AIとの対話を通して達成度を振り返る
目標管理に生成AIを使うのであれば、対話形式での振り返りもおすすめです。「スキルの習得」のような、数値化しにくい目標を掲げた場合、客観的な達成度の判断がしにくいこともありますよね。そんなときは、その気持ちをそのまま生成AIに投げてみるのも手です。
今回の例では、「年初に『プログラミングスキルを習得する』という目標を立てましたが、現在どの程度達成できていますか?具体的な成果や課題を教えてください」と質問してみました。
今回の例では、「年初に『プログラミングスキルを習得する』という目標を立てましたが、現在どの程度達成できていますか?具体的な成果や課題を教えてください」と質問してみました。
ふんわりした質問だが……
あまりに質問がふんわりしているような気もしたのですが、生成AIは評価の指針になる項目をいくつか質問してくれました。対話を通じて、学習時間、習得したスキル、今後の学習計画などを振り返ることができ、生成AIはその回答に基づいて、目標達成度を評価したり、今後の行動計画を提案したりすることができます。
生成AIのいいところは、ふんわりした質問でも怒ったりバカにしたりしてこないところ。また「全然やってない」なんて場合も、厳しく詰められたりしないところです。
仮に今、目標達成に向けた取り組みがほとんどできていないとしても大丈夫。 自分自身の正直な考えを整理し、目標達成に向けたモチベーションを高めることもできますよ。
また「仕事に役立つパソコン関連の資格を教えて」など、追加の依頼をすれば、Geminiをはじめとするインターネット検索と連携したAIは、ネット上のさまざまな情報を検索したうえで、各資格について詳細を説明してくれます。
生成AIのいいところは、ふんわりした質問でも怒ったりバカにしたりしてこないところ。また「全然やってない」なんて場合も、厳しく詰められたりしないところです。
仮に今、目標達成に向けた取り組みがほとんどできていないとしても大丈夫。 自分自身の正直な考えを整理し、目標達成に向けたモチベーションを高めることもできますよ。
また「仕事に役立つパソコン関連の資格を教えて」など、追加の依頼をすれば、Geminiをはじめとするインターネット検索と連携したAIは、ネット上のさまざまな情報を検索したうえで、各資格について詳細を説明してくれます。
外部ツールと連携させる
生成AIに、年初に立てた目標と現在の状況を伝えて達成率を出してもらうなら、「100万円貯金」の例で収支データを読み込ませたように、客観的なデータがあると心強いです。目標達成のためのアドバイスや達成までの行動計画がより具体的になるでしょう。
目標管理アプリやツールと生成AIを連携させることで、より効率的に目標管理を行うことができます。行動ログをこまめに取ることは、目標に対する意識がぼやけにくくなる効果もあり、個人的にもおすすめしたい方法です。
たとえばGeminiであれば、Google Workspaceのアプリと連携し、Gmail、Googleドキュメント、Googleドライブなどの情報にアクセスできます。
「Google Keepに記録した目標や進捗状況をGeminiに読み込ませ、分析やアドバイスを求める」「Googleカレンダーに記録した予定と目標を照らし合わせ、Geminiにスケジュール調整のアドバイスを求める」といった使い方ができます。
Googleドキュメントで簡単な日記をつけておけば、それらにひも付いた分析をすることもできます。また、Geminiと直接連携できないデータやファイル形式でも、間接的にな連携は可能です。
1. テキストデータのエクスポート/インポート
多くのログアプリや日記アプリは、テキストデータのエクスポート/インポート機能を備えています。この機能を利用して、アプリに記録したデータをGeminiに入力し、分析やアドバイスを求めることができます。
2. スクリーンショット
アプリの画面をスクリーンショットで撮影し、Geminiに読ませ、内容を分析させることができます。
現時点でログツールとして筆者がイチオシなのは、 シンプルなメモアプリの「Google Keep」。目標や進捗状況を記録するのに最適です。また「Googleカレンダー」で目標達成に必要なタスクをスケジュールに組み込むこともできます。
日記アプリの「Journey」は、日々の出来事や感情だけでなく、画像の添付やタグ付けによる日記の分類も可能なので、後からさまざまな切り口でライフログの振り返りができるのが魅力。
こういったアプリで取ったログデータをシームレスに連携させられるのも、生成AIで目標進捗を管理する大きなメリットといえるでしょう。
*******
客観的な視点から目標達成度を評価してもらえるのが生成AIのいいところ。自分では気づきにくい課題や改善点に気づかせてもくれます。
また、AIとの対話を通じて目標に対する意識を高め、モチベーションを維持することも可能です。
さらに来年からは、年末に「目標を達成できなかった……」と後悔しないためにも、生成AIを活用して振り返りを定期的に行い、目標達成度チェックを行いましょう。特に2025年の新しい目標を立てる前に、まずは今年の目標の進捗を振り返ることをおすすめします。
目標管理アプリやツールと生成AIを連携させることで、より効率的に目標管理を行うことができます。行動ログをこまめに取ることは、目標に対する意識がぼやけにくくなる効果もあり、個人的にもおすすめしたい方法です。
たとえばGeminiであれば、Google Workspaceのアプリと連携し、Gmail、Googleドキュメント、Googleドライブなどの情報にアクセスできます。
「Google Keepに記録した目標や進捗状況をGeminiに読み込ませ、分析やアドバイスを求める」「Googleカレンダーに記録した予定と目標を照らし合わせ、Geminiにスケジュール調整のアドバイスを求める」といった使い方ができます。
Googleドキュメントで簡単な日記をつけておけば、それらにひも付いた分析をすることもできます。また、Geminiと直接連携できないデータやファイル形式でも、間接的にな連携は可能です。
1. テキストデータのエクスポート/インポート
多くのログアプリや日記アプリは、テキストデータのエクスポート/インポート機能を備えています。この機能を利用して、アプリに記録したデータをGeminiに入力し、分析やアドバイスを求めることができます。
2. スクリーンショット
アプリの画面をスクリーンショットで撮影し、Geminiに読ませ、内容を分析させることができます。
現時点でログツールとして筆者がイチオシなのは、 シンプルなメモアプリの「Google Keep」。目標や進捗状況を記録するのに最適です。また「Googleカレンダー」で目標達成に必要なタスクをスケジュールに組み込むこともできます。
日記アプリの「Journey」は、日々の出来事や感情だけでなく、画像の添付やタグ付けによる日記の分類も可能なので、後からさまざまな切り口でライフログの振り返りができるのが魅力。
こういったアプリで取ったログデータをシームレスに連携させられるのも、生成AIで目標進捗を管理する大きなメリットといえるでしょう。
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客観的な視点から目標達成度を評価してもらえるのが生成AIのいいところ。自分では気づきにくい課題や改善点に気づかせてもくれます。
また、AIとの対話を通じて目標に対する意識を高め、モチベーションを維持することも可能です。
さらに来年からは、年末に「目標を達成できなかった……」と後悔しないためにも、生成AIを活用して振り返りを定期的に行い、目標達成度チェックを行いましょう。特に2025年の新しい目標を立てる前に、まずは今年の目標の進捗を振り返ることをおすすめします。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019