今年も爆音!そしてレーザーがやっぱり派手
会場に入ると、ちょうどBLACK EYED PEASのパフォーマンスが始まったところでした。
今年も光ってるよ〜
アリーナの後方はスペースに余裕があって踊りやすいのと、隅から隅まで爆音とレーザー光線の海なので、どこにいても寂しくない。肌が粟立つくらいの音に包まれると、なんだか泳いでいるような気持ちになります。なお、一般チケットはアリーナとスタンド両方で鑑賞できるので、ちょっと一息つきたくなったらスタンド席でステージを拝むこともできます。
BLACK EYED PEASは、2000年代からのヒット曲をずーーーーーーっと歌ってくれました。全曲知ってて、全曲元気が出る。ビートが私の魂に刻み込まれてる。いつか私が老人ホームで暮らす日が来たら、彼らの音楽で目を覚まして1日をハツラツと始めたい。
かつてボーカルを担当していたファーギーが脱退してから、彼らはどんなふうにパフォーマンスしているんだろうかと勝手に心配していましたが、ツアーメンバーのJ. Rey Soulが「私がディーバよ!」といわんばかりに歌い上げてくれてて、何も心配いらなかった!
BLACK EYED PEASは、2000年代からのヒット曲をずーーーーーーっと歌ってくれました。全曲知ってて、全曲元気が出る。ビートが私の魂に刻み込まれてる。いつか私が老人ホームで暮らす日が来たら、彼らの音楽で目を覚まして1日をハツラツと始めたい。
かつてボーカルを担当していたファーギーが脱退してから、彼らはどんなふうにパフォーマンスしているんだろうかと勝手に心配していましたが、ツアーメンバーのJ. Rey Soulが「私がディーバよ!」といわんばかりに歌い上げてくれてて、何も心配いらなかった!
“ティム”のためにライトを掲げて
BLACK EYED PEASに続いて始まったのはスウェーデンの人気DJ・GALANTISのパフォーマンス。
EDMにさほどなじみがない人でも、一瞬で「コレ知ってる〜〜〜〜!」とウルッとくる感じの、いわゆるアンセムソングを作るのが得意なアーティストです。「Runaway(U & I)」とかね。
あとGALANTISといえば「例のネコ」に触れずにはいられない。ネコのような宇宙人のような、一度見たら絶対に忘れない生物がGALANTISの公式キャラクターです。名前は「シーフォックス」というらしい。GALANTISのアルバムのジャケットは全てこの謎ネコことシーフォックスの顔面がどーんとデザインされてます。
EDMにさほどなじみがない人でも、一瞬で「コレ知ってる〜〜〜〜!」とウルッとくる感じの、いわゆるアンセムソングを作るのが得意なアーティストです。「Runaway(U & I)」とかね。
あとGALANTISといえば「例のネコ」に触れずにはいられない。ネコのような宇宙人のような、一度見たら絶対に忘れない生物がGALANTISの公式キャラクターです。名前は「シーフォックス」というらしい。GALANTISのアルバムのジャケットは全てこの謎ネコことシーフォックスの顔面がどーんとデザインされてます。
高解像度な曲面スクリーンもフル活用して例のネコがドーン
例のネコ(シーフォックス)のサイケデリックな映像と共にアンセムに次ぐアンセムがプレイされ、終始ハッピーではあったものの、ライブの最中にGALANTISが客席に向かって「友達の“ティム”のためにみんなスマホのライトを掲げてよ!」と呼びかけたあたりで会場の空気がさらにもう一段熱いものに変わりました。ティムとは、2018年に世を去ったAviciiの本名。Aviciiもスウェーデン出身で、EDMカルチャーの中心的存在で、GALANTISにとって大切な盟友です。
友人の名前を呼びながらGALANTISが選んだ曲は、Aviciiの名曲「Levels」。スタンド席もアリーナもスマホの白い光に包まれて美しかった。
さらにGALANTISのヒット曲「No Money」とAviciiの名曲「Waiting For Love」のマッシュアップが演奏されたりで、踊るこちらもライトをずーっとかかげっぱなし。感動的だったなー。
GALANTISを今回初めて知ったという女子高校生が「なにあれ、めちゃかっこいいじゃん!」と興奮気味に話してたのが印象的でした。フェスっていろんなアーティストの魅力をダイレクトに知る最高のチャンスなんですよね。
友人の名前を呼びながらGALANTISが選んだ曲は、Aviciiの名曲「Levels」。スタンド席もアリーナもスマホの白い光に包まれて美しかった。
さらにGALANTISのヒット曲「No Money」とAviciiの名曲「Waiting For Love」のマッシュアップが演奏されたりで、踊るこちらもライトをずーっとかかげっぱなし。感動的だったなー。
GALANTISを今回初めて知ったという女子高校生が「なにあれ、めちゃかっこいいじゃん!」と興奮気味に話してたのが印象的でした。フェスっていろんなアーティストの魅力をダイレクトに知る最高のチャンスなんですよね。
ZEDDもアノ曲をかけるんだね
27日のヘッドライナーZEDDも申し分なしにすばらしかった!
踊る気まんまんの人はアリーナ前方につめかけ、それ以外の人も彼の出番をそれぞれのスタイルで待ち構えていました。U19のお客さんはスタンド席のみで鑑賞していますが、後ろでも楽しいもんは楽しいんですよ。
踊る気まんまんの人はアリーナ前方につめかけ、それ以外の人も彼の出番をそれぞれのスタイルで待ち構えていました。U19のお客さんはスタンド席のみで鑑賞していますが、後ろでも楽しいもんは楽しいんですよ。
お手製のZEDDお面を持参していたファン。強い愛が伝わってくる
自身のヒット曲(めちゃくちゃいっぱいある)と一緒に『ゼルダの伝説』のメインテーマを自身でリミックスしたものをかけてくれたり。彼のライブのお約束が全部実現されてて、とても楽しい。
去年よりレーザーが派手な気がする
なかでも私が一番アガったのは、Lana Del Reyの「Summertime Sadness」のリミックスをかけてくれたこと。
「Summertime Sadness」は、オリジナルでは実に気だるくアンニュイな曲なのに、リミックスでなんだかめちゃくちゃ踊れる曲に大変身を遂げたパーティー・アンセム。世界中のクラブでプレイされ続けること早10年。あまりにプレイされるものだから、The Chainsmokersの初期のヒット曲「#SELFIE」の歌詞で「今は夏でもないのに、なんであのDJは“Summertime Sadness”をかけてるわけ?」とイジられるほど。ということで、真冬のフェスで世界最高峰のトラックメイカーでありDJのZEDDが「#SELFIE」の世界を再現してくれたことが、私は妙にうれしくて終始ニヤニヤしっぱなし。
ちなみにThe Chainsmokersは「GMO SONIC 2023」で大トリを務めて、もちろん「#SELFIE」も演奏してくれたので、そのことを思い出して、ますますクスッとしたり。 2年目ってこういう楽しみ方もあるんだなあ。
大人もティーンも安心して踊って遊べる理想的な音楽フェスでした。GMO SONIC 2024の前夜祭「GMO 渋谷FUTURE 2024」でGMOの社食を2年連続でド派手に沸かせたスティーヴ・アオキや、トロピカルハウスの王様ことKygoが登場した2日目のレポートもお楽しみに!
「Summertime Sadness」は、オリジナルでは実に気だるくアンニュイな曲なのに、リミックスでなんだかめちゃくちゃ踊れる曲に大変身を遂げたパーティー・アンセム。世界中のクラブでプレイされ続けること早10年。あまりにプレイされるものだから、The Chainsmokersの初期のヒット曲「#SELFIE」の歌詞で「今は夏でもないのに、なんであのDJは“Summertime Sadness”をかけてるわけ?」とイジられるほど。ということで、真冬のフェスで世界最高峰のトラックメイカーでありDJのZEDDが「#SELFIE」の世界を再現してくれたことが、私は妙にうれしくて終始ニヤニヤしっぱなし。
ちなみにThe Chainsmokersは「GMO SONIC 2023」で大トリを務めて、もちろん「#SELFIE」も演奏してくれたので、そのことを思い出して、ますますクスッとしたり。 2年目ってこういう楽しみ方もあるんだなあ。
大人もティーンも安心して踊って遊べる理想的な音楽フェスでした。GMO SONIC 2024の前夜祭「GMO 渋谷FUTURE 2024」でGMOの社食を2年連続でド派手に沸かせたスティーヴ・アオキや、トロピカルハウスの王様ことKygoが登場した2日目のレポートもお楽しみに!
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori