第2位:“ちょっと食べたい”をかなえてくれるヤヨイサンフーズの「ミニおはぎ」
ヤヨイサンフーズの「ミニおはぎ」。手前から「こしあん」「きなこ」「つぶあん」「ごま」になっています
第2位として紹介してくれたのが、ヤヨイサンフーズの「ミニおはぎ」です。40g×10個入りで実勢価格は500円前後。「こしあん」「つぶあん」「きなこ」「ごま」がラインアップされています。
しきさんの言葉を借りるなら「おはぎって、時々無性に食べたくなるもの」。「おばあちゃんが作ってくれたような大きなおはぎでなくても、お彼岸やお盆などの季節はもちろん、時々食べたくなる」という方も多いかもしれません。
刷り込まれた季節感や味覚でしょうか? 確かに筆者も時折「おはぎが食べたいな〜」と思うことがあります。しかし、確かにおなかいっぱい食べたいわけではないのです。そんなときに1つ40gというミニサイズは魅力的です。
しきさんの言葉を借りるなら「おはぎって、時々無性に食べたくなるもの」。「おばあちゃんが作ってくれたような大きなおはぎでなくても、お彼岸やお盆などの季節はもちろん、時々食べたくなる」という方も多いかもしれません。
刷り込まれた季節感や味覚でしょうか? 確かに筆者も時折「おはぎが食べたいな〜」と思うことがあります。しかし、確かにおなかいっぱい食べたいわけではないのです。そんなときに1つ40gというミニサイズは魅力的です。
「こしあん」と「つぶあん」以外の「きなこ」や「ごま」は、中にあんこが入っています。そのため、イチオシは「きなこ」だそうです
実際に食べてみると、思った以上にお米の粒感が残っていることに驚きます。もっとお餅っぽくなっているかと思いました。また、あんこの甘さは控えめで、すっきり上品。ちなみに「こしあん」や「つぶあん」以外の「きなこ」や「ごま」にも中にあんこが入っています。
しきさんは「きなこの香ばしさとあんこの味の両方が楽しめる“きなこ”がおすすめ」と言っていましたが、筆者も同意見です。もともと筆者がきなこ好きなのもあるのですが、「ごま」に比べて軽やかさを感じ、一つで二つの味が楽しめるのでお得に感じます。
また、個装パッケージというほどではありませんが、トレーで分けられているので、食べたい分だけ取り出して解凍可能。残りは口をきっちりと閉じて保存すれば、自分のペースでゆっくり楽しめるのもうれしいところです。
しきさんは「きなこの香ばしさとあんこの味の両方が楽しめる“きなこ”がおすすめ」と言っていましたが、筆者も同意見です。もともと筆者がきなこ好きなのもあるのですが、「ごま」に比べて軽やかさを感じ、一つで二つの味が楽しめるのでお得に感じます。
また、個装パッケージというほどではありませんが、トレーで分けられているので、食べたい分だけ取り出して解凍可能。残りは口をきっちりと閉じて保存すれば、自分のペースでゆっくり楽しめるのもうれしいところです。
冷蔵庫内で解凍すると餅生地が硬くなることがあるので、室温解凍が重要だそうです
1位:彩り豊かでさっぱり味! 味の素冷凍食品の「水菓子 白桃羹(フリーカット)」
味の素冷凍食品の「水菓子 白桃羹(フリーカット)」、実勢価格1000円前後。見た目だけなく、味も上品でおいしい一品
第1位は味の素冷凍食品の「水菓子 白桃羹(フリーカット)」。しきさんから聞いたとき、筆者は思わず「本当ですか!? ゼリーでしょ」と言ったぐらい意外でした。しかし、しきさんが言うには「見た目も華やかで、さっぱりとした味わいのバランスが良く、試食に飽き飽きしているベテランの食品問屋スタッフでも喜んで食べるくらいの一品」だそうです。
1本のサイズは約17×8cmで、重さは約360g。100g当たりのカロリーは146kacl。解凍後に切り分けるタイプの商品です。解凍時間の目安は、冷蔵庫解凍(約5℃)で2時間30分、室温解凍(約25℃)で約40分となっています。
1本のサイズは約17×8cmで、重さは約360g。100g当たりのカロリーは146kacl。解凍後に切り分けるタイプの商品です。解凍時間の目安は、冷蔵庫解凍(約5℃)で2時間30分、室温解凍(約25℃)で約40分となっています。
パッケージの内側に目盛りが付いているので、切り分けは比較的簡単。必要なサイズや個数に合わせて切り分けられるのも人気の秘密のようです
メーカーのサイトでは“ダイスカットした白桃果肉をちりばめて桃色のあんとあわせた、華やかな色合いが美しいフリーカット水菓子”と解説されている「水菓子 白桃羹(フリーカット)」。
筆者は、第一印象で「これなら、ほかのアイテムが1位でも良いのでは?」と勘ぐっていたのですが、実食してみて驚きました。口の中に広がる桃の香り、ダイスカットされた白桃果肉の食感。プルンとした口当たりや、白あんの甘みもすべてが絶妙なバランスで、業務用のデザートとは思えない上品な味付けです。カットする前の状態を知らないでそれなりの皿に盛り付けたら、和菓子専門店のお菓子だと言われてても気が付かないでしょう。かなりハイレベルです。
今回も「業務用の冷凍食品ってここまで来ているんだ!」と驚かされました。そして、上品さっぱりなので、ついつい食べてしまうのです。ベテランの食品問屋スタッフでも喜んで食べるという話が理解できました。ぜひ試してほしい一品です。
筆者は、第一印象で「これなら、ほかのアイテムが1位でも良いのでは?」と勘ぐっていたのですが、実食してみて驚きました。口の中に広がる桃の香り、ダイスカットされた白桃果肉の食感。プルンとした口当たりや、白あんの甘みもすべてが絶妙なバランスで、業務用のデザートとは思えない上品な味付けです。カットする前の状態を知らないでそれなりの皿に盛り付けたら、和菓子専門店のお菓子だと言われてても気が付かないでしょう。かなりハイレベルです。
今回も「業務用の冷凍食品ってここまで来ているんだ!」と驚かされました。そして、上品さっぱりなので、ついつい食べてしまうのです。ベテランの食品問屋スタッフでも喜んで食べるという話が理解できました。ぜひ試してほしい一品です。
まさに実用本位のパッケージ。まさか、あれほど華やかで高レベルな水菓子が入っているとはとても思えません
8000食を試食の「プロ」が厳選したベスト5は、結論としてどれもおすすめ
業務用冷凍食品全般に言えるのですが、「もしかしたらおいしいのでは?」というヒントはパッケージなどの情報からまったく得られません。というより、荷物の出荷や仕分けの際に間違わなければ良いぐらいにしか思っていないような、簡素なパッケージが基本です。
そのため、実際に食べてみた経験がないと、どれがおいしいのか見分けるのはかなり困難でしょう。というか、筆者はしきさんがいなければ、まったく見当も付きません。何千もの商品を食べて、各メーカーの得意不得意を見分けたうえで実際に食べている人には敵わないのでしょう。
そのため今回のベスト5もどれを食べてもおいしいわけです。というか、最低限のおいしさを確保できないと業務用冷凍食品としてはすぐに廃番になってしまうので、まずい方が珍しいといいます。
さまざまなメーカーから同じような商品が出ている業務用冷凍パンケーキやドーナツなどでも、お客さんの要望に合わせて、コストパフォーマンスが高く、おいしいものを提案するのが食品問屋スタッフに要求される能力のひとつだといいます。そのため、しきさんを含めたプロの目はとても厳しいのでしょう。ぜひ、その目にかなったベスト5を試してみてください。
また、過去の紹介したものを含めて、業務用冷凍食品の紹介されていたベスト5の入手が意外と難しいという話をしたところ、しきさんが関わる「日本栄養食品 楽天市場店」でベスト5セットなどの形で購入できるよう調整してくれるそうなので、ぜひ覗いてみてはどうでしょうか。
そのため、実際に食べてみた経験がないと、どれがおいしいのか見分けるのはかなり困難でしょう。というか、筆者はしきさんがいなければ、まったく見当も付きません。何千もの商品を食べて、各メーカーの得意不得意を見分けたうえで実際に食べている人には敵わないのでしょう。
そのため今回のベスト5もどれを食べてもおいしいわけです。というか、最低限のおいしさを確保できないと業務用冷凍食品としてはすぐに廃番になってしまうので、まずい方が珍しいといいます。
さまざまなメーカーから同じような商品が出ている業務用冷凍パンケーキやドーナツなどでも、お客さんの要望に合わせて、コストパフォーマンスが高く、おいしいものを提案するのが食品問屋スタッフに要求される能力のひとつだといいます。そのため、しきさんを含めたプロの目はとても厳しいのでしょう。ぜひ、その目にかなったベスト5を試してみてください。
また、過去の紹介したものを含めて、業務用冷凍食品の紹介されていたベスト5の入手が意外と難しいという話をしたところ、しきさんが関わる「日本栄養食品 楽天市場店」でベスト5セットなどの形で購入できるよう調整してくれるそうなので、ぜひ覗いてみてはどうでしょうか。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。