つみたて暗号資産のサービス概要(出典:GMOコイン)
つみたて暗号資産では、1ビットコイン約530万円(記事掲載時点)と高額だと思われがちなビットコインなどもワンコイン(500円)から購入が可能で、毎日もしくは毎月決まった日に、決まった金額の暗号資産を自動で購入できるというもの。
指定の口座に残高があれば、自動で積み立てが行われます。値動きを見ながら買うタイミングを検討したり、迷ったり、調べたりする手間がかからない点が大きな特徴です。暗号資産の代表格であるビットコインはもちろん、イーサリアムやライトコイン、リップルなど、GMOコインが取り扱っている暗号資産すべてで積み立て可能です。
指定の口座に残高があれば、自動で積み立てが行われます。値動きを見ながら買うタイミングを検討したり、迷ったり、調べたりする手間がかからない点が大きな特徴です。暗号資産の代表格であるビットコインはもちろん、イーサリアムやライトコイン、リップルなど、GMOコインが取り扱っている暗号資産すべてで積み立て可能です。
つみたて暗号資産の取扱銘柄(出典:GMOコイン)
価格変動リスクを低減して購入し続けられるのがメリット
GMOコインの代表取締役社長 石村富隆氏によると、つみたて暗号資産のターゲットユーザーは「長期的に暗号資産を資産ポートフォリオに入れていきたいというお客様を想定しています」とのことです。
また「暗号資産の将来性について、まだ確信を持っていないものの、少しぐらいは投資しておきたいというニーズは少なくないと考えています。ドル・コスト平均法(価格が変動する金融商品を、常に一定の金額かつ購入時期を分散して定期的に買い続ける手法)によって取得価格を平準化することで、ある程度価格変動リスクを軽減しながら始めてみたいというお客様に向くサービスだと考えています」(石村氏)
また「暗号資産の将来性について、まだ確信を持っていないものの、少しぐらいは投資しておきたいというニーズは少なくないと考えています。ドル・コスト平均法(価格が変動する金融商品を、常に一定の金額かつ購入時期を分散して定期的に買い続ける手法)によって取得価格を平準化することで、ある程度価格変動リスクを軽減しながら始めてみたいというお客様に向くサービスだと考えています」(石村氏)
一定の金額・頻度で購入を行うことで、価格変動リスクを抑えながら資産形成できるのが特徴(出典:GMOコイン)
つみたて暗号資産は、2020年12月に毎月1000円から積み立てできるサービスとしてスタートしましたが、2021年6月には毎日プランの提供を開始し、同月に最低積立金額を500円に引き下げました。これによって、よりユーザーごとのプランに応じた幅広い積立方法を選べるようになりました。
ユーザーごとのプランに応じた買い方ができます(出典:GMOコイン)
「多くのお客様から毎日プランや、より少額での積み立てについてご要望があったため、それに応える形でサービスを変更しました。このケースに限らず、当社ではお客様のご要望に耳を傾け、お客様に喜んでいただけるよう日々改修・改善を行っています」(石村氏)
また投資初心者にとって、つみたて暗号資産はどのような魅力があるのかについて石村氏に聞きました。
「暗号資産の投資を無理なく始められるのが最大のアピールポイントと考えています。積み立てていくうちに、気付いたら手持ちの暗号資産が増えていきます。暗号資産の場合、預金や株、為替などと違って変動率が大きいため、びっくりするほど収益が出る可能性がありますので、それも楽しんでもらえればと思います。
もちろん損をすることもあるので、あくまで損をしても許容できる範囲でご利用いただくことが大切です。日々の生活で1日500円を節約すると決め、『これまではどうせ使っていたお金だから』くらいの気持ちで積み立てていただくと、節約の苦しさを積み立ての楽しみで帳消しにできるかもしれませんね」
毎月500円、もしくは1日500円(月額約1万5000円)からのスタートが可能で、最大積立金額は5万円です。
石村氏によれば「毎日プランは『できる限り保有する暗号資産の価格を平準化して暗号資産を保有したい』という方に、毎月プランは『ある程度購入価格を平準化しつつ、毎日プランよりは価格変動を楽しみたい』という方に向いていると思います」とのことです。
「違う観点では、毎日プランは毎日の出費が多いと感じていて、節約を考えている方に向いているように思います。我慢を投資に回して、我慢の苦しみを和らげられるかもしれません。毎月プランは、毎月積み立てる目標を立てて家計の見直しにつなげるという目標設定としてご利用いただくのもいいのではないでしょうか。節約以上のリターンが出た時には、大きな喜びにつながると思います」(石村氏)
また投資初心者にとって、つみたて暗号資産はどのような魅力があるのかについて石村氏に聞きました。
「暗号資産の投資を無理なく始められるのが最大のアピールポイントと考えています。積み立てていくうちに、気付いたら手持ちの暗号資産が増えていきます。暗号資産の場合、預金や株、為替などと違って変動率が大きいため、びっくりするほど収益が出る可能性がありますので、それも楽しんでもらえればと思います。
もちろん損をすることもあるので、あくまで損をしても許容できる範囲でご利用いただくことが大切です。日々の生活で1日500円を節約すると決め、『これまではどうせ使っていたお金だから』くらいの気持ちで積み立てていただくと、節約の苦しさを積み立ての楽しみで帳消しにできるかもしれませんね」
毎月500円、もしくは1日500円(月額約1万5000円)からのスタートが可能で、最大積立金額は5万円です。
石村氏によれば「毎日プランは『できる限り保有する暗号資産の価格を平準化して暗号資産を保有したい』という方に、毎月プランは『ある程度購入価格を平準化しつつ、毎日プランよりは価格変動を楽しみたい』という方に向いていると思います」とのことです。
「違う観点では、毎日プランは毎日の出費が多いと感じていて、節約を考えている方に向いているように思います。我慢を投資に回して、我慢の苦しみを和らげられるかもしれません。毎月プランは、毎月積み立てる目標を立てて家計の見直しにつなげるという目標設定としてご利用いただくのもいいのではないでしょうか。節約以上のリターンが出た時には、大きな喜びにつながると思います」(石村氏)
GMOコインでは、積み立てたい銘柄や期間、金額を選ぶだけでできる資産運用シミュレーション機能も提供しています(出典:GMOコイン)
ただし、先ほどのコメントにもあったように、注意したいのは暗号資産の価格変動の大きさです。
「暗号資産は常に収益を得られるものではなく、銀行預金や株式や為替に比べ非常に価格の変動が激しい資産です。そのため、積み立てのために毎月の家計からの支出を増やすのではなく、本来使ってしまっていたものを我慢し、その分を積み立てに回すといった利用方法が向いていると思います。また、通常の取引で熱くなってしまって想定外の損失を出してしまう傾向のトレーダーの方にも、積み立てでゆっくり資産形成するという使い方をお勧めしたいです」(石村氏)
「暗号資産は常に収益を得られるものではなく、銀行預金や株式や為替に比べ非常に価格の変動が激しい資産です。そのため、積み立てのために毎月の家計からの支出を増やすのではなく、本来使ってしまっていたものを我慢し、その分を積み立てに回すといった利用方法が向いていると思います。また、通常の取引で熱くなってしまって想定外の損失を出してしまう傾向のトレーダーの方にも、積み立てでゆっくり資産形成するという使い方をお勧めしたいです」(石村氏)
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。