本格台湾ランチを箱根で〜HAKONE PICNIC(小涌谷駅)
さて、その小涌谷駅から徒歩2分、次に紹介するランチスポットが「HAKONE PICNIC(はこねピクニック)」です。駅を出て、国道1号線の横断歩道を渡り、その先の道を上って(すみません、また坂なんです)左手に、その小さなお店はあります。
坂の途中にある、おしゃれな民家のように見えるのがHAKONE PICNIC
店に入ってすぐ、先にオーダーとお会計を済ませて、ちょっと“実家感”のある木の階段を上がります。すると……。
開放感のある空間。2階で靴を脱いで上がります
飾ってある絵のとおりの風景が窓の外に広がる
山のロゴがついている建物は消防署。署員さんの訓練も見える
ルーローハン(キムチ付き)と温かい台湾紅茶を頼みました。紅茶は台湾風らしく、ほんのり甘くてほっこりする
ルーローハンは八角の風味が効いた本場の味。卵にもしっかり味が染みていて、うまい!
この日は冬季限定の鶏スープとミニ丼セットもありました。クコの実、きのことショウガで体に優しい味のスープ
トッピングは甘く煮た落花生(ピーナッツ)。シンプルでヘルシーでやさしい
水が幾筋ものすだれ状に広がって流れ落ちる千条の滝
https://hakonepicnic.com/
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷457-6(小涌谷駅徒歩2分)
定休日:原則水・木曜日(冬季変更あり。最新情報はInstagramを確認してください)
営業時間:11:30〜20:00
線路の狭間にある幸福〜スイッチバックカフェ(大平台駅)
スイッチバックとは、標高差のある鉄道で、車両の進行方向を前後に切り替えてジグザグに前進・後退を繰り返して進む運転方法のこと。箱根登山鉄道は、箱根湯本駅と強羅駅までの間に、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3カ所でスイッチバックを行います。進行方向が切り替わるので、スイッチバックのたびに運転士さんと車掌さんが場所を交代するのですが、これがいつ見ても飽きないのです。
その上大平台信号場から延びる、山の上へ向かう線路と下へ向かう線路との間に挟まれているのが、「スイッチバックカフェ」。大平台駅徒歩5分に位置するランチスポットです。
駅からの道が少し分かりにくいので、お店が動画で行き方を紹介しています。
さらに動画の続きの道順。右手に現れる看板を目印に右折し、石原公園の中を突っ切って小道を抜け、踏切手前で右に入った石段の上にあります
明るく居心地のよさそうな店内には鉄道グッズやぬいぐるみも。子ども連れにも人気だそうです
電車が下りてきた! いや、近い、近いでしょ(歓喜)! ちなみにこのモハ1形(104号)は1919年登場の歴史ある車両で、改装を重ねながら運行してきましたが、2028年1月に引退することが決まっています
本来は白米なので“白猫ちゃん”がカレーの海に漬かっているはずなのですが、玄米にチェンジしてもらったので、ごはんが“ぶち猫ちゃん”になってしまった「龍神カレー」。チーズをかけていただきます
そして、脇役然として置かれた、この自家製ドレッシングがかなりおいしいやつでした。
ただの付け合わせのサラダ用のドレッシングだと思って甘く見ていたら、玉ネギのうま味も感じられる本格派でした。そうこうしているうちにも電車がまた通り過ぎる……
食後にアップルパイとコーヒー。そしてまた電車が通る……でも飽きない……
店の窓の外側にある通路の先に、ちょっとしたベランダのようなスペース。階段の上が左右の線路に挟まれた特等席
スイッチバックカフェ
https://lit.link/switchbackcafe
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台535-1(大平台駅徒歩5分)
定休日:原則水・木曜日
営業時間:11:00〜17:00(定休日・営業時間は冬季変更あり。最新情報はInstagramを確認してください)
箱根旅、一度はのんびりゆったり電車で楽しんで
だけど、だからこそ、旅人には登山鉄道の旅をおすすめしたい。だって旅なんだもの。そしてスイッチバックに身を任せ、前に行ったり後ろに行ったりしながら、箱根をじっくり感じながら、たまには急がずのんびり登ってきてほしいのです。
2月7・8日には、箱根でも驚くほどの降雪があり、事故や放置車両で国道1号線はマヒ状態でした。積雪がある程度続くとバスは早めに運休します。一方、登山鉄道は、倒木などで線路がふさがれば別ですが、比較的粘って運行してくれることが多いですし、復旧も早めというメリットがあります。
まだ箱根登山鉄道に乗ったことがない人も、しばらく乗ってないなあという人も、港区民も渋谷区民もそうじゃない人にも、たまには電車に揺られて、駅からアクセスできるさまざまなお店や名所を楽しんでいってもらえればうれしいです。
2月7日の我が家のベランダの積雪(この次の日、さらに同じぐらい降った)。事故や放置車両も多数。お願いだから雪の箱根にクルマで来るなら冬用タイヤ、チェーン装備で来てくださいね……

ムコハタワカコ
編集・ライター
書店員からIT系出版社、ウェブ制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立。現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介や経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、組織づくりや採用活動などにも注目している。














