GMOインターネットグループでレジストリ事業を展開するGMOドメインレジストリは、“お店”のためのドメイン「.shop」の累計登録数が500万件を突破したことを発表しました。
世界中で利用される「.shop」で最も使われているキーワードは……?
「.shop」は、一目で“お店”を表していることが分かる、EC事業者や実店舗運営者に最適なドメインです。GMOドメインレジストリは、2016年1月28日に実施されたICANN(ドメイン名やIPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う米国の非営利団体)主催のオークションで、当時の世界最高額となる4150万1000USドル(当時のレートで約49.2億円)で「.shop」を落札し、運営権利を獲得しました。
2016年9月27日に一般登録を開始してから年々登録数を伸ばし、2020年の新型コロナウイルス感染症拡大の際には、ECサイト構築サービスの急速な普及と相まって、北米や欧州を中心に登録数が急増しました。コロナ禍の沈静後も登録の勢いは衰えず、2023年3月に400万件を突破し、そこからわずか7か月で500万件に達しました。
2016年9月27日に一般登録を開始してから年々登録数を伸ばし、2020年の新型コロナウイルス感染症拡大の際には、ECサイト構築サービスの急速な普及と相まって、北米や欧州を中心に登録数が急増しました。コロナ禍の沈静後も登録の勢いは衰えず、2023年3月に400万件を突破し、そこからわずか7か月で500万件に達しました。
「.shop」ドメイン累計登録件数の推移
地域別の登録シェアを見ると、北米が約48%と半数近くを占めており、特に新型コロナウイルスの感染拡大以降で登録が急増しました。アジアでは中国や日本、ヨーロッパではドイツ、オランダをはじめとした多くの国で「.shop」が利用されています。
「.shop」ドメインの地域別登録シェア
「.shop」のドット(.)の左側にあるセカンドレベルドメインには、商品カテゴリーを示すキーワードが多く使われています。登録ドメインのなかで最も多く使われているキーワードは「life」、2位が「home」と、生活関連の商品を取り扱うサイトとして多く登録されていることが推測されます。続いて「design」「beauty」「health」など、生活に豊かさをもたらすようなサイトでの利用がうかがえます。
「.shop」は、GMOインターネットグループのGMOペパボが運営する「カラーミーショップ byGMOペパボ」や、GMOメイクショップが運営する「makeshop byGMO」のほか、世界中のECサイト構築サービスと連携しています。
成長を続ける一方で競争も激化しているECサイトにおいて、自社ブランドを強化したり、他のブランドやサービスと差別化を図るには、取り扱う商品やサービスがすぐに分かるドメインが重要です。その点で「.shop」ドメインは、一目で“お店”と認知できる点が大きなメリットです。
今回500万登録に達した「.shop」ドメインですが、GMOインターネットグループが運営する「お名前.com」で検索してみたところ、「outdoorlife.shop」や「totalbeauty.shop」などのドメインが取得可能でした(2023年10月24日時点)。
「.shop」は、GMOインターネットグループのGMOペパボが運営する「カラーミーショップ byGMOペパボ」や、GMOメイクショップが運営する「makeshop byGMO」のほか、世界中のECサイト構築サービスと連携しています。
成長を続ける一方で競争も激化しているECサイトにおいて、自社ブランドを強化したり、他のブランドやサービスと差別化を図るには、取り扱う商品やサービスがすぐに分かるドメインが重要です。その点で「.shop」ドメインは、一目で“お店”と認知できる点が大きなメリットです。
今回500万登録に達した「.shop」ドメインですが、GMOインターネットグループが運営する「お名前.com」で検索してみたところ、「outdoorlife.shop」や「totalbeauty.shop」などのドメインが取得可能でした(2023年10月24日時点)。
「お名前.com」で「.shop」ドメインを検索してみたところ
約7年で全世界500万件も登録されているとはいえ、まだまだ自社のブランドやサービスにぴったりのドメインを取得できるチャンスはありそうです。EC事業者や実店舗を運営している方は、「お名前.com」やGMOペパボが運営する「ムームードメイン」などで希望のドメインを検索してみてはいかがでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。