GMOあおぞらネット銀行は2023年2月20日から、インターネット専業銀行としては初めて口座振替により、日本政策金融公庫の国民生活事業および中小企業事業における融資金の返済が可能になると発表しました。まずは、口座振替依頼書を主としてメール（郵送も可）にて提出する方法で受付を開始します。

GMOあおぞらネット銀行は法人顧客に注力したサービスの提供を行っており、2023年1月末時点で法人顧客の口座は約7万件と順調に増加してきました。法人顧客が増えるとともに、顧客から“法人ならではのサービス拡充を望む声”も増えているとのことで、その1つが今回の「口座振替での日本政策金融公庫の融資返済」だったそうです。

こうした声に応えるべく、GMOあおぞらネット銀行では2022年から準備を進め、今回の口座振替依頼書のメールもしくは郵送提出による方法での口座振替への対応となりました。今後はさらなる顧客の利便性向上のため、Webサイトからのオンライン口座振替受付に対応できるように日本政策金融公庫とともに検討していくとのことです。

預金口座振替で返済できる融資の種類は以下の2つです。
・日本政策金融公庫（国民生活事業）の事業資金融資、国の教育ローン
・日本政策金融公庫（中小企業事業）の事業資金融資

なお今回の口座振替による返済を利用するには、国民生活事業の「預金口座振替利用届」、中小企業事業の「預金口座振替依頼書」を、日本政策金融公庫の各支店から取り寄せる必要があります。申込方法の詳細についてはGMOあおぞらネット銀行のWebサイトをご確認ください。
https://gmo-aozora.com/business/service/account-payment.html

日本政策金融公庫の事業資金融資の返済をより簡略化したいという企業の担当者の方は、GMOあおぞらネット銀行の口座振替サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。