1987年にKODAKが発売した初のシグネチャー使い捨てカメラ「KODAK Fling」のレトロな魅力にデジタルのエッセンスを加えた「Kodak Charmera」が登場しました。
“Charmera“とは“小さな飾り”を意味する”Charm”と“CAMERA“を合わせた造語だそう。キーチャームのような超コンパクトサイズに意外なほどの本格スペックを詰め込んだCharmeraは、日常を彩る相棒になってくれるでしょう。
公式サイト(Kodak RETO)のオンラインショップでは初回予約分が即完売となり、国内ECや実店舗では発売が10月24日に延期されるという人気ぶりの「Kodak Charmera」。
今回は、「ほしい!」という人にも「購入するかどうか迷っている」という人にも、このカメラの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。
“Charmera“とは“小さな飾り”を意味する”Charm”と“CAMERA“を合わせた造語だそう。キーチャームのような超コンパクトサイズに意外なほどの本格スペックを詰め込んだCharmeraは、日常を彩る相棒になってくれるでしょう。
公式サイト(Kodak RETO)のオンラインショップでは初回予約分が即完売となり、国内ECや実店舗では発売が10月24日に延期されるという人気ぶりの「Kodak Charmera」。
今回は、「ほしい!」という人にも「購入するかどうか迷っている」という人にも、このカメラの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。
小さなボディに詰まった本格スペック

パッケージにも「INSPIRED BY THE KODAK FLING」と記載あり
その小ささが目を引く「Kodak Charmera」。しかし、サイズ感に反して基本的なスペックは意外にも本格的です。
センサー:1/4インチ(CMOS)
画素数:160万画素(1440×1080ピクセル)
レンズ:35mm F2.4
接続:USB-C(充電・データ転送)
写真拡張子:JPEG
フレームレート:30fps
ビデオ拡張子:AVI
バッテリー:200mAh
サイズ:58(幅)×24.5(高さ)×20(奥行き)mm
重量:30g
パッケージにはカメラ本体、キーホルダーのほかに、リーフレットとカード、USB-Cケーブルが同梱されています。
センサー:1/4インチ(CMOS)
画素数:160万画素(1440×1080ピクセル)
レンズ:35mm F2.4
接続:USB-C(充電・データ転送)
写真拡張子:JPEG
フレームレート:30fps
ビデオ拡張子:AVI
バッテリー:200mAh
サイズ:58(幅)×24.5(高さ)×20(奥行き)mm
重量:30g
パッケージにはカメラ本体、キーホルダーのほかに、リーフレットとカード、USB-Cケーブルが同梱されています。

ミニマムなキット
リーフレットにはフィルターやフレームの紹介が掲載されており、カードの裏に記載されたQRコードからはクイックスタートにアクセスすることができます。付属のUSB-Cケーブルでメディア転送が簡単にでき、写真を簡単にシェアできます。
レトロなおもちゃのように見えて、1〜128GBまでのmicroSDカードに対応していたり、充電がUSB-Cであったりと、撮影からシェアまでがスムーズに行えるのがうれしいポイントです。
さらに個人的に好感度が高いのはレンズが35mmであること。
一般的なトイデジカメは広角の28mmを採用していることが多いのですが、広角レンズは周辺部に歪みが出たり、不自然なパースがかかることも少なくありません。
レトロなおもちゃのように見えて、1〜128GBまでのmicroSDカードに対応していたり、充電がUSB-Cであったりと、撮影からシェアまでがスムーズに行えるのがうれしいポイントです。
さらに個人的に好感度が高いのはレンズが35mmであること。
一般的なトイデジカメは広角の28mmを採用していることが多いのですが、広角レンズは周辺部に歪みが出たり、不自然なパースがかかることも少なくありません。

広角で顔が長く写ってしまった例
それを利用して風景をより広大に見せたり、実物よりスタイルよく見えるようなポートレートを撮影することもできるのですが、ここまで小さなカメラに適した使い方とは思えません。
人の視覚に近い自然な描写で被写体との距離感もほどよく保てる35mmレンズは、親しい人たちとの楽しいシーンのような、日常をサッと切り取るのに相性がいいと感じます。
フレームやフィルターの種類が豊富で、フィルムカメラのように写真に日付を入れられるのもエモい。
人の視覚に近い自然な描写で被写体との距離感もほどよく保てる35mmレンズは、親しい人たちとの楽しいシーンのような、日常をサッと切り取るのに相性がいいと感じます。
フレームやフィルターの種類が豊富で、フィルムカメラのように写真に日付を入れられるのもエモい。

さらに動画も撮れるとくれば、その機能の盛りだくさんぶりに感激せざるを得ません。
価格は5480円。充実した機能とビジュアルのよさを考えるとお手頃と言える値段です。ちょっとしたギフトとしても喜ばれそう。私も、クリスマスや誕生日プレゼントとして友達にプレゼントしたいと思っているくらいです。
価格は5480円。充実した機能とビジュアルのよさを考えるとお手頃と言える値段です。ちょっとしたギフトとしても喜ばれそう。私も、クリスマスや誕生日プレゼントとして友達にプレゼントしたいと思っているくらいです。
どの子が来るかわからないドキドキ感
そんなCharmeraの本体デザインは6種+シークレット1種の計7種。「シークレット」とされているのはスケルトンのモデルのようです。

同梱のリーフレットより
1箱ごとに購入するほか、中身の重複しない6個入りのBOXセットもあります。ブラインドパッケージ、かつランダム仕様なので、仮に6個セットを購入しても、すべてのデザインをコンプリートできない点には注意が必要です。
しかしそんなことは気にならないくらい、どのデザインもパッと目を引くかわいさがあります。バッグにチャームとしてつけるだけでなく、ベルトループに着けておくのもよさそうです。「今日はカメラを持って出かけよう」ではなく、常にバッグや服につけておき、撮りたいタイミングが来たら、パシャっと撮影……。自然とそんな使い方になりそうです。
私のところに来てくれたのはブラックを基調としたデザイン。どこか平成っぽさを感じます。
しかしそんなことは気にならないくらい、どのデザインもパッと目を引くかわいさがあります。バッグにチャームとしてつけるだけでなく、ベルトループに着けておくのもよさそうです。「今日はカメラを持って出かけよう」ではなく、常にバッグや服につけておき、撮りたいタイミングが来たら、パシャっと撮影……。自然とそんな使い方になりそうです。
私のところに来てくれたのはブラックを基調としたデザイン。どこか平成っぽさを感じます。

そこはかとない「写ルンです」感
正直なところ、パッケージ外装にあるイエローか、レッドベースにKodakロゴのモデルが欲しかったのですが、こちらもまたタイプの違うかわいさがあります。何人かの友だちに見せたところ、「これが一番かわいい」という声もあり、「発売されたら自分たちも買うから、その時にみんなで交換しない?」という話にまとまりました。
欲しいモデルが明確に決まっている場合はこのように友達同士や、SNSなどで交換を呼びかけてみるのもいいかもしれません。
欲しいモデルが明確に決まっている場合はこのように友達同士や、SNSなどで交換を呼びかけてみるのもいいかもしれません。

いつでも撮れるようにバッグにつける
チャームとしてバッグにつけてみると、どちらもブラックなので収まりがよく、他の色が良かったなあ……という気持ちはさらに薄れました。
「複数買いして服やバッグに合わせて使い分けるのもいいかも」そんなよくばりな楽しみ方も浮かんできます。
「複数買いして服やバッグに合わせて使い分けるのもいいかも」そんなよくばりな楽しみ方も浮かんできます。

いつでも撮れるようにバッグにつける
チャームとして使わない場合も、バッグの中で見失わないよう、なにかに付けておくのがおすすめです。私の場合はイヤホンを入れたポーチのカラビナに付けておくことが多いです。
「いつでもすぐ撮れる」ようにするなら、付属のキーホルダーパーツのほか、ネックストラップを使用して首から下げておくのもよいでしょう。カメラ単体のかわいさと、スタイリングをしたかわいさはまた違うテイストなので、いろいろな工夫を楽しみたいところ。どの色が来ても楽しく使うことができるはずです。
「いつでもすぐ撮れる」ようにするなら、付属のキーホルダーパーツのほか、ネックストラップを使用して首から下げておくのもよいでしょう。カメラ単体のかわいさと、スタイリングをしたかわいさはまた違うテイストなので、いろいろな工夫を楽しみたいところ。どの色が来ても楽しく使うことができるはずです。

中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019