3合用メスティンなら、軍手や吸水バッグ、保温ブランケットまで収納できて安心感抜群!
ダイソーの「3合用メスティン」(税込1100円)に各種非常用グッズを詰め込んだところ。これに緊急用給水バッグと折りたたみ式アルミ風防板8枚も入れてフタが閉まります
理由はとても簡単。1合用や1.5合用はカセットコンロの五徳の上で小さすぎて、いまいち安定しないからです。そのため、カセットコンロで調理をする際は「3合用メスティン」が便利なのです。
実測で約19×13×7.5cmと大きいので、多くのアイテムが収納できるのも魅力です。実際に筆者は下記のアイテムを入れてみました。
・3合用メスティン (ダイソー・税込1100円)
・軍手・ロープ・笛3点セット(ダイソー・税込110円)
・アルコールバーナー用スタンド(キャンドゥ・税込110円)
・アルミ保温ブランケット(ダイソー・税込110円)
・LEDハンドルライト(ダイソー・税込110円)
・アルカリ乾電池 単3形 4本入り(キャンドゥ・税込110円)
・緊急用給水バッグ(ダイソー・税込110円)
・折りたたみ式アルミ風防板8枚(キャンドゥ・税込330円)
・のびない包帯M46(白十字・実勢価格100円前後)
以下、「1.5合用メスティン フッ素加工」と同様
・携帯用コンパクトレインポンチョ(ダイソー・税込110円)
・ アルコールストーブ 80ml(ダイソー・税込330円)
・燃料用アルコール(ドラッグストア・税込400円/500ml)500mlのうち100mlを別容器に詰め替えて収納
・ブザー付きライト(ダイソー・税込110円)
・ミニマムライト(ダイソー・税込110円)
・IDカード付き非常用鳴子笛(ダイソー・税込110円)
・6徳万能ナイフ(ダイソー・税込110円)
・HAPPY SOUP つぶコーンポタージュ(ダイソー・税込110円)1箱3袋入りの1袋を収納
・チェルシー・バタースカッチ(ダイソー・税込110円)1袋10個のうち4個を収納
・SNICKERS mini (ダイソー・税込110円)よりどり3個のうち1個を収納
・プリントライター(ダイソー・税込110円)
軍手や防風板、軍手に、アルミ保温ブランケットまでを収納した3合用メスティンに収納したアイテムを広げたところ。多くのシーンに対応できそうです
大きさの割に安価に感じる「3合用メスティン」。カセットガスコンロで使うには大きさがちょうどよく便利です
3点セットで税込110円と非常にリーズナブル。今回は軍手だけを取り出して使用しましたが、ロープやホイッスルもとても便利です
1合用や1.5合用のメスティンには入らない大ぶりな五徳。3合用メスティンを乗せてもしっかりと安定しており、使いやすいです
PET樹脂にアルミ蒸着をしたブランケット。サイズが約130×210cmと大きく、大人でもマントのように羽織ることができて、保温しやすく便利です
PET樹脂にアルミ蒸着をしたブランケット。サイズが約130×210cmと大きく、大人でもマントのように羽織ることができて、保温しやすく便利です
単3形アルカリ乾電池4本セット。1本で約24時間連続使用可能だという「LEDハンドルライト」の予備電池として考えると約4日間もライトが使用できます
最大容量約3l、推奨は約2.6〜2.7lの水を運搬することができる「緊急用吸水バッグ」。災害時などに水を運ぶのにとても役立ちます
付属の黒い巾着に入れた状態で収納。風のある屋外などでアルコールストーブなどを使用する際にあると非常に心強い。3合用のメスティンなら、これも入ります
伸縮性のないタイプの包帯。幅は約46mmで長さは約4.5m。ケガなどの際に包帯して使えるほか、ヒモのように、何かを縛るのにも利用できます
「3合用メスティン」自体を付属の箱に入れると、大きさも約21×14×9cm。当然持ち歩きには適さない大きさですが、1人暮らしのワンルームや車内などに置いておく分には、同様の内容を詰めた非常用袋などに比べるとかなりコンパクトに収まるといえるのではないでしょうか。
このサイズになると、風防板や吸水バッグ、アルミ保温ブランケットなど、さまざまなアイテムを収納しておけます。最終的には「3合用メスティン」を含む20アイテム、総計3510円相当(燃料用アルコールと容器を除く)をセレクト。かなり幅広い状況に対応できると思います。
さまざまな状況を想定してカスタマイズしたい
お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたり、明かりや雨具、ホイッスルなど、必要最低限のアイテムは入れるようにしたつもりです。しかし、災害時や非常時といっても、それぞれのライフスタイルで必要になるものは異なるはず。筆者には、今回のセレクトが向いていますが、そうではない方もいるでしょう。
ある意味キャンプに出掛けるときの用意のように、状況を想定して非常時に必要なものを再度検討、アイテムを入れ替えるなどしてカスタマイズするのは結構楽しいものです。今回は1人分を想定していますが、3合用メスティンで2人分、荷物を分けて1.5合用メスティン2つで2人分など、さまざまなシーンを想定してアイテムをセレクトしてみてはどうでしょうか。
そういったシミュレーションを行ってけば、いざというときに慌てることも少なく、冷静に行動できるかもしれません。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。