「セキュリティとはインフラを提供する者の責任」福森氏に一問一答
i4Uでは、講演後の福森氏に一問一答でインタビューを行いました。
Q:
いま、セキュリティ以外にも楽しんでいることはありますか?
A:
シンガポールではちょうど子育てをしていて、子どもにプログラミングを教えています。最初はレゴ ロボットを教えていたのですが、1人じゃつまらないから近所の子どもも集めて、レーシングカーを作ったり。するとギア比を変え、プログラミングをこう変えると速くなるよ、と“秘密”を教えたりして、結局行きすぎた指導になってしまったりします。
子ども達に人気のあるプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」なんかも一緒にやっています。のめり込むうちにバグを見つけてしまい、GitHubにプルリクエストを送って直してもらったりしていますね。
Q:
GMOインターネットグループには天才が多いですか? それとも秀才が多いですか?
A:
シンガポールには頭の良い人が多く、学歴も高くて、真面目で大変優秀、いわゆる秀才タイプだと思います。そしてシンガポールで働く人たちの多くは、勤務中は真面目でも、6時になったら帰宅します。
一方、CTFで勝つためには“爆発力”が必要です。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエのメンバーをはじめ、私が今までに付き合ってきた人たちは、緊急のインシデント対応ならば勤務時間を超えても“答え”が出るまで突き詰める人が多いです。CTFでも3日間ぶっ続けで徹夜するとか。だから、「1カ月に1人1CTFまで」としています(笑) 。
当社の牧田も、秀才タイプより天才タイプが多く集まっていると言っています。ここでいう天才とは、他の部分はダメであっても、1つの部分がとがっている人。そういう人が、GMOインターネットグループには多いと思いますし、一緒に働いていて面白いです。
Q:
セキュリティとは、GMOインターネットグループにとってどのようなものですか?
A:
GMOインターネットグループの創業者である熊谷代表(GMOインターネットグループ 代表取締役グループ代表)と先日話をしました。このときの熊谷代表からは、セキュリティとはインフラを提供するものがやらねばならない責任であり、これをデフォルトで提供していくという意気込みを感じました。
セキュリティは、ともするとエンジニアやデザイナーの“目の上のたんこぶ”になりがちですが、今回のGMO Developers Day 2024でも「セキュリティ」というトピックが基調講演にどかんと入っています。それは熊谷代表がセキュリティに対してどう思っているかの表れだと思います。
Q:
いま、セキュリティ以外にも楽しんでいることはありますか?
A:
シンガポールではちょうど子育てをしていて、子どもにプログラミングを教えています。最初はレゴ ロボットを教えていたのですが、1人じゃつまらないから近所の子どもも集めて、レーシングカーを作ったり。するとギア比を変え、プログラミングをこう変えると速くなるよ、と“秘密”を教えたりして、結局行きすぎた指導になってしまったりします。
子ども達に人気のあるプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」なんかも一緒にやっています。のめり込むうちにバグを見つけてしまい、GitHubにプルリクエストを送って直してもらったりしていますね。
Q:
GMOインターネットグループには天才が多いですか? それとも秀才が多いですか?
A:
シンガポールには頭の良い人が多く、学歴も高くて、真面目で大変優秀、いわゆる秀才タイプだと思います。そしてシンガポールで働く人たちの多くは、勤務中は真面目でも、6時になったら帰宅します。
一方、CTFで勝つためには“爆発力”が必要です。
GMOサイバーセキュリティ byイエラエのメンバーをはじめ、私が今までに付き合ってきた人たちは、緊急のインシデント対応ならば勤務時間を超えても“答え”が出るまで突き詰める人が多いです。CTFでも3日間ぶっ続けで徹夜するとか。だから、「1カ月に1人1CTFまで」としています(笑) 。
当社の牧田も、秀才タイプより天才タイプが多く集まっていると言っています。ここでいう天才とは、他の部分はダメであっても、1つの部分がとがっている人。そういう人が、GMOインターネットグループには多いと思いますし、一緒に働いていて面白いです。
Q:
セキュリティとは、GMOインターネットグループにとってどのようなものですか?
A:
GMOインターネットグループの創業者である熊谷代表(GMOインターネットグループ 代表取締役グループ代表)と先日話をしました。このときの熊谷代表からは、セキュリティとはインフラを提供するものがやらねばならない責任であり、これをデフォルトで提供していくという意気込みを感じました。
セキュリティは、ともするとエンジニアやデザイナーの“目の上のたんこぶ”になりがちですが、今回のGMO Developers Day 2024でも「セキュリティ」というトピックが基調講演にどかんと入っています。それは熊谷代表がセキュリティに対してどう思っているかの表れだと思います。
福森大喜氏
エンジニアも、デザイナーも一丸となり
このほかにも、GMOインターネットグループ内外の「デザイン」に携わるトップランナーを集めたパネルディスカッション「デザインと成果を結ぶ ——インハウスデザイン組織の価値について」では、デザインが企業にもたらす価値を事業の成果としていかに存在意義を認めてもらうかが熱く語られました。自分は「デザイン」とはあまり関係がないと思っているエンジニアも共感できる、共通の悩みについて考えを深めるセッションです。
パネルディスカッション「デザインと成果を結ぶ ── インハウスデザイン組織の価値について」
また、エンジニアたちの取り組みとしても、パネルディスカッション「『開発生産性向上へのアプローチ』 GMOインターネットグループ各社による計測から改善へのリアルな実践例」で熱い議論が交わされました。
AI技術やコミュニケーションで開発効率を高めつつ、いかにそれを評価していくかという課題に、同グループの開発者たちが試行錯誤している様子が伝わる内容でした。
AI技術やコミュニケーションで開発効率を高めつつ、いかにそれを評価していくかという課題に、同グループの開発者たちが試行錯誤している様子が伝わる内容でした。
パネルディスカッション「開発生産性向上へのアプローチ」
これらのセッションはすべて、動画としてアーカイブが残されています。興味のあるセッションがあれば、ぜひ今からチェックしてみてください。
都心を一望できるGMOグローバルスタジオ
宮田 健
ライター
2012年よりITセキュリティのフリーライターとして活動するかたわら、個人活動として“広義のディズニー”を取り上げるWebサイト「dpost.jp」を1996年ごろから運営中。テーマパークやキャラクターだけではない、オールディズニーが大好物。2020年、2022年には講談社「ディズニーファン」に短期連載も。
Webサイト:https://dpost.jp/
X:@dpostjp