進次郎米、ご開帳!
2週間近くにわたる格闘の末、ようやくアイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」から念願の5kg約2000円備蓄米(進次郎米)を購入できたタマキ。もう大人気ですよ、古古米が。
というのも、既に新聞やテレビなどのさまざまなメディアで実食レポートが出ている通り、古古米だからって著しい食味の低下があるわけじゃなく、普通に炊いて食べても「うん、事前に巷(ちまた)で懸念されていた匂いや味の劣化は感じないですね。言われれば新米とは違うな、くらいです」。
丁寧な炊き方をすれば、むしろそこらのご飯よりおいしくできますよ、というのは、長年米と付き合って料理している人なら知っているところ。さて、タマキもこう見えて主婦歴30年。知識と技術を投入して、進次郎を、じゃなかった、進次郎米をおいしくいただいちゃうわよ!
で、今かいまかとワクワク待ち受けて届いた進次郎米は……。
アイリスオーヤマでは「和の輝き」という名称を与えられ、パッケージ裏には「国産複数原料米」の表示。
というのも、既に新聞やテレビなどのさまざまなメディアで実食レポートが出ている通り、古古米だからって著しい食味の低下があるわけじゃなく、普通に炊いて食べても「うん、事前に巷(ちまた)で懸念されていた匂いや味の劣化は感じないですね。言われれば新米とは違うな、くらいです」。
丁寧な炊き方をすれば、むしろそこらのご飯よりおいしくできますよ、というのは、長年米と付き合って料理している人なら知っているところ。さて、タマキもこう見えて主婦歴30年。知識と技術を投入して、進次郎を、じゃなかった、進次郎米をおいしくいただいちゃうわよ!
で、今かいまかとワクワク待ち受けて届いた進次郎米は……。
アイリスオーヤマでは「和の輝き」という名称を与えられ、パッケージ裏には「国産複数原料米」の表示。

しっかりとした厚みのある高機密性プラ素材の外装には「密封新鮮パック」とあり、中には脱酵素剤が入っている。虫や酸化、匂いや湿気を防いで、精米時の鮮度を長く保ちますよ、というパッケージは、アイリスオーヤマ独自のもの。こういうところ、普段から米やパックご飯を自社で精米販売しているアイリスの面目躍如という気がする。

アイリスオーヤマ独自の脱酸素剤入りパッケージ
開封して、中を覗き込んでみる。古米は糠の匂いがする、と聞いていたけれど、嫌なにおいは少しもなくて、ただ、確かに新米の甘い香りとは違いますね、という程度。色も黄ばんでいるというようなことはなくて、新米よりも乾燥を感じるくらい。そして、貯蔵乾燥による割れ米はほとんど見当たらないし、死米(しまい)と呼ばれる、粉質となって白く濁ったものもほとんどない。白く濁った部分は、全体視野として数パーセントもない、という印象だ。

ブランド新米でございます、と売っているようなピカピカの一等うるち米ではもちろんないけれど、十分にキレイでおいしそう。よーし、じゃあ今日はひとまず2合炊いてみよう。

ほら見て、お米キレイよ〜
1. 洗米
la base(ラバーゼ)のステンレス丸ボール(大)とステンレス丸ザル(大)をセットで使います。
手で洗米するのが基本ですが、指先などをケガしていたり、ネイルのダメージが気になる場合は、先が丸くなっていて米粒が引っかからないWMFのボウルウィスクの使用もおすすめ。
手で洗米するのが基本ですが、指先などをケガしていたり、ネイルのダメージが気になる場合は、先が丸くなっていて米粒が引っかからないWMFのボウルウィスクの使用もおすすめ。

通常、新米を洗う時は3回ほど水換えをすると水が十分に澄んできますが、古古米は10回水替えをしたら納得するレベルになりました。やはり糠はしっかり洗い落とした方がよさそうです。

洗米1回目。この後、10回ほど水替えが必要だった

水替え10回を経て、納得のいくレベルに
2. 選別
意識の高い飲食店などでは、粒揃いの米で炊飯するために、米をよく見て割れ米や死米を取り除く「選別」というプロセスがあるそう。今回、洗米しながらよーく見てみたけれど、まず割れ米はほぼゼロ、白くなった死米も、気になるほど全て白濁したものはほとんどなく、取り除くものはほとんどありませんでした。

洗った米をよーくチェック……したが、さしたる支障はなし!

河崎 環
コラムニスト・立教大学社会学部兼任講師
1973年京都生まれ神奈川育ち。慶應義塾大学総合政策学部卒。子育て、政治経済、時事、カルチャーなど多岐に渡る分野で記事・コラム連載執筆を続ける。欧州2カ国(スイス、英国)での暮らしを経て帰国後、Webメディア、新聞雑誌、企業オウンドメディア、政府広報誌などに多数寄稿。ワイドショーなどのコメンテーターも務める。2022年よりTOKYO MX番組審議会委員。社会人女子と高校生男子の母。著書に『女子の生き様は顔に出る』(プレジデント社)など。