甘さ控えめが好きな人には「たまごかけ醤油」
「たまごかけ醤油」(200ml)はAmazonで930円で購入
味うんぬんの前にこの値段が気になった人もいるはず。というのも、梅屋のECサイトを見てみると、税込486円で販売されているからです。しかし、公式サイトで購入した場合、熊本県外への配送には825円の送料がかかるので、場合によってはAmazonで買うほうがお得かもしれません。梅屋では味噌やだし・つゆ、酢なども扱っていますので、もし、ほかの商品とあわせ買いするなら公式サイトで買いましょう。
九州の醤油といえば、甘口のものが多い印象ですが、梅屋のたまごかけ醤油は、甘さがかなり控えめです。かといって塩味が強いわけではなく、スッと醤油の味が消えるので、卵かけごはん本来の味をしっかり楽しめます。
九州の醤油といえば、甘口のものが多い印象ですが、梅屋のたまごかけ醤油は、甘さがかなり控えめです。かといって塩味が強いわけではなく、スッと醤油の味が消えるので、卵かけごはん本来の味をしっかり楽しめます。
見た目からは想像つかないくらい軽い口当たり
実際、今回食べ比べをする際に友人にも食べてもらったところ、この醤油が一番気に入ったそうです。筆者は甘い醤油も好きなのですが、食事での甘さを好まない人には好まれる醤油でしょう。
白醤油とトリュフが香る「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」
「今日はとにかく贅沢な気分に浸りたい!」そんなときに使いたいのが、紀ノ国屋の「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」です。白醤油、オリーブオイルをメインに、黒トリュフがたっぷり使われた卵かけごはん専用の醤油となっています。
「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」(150g)はAmazonでも購入可能
オリーブオイルとトリュフがよく混ざるように、使う前にしっかり振るのを忘れずに。封を開けた途端、トリュフのいい香りが漂い、ただの卵かけごはんを食べるだけなのにワクワクさせてくれるんです。
オリーブオイルが多く、しっかり振ってからでないとオイルだけが出てきてしまうので注意
卵かけごはんにかけてみると、醤油自体からは甘さを感じます。醤油の味を楽しむというよりは、トリュフの香りを楽しむのがメインかもしれません。しかし、一気に洋風の仕上がりになるので、「もう卵かけごはんには飽きた……」という人には新たな発見があるはず。卵かけごはんだけでなく、和風パスタの仕上げに使っても良さそうです。
福井の名産「濱乃雲丹醤」は磯の恵みを凝縮
「濱乃雲丹醤」(140g)はAmazon、カルディやアンテナショップでも購入可能
筆者は以前からこの魚醤の存在は知っていたのですが、卵かけごはんにかけるという発想はありませんでした。使うとすれば、刺身、パスタソース、ドレッシングに使うといったイメージだったのです。
雲丹というよりも磯の香りが強い。かなりドロっとしていてソースのようだ
しかし、ものは試しと卵かけごはんに使ってみたところ、これが想像以上においしかったんです! 食べた瞬間に雲丹の風味が押し寄せ、卵のまろやかさとの相性も抜群。ただし、かけすぎるとくどくなってしまうので、ちょっと垂らす程度で十分です。雲丹を食べているような気分になれるご当地調味料をぜひお試しあれ。
今回紹介した醤油は、いずれもちょっとお高めではありますが、買って損のないものばかり。卵かけごはんにはもちろん、その日の気分に合わせていろんな醤油を使い分けるのも楽しいですよ。
今回紹介した醤油は、いずれもちょっとお高めではありますが、買って損のないものばかり。卵かけごはんにはもちろん、その日の気分に合わせていろんな醤油を使い分けるのも楽しいですよ。
今西 絢美
おいしいものナビゲーター
調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、唎酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。