近年、「BNPL」と呼ばれる後払い決済のサービスが拡大しています。BNPLは「Buy Now Pay Later(今買って、あとで支払う)」の略。スマートフォンアプリを使い、比較的簡単な審査で利用できることや、一定の条件までは分割払いの手数料を負担しなくてもよいことなどから、若い層を中心に人気が広がっています。オンラインショッピングの支払い方法として2010年代ごろから普及が始まったBNPLサービスですが、最近では実店舗でも利用できるようになっています。
2月7日、新たに登場した「アトカラ」は、三井住友カードとGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)、GMOペイメントサービス(以下、GMO-PS)が提供するBNPLサービスです。アトカラの特徴や使い方、使えるショップなどについて、詳しく見ていきましょう。
2月7日、新たに登場した「アトカラ」は、三井住友カードとGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)、GMOペイメントサービス(以下、GMO-PS)が提供するBNPLサービスです。アトカラの特徴や使い方、使えるショップなどについて、詳しく見ていきましょう。
対面取引もできるスマホ後払い決済サービス
アトカラは、購入者が商品を購入し受け取った後に、コンビニや銀行などで代金を支払うことができるBNPLサービスの1つです。アプリやECサイトなどで買い物をする際、クレジットカード情報を入力することなく、携帯電話番号とメールアドレスのみの入力で決済することができます。
アトカラには2つの決済方法があります。
アトカラには2つの決済方法があります。
1. 都度与信型
購入の度に、購入商品の内容をもとに審査を行い、1回払いで支払う方法。ECのみで利用可能。
2. 会員登録型
事前に「アトカラ会員」に登録し、その内容をもとに利用枠を設定する方法。3回〜36回までの分割払いが可能で、6回までの分割手数料は無料。EC決済だけでなく、三井住友カードの決済端末「stera terminal」「stera mobile」が設置されている店舗では、店頭での対面決済も可能。
都度与信型では事前の会員登録を必要とせず、スムーズな買い物が可能です。また会員登録型は、事前にアプリ上で身分証(運転免許証またはマイナンバーカード)による本人確認と審査が必要ですが、分割払い・対面取引にも対応。より幅広いシーンで利用できることや、支払いの便利さ、柔軟さが魅力です。
都度与信型では事前の会員登録を必要とせず、スムーズな買い物が可能です。また会員登録型は、事前にアプリ上で身分証(運転免許証またはマイナンバーカード)による本人確認と審査が必要ですが、分割払い・対面取引にも対応。より幅広いシーンで利用できることや、支払いの便利さ、柔軟さが魅力です。
ネットでアトカラを使う場合(都度与信型・会員登録型)
店舗でアトカラを使う場合(会員登録型)
三井住友カードの決済端末「stera terminal」
三井住友カードの決済端末「stera mobile」
ムコハタワカコ
編集・ライター
書店員からIT系出版社、ウェブ制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立。現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介や経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、組織づくりや採用活動などにも注目している。