あのディズニー映画にも!?
この映画は2016年11月公開でした。私はこの時から、リン=マニュエル・ミランダのとりこになりました。が、それ以前から、皆さんも「聴いた」ことがあったかもしれません。実は2015年末に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』において、マズ・カナタのカンティーナにおけるテーマ曲はリン=マニュエル・ミランダが作成し、実際に使われています。そのつながりはさらに続いており、エピソード9『スカイウォーカーの夜明け』ではかなり目立つところで“出演”も果たしました。
NOW IT CAN BE TOLD??@jjabrams & I wrote a lil music for a planet in #TheRiseOfSkywalker
— Lin-Manuel Miranda (@Lin_Manuel) December 17, 2019
It’s got a nice beat & you can dance to it.
Can’t wait to see it this weekend! pic.twitter.com/vKuoNtYgkw
そして、彼の歌声と演技は2018年に公開された『メリー・ポピンズ リターンズ』で体験することができます。この作品では『本は表紙じゃわからない』で得意のラップ調でのスタイルも体験できますが、個人的に好きなのはオープニングの『愛しのロンドンの空』、そして『小さな火を灯せ』のパフォーマンスが素晴らしいと思いました。
そして、ディズニープラスで独占配信されているのが、リン=マニュエル・ミランダを一躍有名にしたミュージカル『ハミルトン』です。ハミルトンはアメリカ建国の父と呼ばれるアレクサンダー・ハミルトンのこと。彼を主人公としたブロードウェイ・ミュージカルのすべてが映画として配信されています。脚本、楽曲制作、主演すべてがリン=マニュエル・ミランダです。ヒップホップ調の楽曲でハミルトンの生涯をつづる野心的な作品です。日本語字幕も素晴らしいので、ぜひチェックを!
宮田 健
ライター
2012年よりITセキュリティのフリーライターとして活動するかたわら、個人活動として“広義のディズニー”を取り上げるWebサイト「dpost.jp」を1996年ごろから運営中。テーマパークやキャラクターだけではない、オールディズニーが大好物。2020年、2022年には講談社「ディズニーファン」に短期連載も。
Webサイト:https://dpost.jp/
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