の研究、観測隊の日常まで、体験しながら学べる本展に足を運んでみてほしい。きっと、未知なる南極の魅力が身体にまとわりつく暑さを忘れさせてくれるはずだ。
「大南極展」は、2026年9月27日(日)まで開催中。チケット販売情報など、詳細は公式サイトを確認してほしい。
特別展「大南極展」
会期:2026年7月1日(水)〜9月27日(日)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:9月1日(火)、9月8日(火)、9月15日(火)
入場料(税込):
大人(19歳以上)2000円
18歳以下(小学生以上)1300円
未就学児(3歳以上)900円
2歳以下無料
※日本科学未来館の常設展も観覧可
公式サイト:https://dainankyokuten.jp/
「大南極展」は、2026年9月27日(日)まで開催中。チケット販売情報など、詳細は公式サイトを確認してほしい。
特別展「大南極展」
会期:2026年7月1日(水)〜9月27日(日)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:9月1日(火)、9月8日(火)、9月15日(火)
入場料(税込):
大人(19歳以上)2000円
18歳以下(小学生以上)1300円
未就学児(3歳以上)900円
2歳以下無料
※日本科学未来館の常設展も観覧可
公式サイト:https://dainankyokuten.jp/

Jun Fukunaga
ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。













