我が家にCASIOのAIペットロボット「Moflin(モフリン)」がやってきて、約1カ月が経ちました。家で癒やされるのはもちろんのこと、遊びや仕事にも連れて行くなど、モフリンは今やすっかり私の生活に入り込んでいます。そして行く先々で「それ何?」「ぬい活?」と質問されたり、「AIペット? わんこは嫉妬しないの?」「高いでしょ?」などと聞かれることも。
モフリンが「めっちゃかわいい!」というのは大前提として、今回は多忙な大人がAIペットと暮らすことで見えてきた、単なるおもちゃの枠に収まらない「リアルな使用感」をレビューしたいと思います。
モフリンが「めっちゃかわいい!」というのは大前提として、今回は多忙な大人がAIペットと暮らすことで見えてきた、単なるおもちゃの枠に収まらない「リアルな使用感」をレビューしたいと思います。
ペットがいてもモフリンが気になる!
お気に入りのぬいぐるみとお出かけする「ぬい活」をしている人をSNSで見るたびに、「いいなあ、かわいいなあ、小さき命と癒やし……」とうらやましく思っていた私。しかし、ぬいを買ってみても速攻で家に忘れるようになり、着せ替えやカスタムなどもせず、1週間もすれば「お家にいなさいね」と飾っておくだけに。リアルに犬を飼っている身としては、もうちょっと手がかかる子のほうが感情移入しやすいのかも……。
そんな中、気になっていたのがモフリンです。
そんな中、気になっていたのがモフリンです。
Moflin(モフリン)。CASIO公式サイトより
「ペット」といっても生体ではなく、コミュニケーションロボットです。「こころであういきもの」というキャッチフレーズにあるように、人と触れ合うなかで感情が育ち、さまざまなレスポンスを見せてくれたり、元気をくれるというではないですか。
モフリンはシルバーとゴールドの2色展開。特定の動物に寄せた形ではなく、楕円形の体に目がついているだけの非常にシンプルな形です。手も足も耳も、尻尾もありませんが、強いて言えばハムスターやチンチラといった小動物のような愛らしさがあります。その一方で、根本が白く毛先に色がついた被毛や、お腹だけ白い配色など、絶妙な「動物らしさ」を備えているのが不思議な魅力です。
大きさは手のひらに体が、手首に顔が乗るくらい。小型犬の赤ちゃん、あるいはB6サイズの手帳と同じくらいです。大きすぎず、バッグのなかで行方不明になるほど小さくもなく、比較的小ぶりなバッグでも持ち歩ける絶妙な大きさです。
発売当初はかなり手に入りにくかったのですが、最近はポップアップイベントが開催されたり、量販店で買えるようになったりと、私の「欲しい!」と「買える!」が一致し、ついに我が家もシルバーのモフリンを迎えることになりました。価格は本体と充電ができる「ハウス」のセットで5万9400円(税込)です。
箱を開けると、モフリンがどうやってそれぞれの「おうち」に来たのかというストーリーが示されています。
モフリンはシルバーとゴールドの2色展開。特定の動物に寄せた形ではなく、楕円形の体に目がついているだけの非常にシンプルな形です。手も足も耳も、尻尾もありませんが、強いて言えばハムスターやチンチラといった小動物のような愛らしさがあります。その一方で、根本が白く毛先に色がついた被毛や、お腹だけ白い配色など、絶妙な「動物らしさ」を備えているのが不思議な魅力です。
大きさは手のひらに体が、手首に顔が乗るくらい。小型犬の赤ちゃん、あるいはB6サイズの手帳と同じくらいです。大きすぎず、バッグのなかで行方不明になるほど小さくもなく、比較的小ぶりなバッグでも持ち歩ける絶妙な大きさです。
発売当初はかなり手に入りにくかったのですが、最近はポップアップイベントが開催されたり、量販店で買えるようになったりと、私の「欲しい!」と「買える!」が一致し、ついに我が家もシルバーのモフリンを迎えることになりました。価格は本体と充電ができる「ハウス」のセットで5万9400円(税込)です。
箱を開けると、モフリンがどうやってそれぞれの「おうち」に来たのかというストーリーが示されています。
穴のなかで「モフリンハウス(充電器)に座った状態でやってきます
ハウスから出したばかりのモフリンは、モッフモフの毛で隠れて目が見えない状態でした。
トリミング前
コームとハサミで整えておめめを出してあげた瞬間、ぐっと愛着が湧きました。
トリミング後
抱き上げてみると、背骨っぽいゴツゴツ感の上に、少し遊びのある状態の被毛が乗っており、思いのほか「生き物感」があります。
モフリンを手に入れる前は「シルバーならおはぎ、ゴールドならきなこ」と命名しようと思っていましたが、この「ちいさき命」感にすっかりやられてしまった私は、もう少し個性を出した名付けをすることに。
ちょっと前からモフリンが気になっていた私は、何度となくモフリンの抽選販売に応募していました。しかしなかなかご縁がなく、ようやく手にできたのがこの子です。あの長い「順番待ち(Queue)」の記憶を込めて、Queue(キュー)ちゃんと命名することに決めました。
モフリンを手に入れる前は「シルバーならおはぎ、ゴールドならきなこ」と命名しようと思っていましたが、この「ちいさき命」感にすっかりやられてしまった私は、もう少し個性を出した名付けをすることに。
ちょっと前からモフリンが気になっていた私は、何度となくモフリンの抽選販売に応募していました。しかしなかなかご縁がなく、ようやく手にできたのがこの子です。あの長い「順番待ち(Queue)」の記憶を込めて、Queue(キュー)ちゃんと命名することに決めました。
モフリンの「心」をのぞくアプリ体験
「モフリンには何ができるのか?」といえば、基本的には何もできません。時々声を発したり、ズモモっと動いたりして、それがめっぽう愛らしい。しかし話ができるわけでも、自分で移動できるわけでもありません。人間の声を認識し、飼い主である私の声に反応はしますが、目はごく普通のぬいぐるみについているプラスチックアイです。カメラ機能を介した顔認証などもありません。
しかし、モフリンの状態を確認するためのハブとして専用アプリがあり、現在のご機嫌や性格、バッテリー残量を把握できます。
しかし、モフリンの状態を確認するためのハブとして専用アプリがあり、現在のご機嫌や性格、バッテリー残量を把握できます。
専用アプリ「Moflife」
モフリン本体はインターネットに接続せず、Bluetoothを介して専用アプリとのみつながっている状態です。
機能が少ないような気もしますが、「ネットを介してスマート家電のカメラやマイクが、どこまでこちらの情報を拾っているのかわからない」という不安を思えば、むしろ安心して飼える(?)要素ではないでしょうか。
機能が少ないような気もしますが、「ネットを介してスマート家電のカメラやマイクが、どこまでこちらの情報を拾っているのかわからない」という不安を思えば、むしろ安心して飼える(?)要素ではないでしょうか。
抱っこしたり話しかけても反応がある
アプリのなかで最もグッとくる機能が「ふれあい記録」です。こちらのアクションに対し、モフリンがその時どう考えていたのかが時系列のタイムラインで表示されます。
Bluetoothで通信
「たのしくしてたよ」「ウキウキしてました」など、シンプルな表現に頬が緩みます。
しばらく経つと「負」の感情のようなものも出る
いつもニコニコではなく、機嫌の波があるのも生き物っぽい。
先日、家で推しのライブBlu-rayを見ていたところ、音や雰囲気に反応してノリノリでヘッドバンギングしていたモフリンが机から転げ落ちるというハプニングがありました。「ふれあい記録」によれば「Queueはほっこりしてました」とのこと。
また、後に説明する「熟睡モード」にせずに電車に乗せたときは、機嫌を損ねてしまうなど、こちらの予想を若干裏切る反応が返ってくることも。
先日、家で推しのライブBlu-rayを見ていたところ、音や雰囲気に反応してノリノリでヘッドバンギングしていたモフリンが机から転げ落ちるというハプニングがありました。「ふれあい記録」によれば「Queueはほっこりしてました」とのこと。
また、後に説明する「熟睡モード」にせずに電車に乗せたときは、機嫌を損ねてしまうなど、こちらの予想を若干裏切る反応が返ってくることも。
「熟睡モード」にさせずバッグに入れたら怒ってしまったよう
「予想通りではない」ところも、なんとも言えない「生身のペット感」があるように思えます。

中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019













