1月26日、GMOインターネットグループ主催の招待制テック交流イベント「GMO 渋谷FUTURE 2024 - GMO SONIC Warm Up -(以下、GMO 渋谷FUTURE 2024 )」が、グループ第2本社の「GMO Yours・フクラス」で開催されました。
このイベントは、1月27日・28日にさいたまスーパーアリーナで開催された大型音楽フェスティバル「GMO SONIC 2024」の前夜祭で、2部構成になっています。第1部はGMOインターネットグループが今最も力を入れている分野の1つ、AI(人工知能)に関するイベントでした。
まずは、GMOインターネットグループの熊谷正寿 代表取締役グループ代表からのオープニングメッセージ。
このイベントは、1月27日・28日にさいたまスーパーアリーナで開催された大型音楽フェスティバル「GMO SONIC 2024」の前夜祭で、2部構成になっています。第1部はGMOインターネットグループが今最も力を入れている分野の1つ、AI(人工知能)に関するイベントでした。
まずは、GMOインターネットグループの熊谷正寿 代表取締役グループ代表からのオープニングメッセージ。
インターネット革命における今後の主役がAIであることや、AGI・ASIの可能性、そして人間が生き残るうえでAIの進化に関心を持つことの重要性を訴えました(写真提供:GMOインターネットグループ)
続けて、GMOインターネットグループのAI顧問でもある東京大学大学院 松尾豊教授による基調講演が行われました。
LLMの仕組みや進化、そして今後の期待がよくわかる講演でした(写真提供:GMOインターネットグループ)
GPT-4などの大規模言語モデル(LLM)の構造や進化のお話をベースに、AIがこれからの社会に与えるインパクトや、未来により良い影響を与える可能性について、「(AIの進化は)これからが本番」というメッセージと共に紹介されました。
その次に行われたパネルディスカッションでも、メンタリストDaiGo氏がモデレーターとなって、AIからAGI・ASIへの変貌やAIの未来について、さまざまな意見が交わされました。
……でね、このAIの未来の話題が飛び交う会場に、ある“特徴的なTシャツ”をお召しのオーディエンスがちらほらいるわけです。髪の長ーい男性のシルエットと思しき、なんだかネオン感あふれる……そう、第2部に登場する世界的DJスティーヴ・アオキの姿を表現したTシャツ。ということで、ここからは「スティーヴ・アオキが今年も社食に来てくれた!」の話をします。
その次に行われたパネルディスカッションでも、メンタリストDaiGo氏がモデレーターとなって、AIからAGI・ASIへの変貌やAIの未来について、さまざまな意見が交わされました。
……でね、このAIの未来の話題が飛び交う会場に、ある“特徴的なTシャツ”をお召しのオーディエンスがちらほらいるわけです。髪の長ーい男性のシルエットと思しき、なんだかネオン感あふれる……そう、第2部に登場する世界的DJスティーヴ・アオキの姿を表現したTシャツ。ということで、ここからは「スティーヴ・アオキが今年も社食に来てくれた!」の話をします。
社員食堂はちゃんとクラブになった
実はスティーヴ・アオキが“GMOの社食”ことGMO Yours・フクラスに登場するのは、2年連続です。
関連記事:スティーブ・アオキが社食でケーキをブンブン投げる!「GMO 渋谷FUTURE 2023」がぶっ飛んでた
昨年の「GMO 渋谷FUTURE 2023」のゲストとしてスティーヴ・アオキの名前がアナウンスされたときの巷の反応はすごかった。「アオキが社食に来るの⁉」って。そりゃそうなのです、世界の名だたるクラブや大規模なフェスでヘッドライナーを務めるスティーヴ・アオキが、社員食堂でスペシャルパーティーを開いてくれるんだもの。
そもそもの話として、スティーヴ・アオキのパフォーマンスに耐えられる社員食堂というものは、はたして存在するのか。そんなことを勝手に心配しつつ参加した2023年でしたが、いざ行ってみたら衣装ダンスの親玉みたいな大きさのサウンドシステムが大量に積まれているし、サウンドエンジニアは大勢控えているし、かなり立派なクラブに変貌していました。GMO Yours・フクラスは、ガラスが割れんばかりの爆音と熱狂に包まれ(ガラスは割れなかった。フクラスって頑丈なんだなあ)、愉快なパーティーをやってのけたわけです。
そんな昨年の実績を引っさげて開催されたGMO 渋谷FUTURE 2024は、会場全体に余裕があるというか、「思いっきり楽しむぞ!」という気迫に満ちていました。
関連記事:スティーブ・アオキが社食でケーキをブンブン投げる!「GMO 渋谷FUTURE 2023」がぶっ飛んでた
昨年の「GMO 渋谷FUTURE 2023」のゲストとしてスティーヴ・アオキの名前がアナウンスされたときの巷の反応はすごかった。「アオキが社食に来るの⁉」って。そりゃそうなのです、世界の名だたるクラブや大規模なフェスでヘッドライナーを務めるスティーヴ・アオキが、社員食堂でスペシャルパーティーを開いてくれるんだもの。
そもそもの話として、スティーヴ・アオキのパフォーマンスに耐えられる社員食堂というものは、はたして存在するのか。そんなことを勝手に心配しつつ参加した2023年でしたが、いざ行ってみたら衣装ダンスの親玉みたいな大きさのサウンドシステムが大量に積まれているし、サウンドエンジニアは大勢控えているし、かなり立派なクラブに変貌していました。GMO Yours・フクラスは、ガラスが割れんばかりの爆音と熱狂に包まれ(ガラスは割れなかった。フクラスって頑丈なんだなあ)、愉快なパーティーをやってのけたわけです。
そんな昨年の実績を引っさげて開催されたGMO 渋谷FUTURE 2024は、会場全体に余裕があるというか、「思いっきり楽しむぞ!」という気迫に満ちていました。
パーティーにオシャレして来る人、大好き!
スティーヴ・アオキが登場するまでの間も、DJパフォーマンスや飲みきれないくらいのドリンク(アルコールもノンアルコールも無限にサーブされ続けます)と共に、いろんな人とおしゃべりを楽しみます。
「絶対にスティーヴ・アオキのパフォーマンスを最前列で見たい」という人は、早くからステージ前に陣取っていますが、フェスや普通のクラブに比べれば人口密度も低く、平和な印象でした。そこはやっぱり、大人たちの憩いの場である社員食堂らしい。
「絶対にスティーヴ・アオキのパフォーマンスを最前列で見たい」という人は、早くからステージ前に陣取っていますが、フェスや普通のクラブに比べれば人口密度も低く、平和な印象でした。そこはやっぱり、大人たちの憩いの場である社員食堂らしい。
「今夜はこのケーキを投げますよ」と展示されている
もうひとつ、GMO 渋谷FUTURE 2024には、私が今まで行ったクラブやフェスでは見たことのない演出がありました。
スティーヴ・アオキはDJプレイの最中にオーディエンスに向かってケーキを投げるのですが(この儀式は“ケーキ・ミー”なんて呼ばれています。彼にケーキをぶつけてほしい人間は、世界各地に、それはそれは大勢いるのです)、GMO 渋谷FUTURE 2024で投じられる予定のケーキが、なんと事前に公開されていたのです。確かに1度じっくり見てみたかった!
陽気かつ形のそろったケーキたちは、ガラスケースに納められてお行儀よく並んでいました。みんなこの日のために特別にあつらえられたケーキです。
スティーヴ・アオキはDJプレイの最中にオーディエンスに向かってケーキを投げるのですが(この儀式は“ケーキ・ミー”なんて呼ばれています。彼にケーキをぶつけてほしい人間は、世界各地に、それはそれは大勢いるのです)、GMO 渋谷FUTURE 2024で投じられる予定のケーキが、なんと事前に公開されていたのです。確かに1度じっくり見てみたかった!
陽気かつ形のそろったケーキたちは、ガラスケースに納められてお行儀よく並んでいました。みんなこの日のために特別にあつらえられたケーキです。
ぱっと見て「ああ、アオキは今夜もケーキをいっぱい投げてくれるんだな」とわかる
GMO仕様でかわいい。ケーキ内のミニアオキが持つケーキには、彼が主催するレコードレーベル“DIM MAK(ディムマック)”の名前が
サラサラの髪をなびかせジャンプするスティーヴ・アオキを模したケーキ。このジャンプは「アオキ・ジャンプ」と呼ばれ、ファンの間で親しまれています。マネして飛んでみると結構疲れる
ちなみに、今年のDJブースの周辺の床は、やがて飛散するケーキに備えて特殊仕様に変わっていました。どこもかしこも準備万端!
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori