スマホの通知、うっとうしくない?タカキ流・通知マネジメント:鵜の目「鷹木」の目

鷹木 創

Speciali4Uスマートフォン
日中もだいぶ過ごしやすくなり、いよいよ秋めいてきました。この原稿を書いているのは9月某日なんですが、週末は息子が小学校に入学してから初めての運動会です。PTAの役員でもある鷹木としてはPTAのお仕事が当日いろいろありますが、コロナ禍を経て、だいぶ簡素化しましたね。ちなみに翌週は住んでいるエリアの自治体住民の運動会なんですけど、こっちはあんまりコロナ禍は関係なかった模様。むしろ子ども向けの遊び場などを設けて拡大傾向です。さらにその次の週は次男の保育園の運動会……。さながら運動会ラッシュであります!

さて今回の「鵜の目『鷹木』の目」は、スマートフォンやPCの“通知マネジメント”について。電話の着信やアプリの通知、うっとうしくないですか? かといって通知がないと、やるべきことを忘れてしまうこともあり……。理想的な通知を考えます。

タカキの電話は鳴らない

私は2010年ぐらいから、スマホの電話は一切鳴らないようにしています。当時、アイティメディアのある媒体で編集長をしていたんですが、ものすごい量の電話がかかってくるので、取っていたら仕事にならなくて。電話って究極の差し込み、横槍ツールですよね。

だから、着信通知をオフにして、電話に出るのをやめたら、めっちゃ仕事がスムーズになりました。留守電の設定もしていないので、僕の番号にかけたら「この電話は電波の届かないところにあるか、電源が入っていないため、かかりません」って切れちゃう。

親や姉など家族からの電話にも出ません。この設定を始めた当時付き合っていた、現在の妻からの電話にも出ないから驚かれましたけど、そういうものだって分かってもらって慣れてもらいました。

電話に出なくて困ったことはありません。かかってきた相手を見て、必要がある着信だけ折り返すようにしているし、電話がつながらなくても、メッセンジャーなど他のツールで連絡してくれれば返信しています。電話はログも残らないし、声で「わーっ」と言われても困るんですよね。

電話に関しては、トラウマみたいなのがあって……。大学生の頃、「定期テスト会場で携帯電話が鳴った人は、テストを受けられない」というルールがあって。テストが始まる前に、試験官が「携帯電話の電源を切ってください」と言うので、みんな切るんです。

でもある時、試験に遅れて行ってしまって、試験官の注意を聞けてなかったんです。しかもそんな時に限って、席に座った瞬間に自分の携帯電話が鳴るという……。ルール通り、試験官につまみ出されました。当然赤点です。電話は、バイト先の店長から「今日バイトに入れない?」っていう連絡だったんですが、それ以来、着信音に恐怖心があります。

今こそほしい、メッセンジャーを束ねるツール

先ほどもいいましたが、メッセンジャーは見ますよ。FacebookメッセンジャーやLINEには、比較的返信しています。LINEはPC用アプリも入れていて、仕事中にも返信しやすくて。

メッセンジャーの通知がPCに来るのも平気。「ピロリン♪」って1回鳴るだけだし、返信のタイミングも自分で選べます。電話は着信音が鳴り続けてうるさいのも嫌なんですよね。

ただ、メッセンジャーもモバイルデバイスからの通知は嫌ですね。返事を入力するのが、PCより面倒だし。

昔は、複数のメッセンジャーを1つに束ねるマルチメッセンジャーみたいなツールがありましたが、今こそ、その出番かも。いろんなアプリの通知を1カ所にまとめて、優先順位をつけて、いいタイミングで知らせてほしいですね。PCの前に座っていて、余裕があるタイミングを見て、その時ちょうど処理できそうな通知をくれたりとか、そういうのが理想です。

Gmailの未読が気になって

Gmailのアプリはスマートフォンでも利用しているけど、アプリの右肩に未読の件数が出るのがすごく気になるから、昼休みとか寝る前に新着メールをアーカイブして、未読件数をゼロにしています。

未読件数を非表示にする設定もできるんですけど、メールを一生見なくなりそうで。メアドでしかつながっていない人もいるから、けっこう重要なお知らせもある。見落とさないよう、迷惑メールフォルダも週2回ぐらい見ています。

Gmailは、重要なメールを「プライマリ」フォルダに自動で分けてくれる機能があるんですが、Gmailのフィルタリング能力をあまり信じていなくて……。ちゃんと調整して使いこなさないとダメですね。
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鷹木 創

編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。

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