プログラミングって難しそう?
複雑な動きをするコンピューターを制御することを考えると「プログラミングって難しそう」と感じるでしょうが、実はそんなことはありません。いまでは簡単にプログラミングを始められる準備が整っています。
ビジュアルプログラミングで直感的に学べる
ビジュアルプログラミングはブロックを並べてプログラムを作る方法です。例えばキャラクターを動かしたり、音を出したりするプログラムをゲームで遊んでいる感覚で作ることができます。このやり方だとプログラムを作る上での細かいルールやプログラミング言語を覚える必要がなく、ブロックを組み合わせるだけで自分の思いどおりにプログラムを動かせるので、子どもでも簡単に始められます。
直感的にプログラムが作れるビジュアルプログラミング
こうしたビジュアルプログラミングは、プログラミングの基本を学ぶための素晴らしい第一歩です。自分で作ったものがすぐに目に見える形で動くので、プログラミングがどういうものかを楽しく理解できるでしょう。
プログラムのキホンは3つだけ
プログラミングは複雑なことばかりではなく、基本となる動きはたった3つしかありません。その3つは「順番に命令を実行すること」「条件に応じて動きを変えること」「繰り返し同じことをすること」です。
順番に命令を実行する(順次): これは、プログラムが指示どおりにひとつずつ順番に動いていくことです。例えばゲームでキャラクターを右に動かして、次にジャンプさせるという指示を出すと、そのとおりに順番に動きます。
条件に応じて動きを変える(分岐): 次に条件に応じた動きです。例えばキャラクターが壁にぶつかったら左を向く、アイテムを取ったらスピードが速くなる、などの指示を条件が満たされたときにだけ実行するようにできます。
繰り返し同じことをする(繰り返し): 最後に、繰り返しです。同じ動きを何度も繰り返させることで、例えばゲーム内でキャラクターが自動で動き続けたり、音楽のリズムを繰り返して演奏したりできます。
この3つの基本さえ押さえれば、どんなプログラムでも作ることができるようになります。複雑に見えるプログラムも、実はこれらの基本動作を組み合わせているだけなのです。
プログラミングはこうしてひとつひとつ順番に学んでいけば、誰でも楽しくマスターできるスキルです。最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはビジュアルプログラミングやプログラムの基本を理解するところから始めてみるとよいでしょう。
順番に命令を実行する(順次): これは、プログラムが指示どおりにひとつずつ順番に動いていくことです。例えばゲームでキャラクターを右に動かして、次にジャンプさせるという指示を出すと、そのとおりに順番に動きます。
条件に応じて動きを変える(分岐): 次に条件に応じた動きです。例えばキャラクターが壁にぶつかったら左を向く、アイテムを取ったらスピードが速くなる、などの指示を条件が満たされたときにだけ実行するようにできます。
繰り返し同じことをする(繰り返し): 最後に、繰り返しです。同じ動きを何度も繰り返させることで、例えばゲーム内でキャラクターが自動で動き続けたり、音楽のリズムを繰り返して演奏したりできます。
この3つの基本さえ押さえれば、どんなプログラムでも作ることができるようになります。複雑に見えるプログラムも、実はこれらの基本動作を組み合わせているだけなのです。
プログラミングはこうしてひとつひとつ順番に学んでいけば、誰でも楽しくマスターできるスキルです。最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはビジュアルプログラミングやプログラムの基本を理解するところから始めてみるとよいでしょう。
次回予告「プログラミングをやってみよう!」
次回からはいよいよ、プログラミングを実際に学んでいきます。どんなプログラムを作るのか、楽しみにしていてください。
まずは簡単な動きから始めて、少しずつ自分でプログラムを作れるようになりましょう。
次回もお楽しみに!
まずは簡単な動きから始めて、少しずつ自分でプログラムを作れるようになりましょう。
次回もお楽しみに!
成瀬 允宣
【GMOインターネットグループ デベロッパーエキスパート / GMOインターネットグループ アプリケーション開発本部 所属】
テックリードとしてWebアプリケーションプロダクト開発に従事するほか、大学講師やKids VALLEY プロジェクトにおける小学校プログラミング教育に携わる。また、カンファレンスなどでソフトウェア開発・設計を主軸に講演活動を行っている。
著書『ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本』
X:@nrslibi