発達障害を乗り越えて。小学生ラッパーが伝える自分らしく生きる大切さ

発達障害があって学校に通っていないからこそ、できることもある

2人はお互いを最高のパートナーと呼び合うが、不登校のチーパンは人付き合いについてもほかの同年代の子供とは違う独特の考え方を持つ。

「人付き合いはやっぱり苦手だし、学校は怖い。でも、ネットで会った人や他の学校に通っている友達をキノーに紹介したりとか、そんな感じでみんなで遊びに行ったりもするから、友達を作る場所は学校だけじゃないと思います」(チーパン)

また、チーパンは発達障害で失ったものは特になく、あえていうなら「平穏な人生」だけだという。それだけに今後は“普通”だとできないことをやっていきたいと語る。

「普通に学校に通っていてもできることは限られているし、発達障害があって学校に通っていないからこそ、できることもあると思うからそれをやっていきたい。ラップはそれを探すためにやっているんです」(チーパン)

同じように発達障害を抱え、不登校に悩んでいる同世代の子供に対しては「自分の意見を持つべきだし、自分の人生は自分で決めるべき」と言い、仮に自分と同じように不登校を選んだとしても悩むことはなく、自分らしく生きてほしいとエールを送る。また2人は「ラップにはそういうメッセージを伝える力があるからこそ、これからもラップを続けていきたい」とも語る。
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CHIKI CHIKIをデビューさせた「CHIKIプロジェクト」は、先述の「2DOME no Jinsei」のリリースにあわせて、こんなステートメントを発表している。

「個性を尊重し、それぞれの人生をリスペクトし才能を伸ばし、既成概念に囚われず、子供達が心の底から人生を楽しみ、未来を切り開いてほしい。そして、彼らに優しい援助の手が差し伸べられ、全ての子供たちが自信を持って生きていける世界が訪れて欲しい」

日本でも多様性を重んじる声が広がりを見せているが、実際には生きづらさを感じている人はまだまだ多い。その中でCHIKI CHIKIがラップする等身大の小学生のメッセージを乗せたリリックに耳を傾けることは、大人にも子どもにも新しい気づきを与えてくれる。

今後、1人でも多くの人が自分らしく生きていける社会にしていくためにも、自分らしく生きる戦い始めた彼らを応援していきたい。
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