500円から気軽に積み立て！暗号資産で定期的に資産形成できる「つみたて暗号資産」

2021.8.31

最も流動性が高い「ビットコイン」と信頼度が高い「イーサリアム」が人気

つみたて暗号資産は現在14銘柄を取り扱っていますが、ビットコインやイーサリアムが人気の銘柄になっているようです。GMOコインは銘柄についての推奨は行っていないとのことですが、この2つの銘柄について簡単に紹介していただきました。

「数ある暗号資産の中で、現在一番流動性が高く、法定通貨で言えば『USD』（米ドル）のような存在なのがビットコインです。取引において流動性が高いということはとても重要なことで、取引したいタイミングで取引ができることが魅力です。流動性が低いものは、取引したくても思った数量取引できなかったり、自身の取引でマーケットの価格を変動させてしまう可能性があったりするため、注意が必要です。イーサリアム（ETH）はBTCに次いで流動性があるだけでなく、さまざまなプロジェクトで利用されていることもあって、信頼度が高い暗号資産と言えると思います」（石村氏）

どの銘柄が安全だとか安定的などと言えるものはないものの、流動性が高くて人気の高い銘柄ほど、初めての投資には向いていると言えるのでしょう。

「暗号資産のマーケットは日替わりで注目される暗号資産が入れ替わっています。常にマーケットをウォッチして、その時々で注目されている銘柄を探すというのも楽しいかもしれません。その際には、それぞれの時価総額を確認できる『CoinMarketCap』や『CoinGecko』などのWebサイト、Twitterなどを駆使して最新情報を確認することをお勧めします。ただし、法定通貨や上場株式とは違い、ある意味情報も玉石混交ですので、情報の信憑性には十分に注意していただくことが重要です」（石村氏）

CoinMarketCapのWebサイト

CoinGeckoのWebサイト

最近では少額のおつりを投資に回せるサービスや、製品・サービス購入で生じたポイントなどを投資に回せるポイント運用サービスなども増えています。こうしたサービスを利用して利益が上がっているのを見ると、「少しだけ投資してみたい」と思う人も多いのではないでしょうか。

暗号資産は気になるものの、「将来性が不安」「値動きが大きすぎて踏み切れない」など、二の足を踏む人は少なくないはずです。毎日、もしくは毎月決まった日に1コインから積み立てられるつみたて暗号資産なら、値動きを抑えつつ少額から始められるメリットがあります。ポイント運用サービスなどよりも、金額の高い投資にチャレンジしてみたいという人にはぴったりのサービスと言えるのではないでしょうか。

19 件

安蔵靖志

Techジャーナリスト／家電エバンジェリスト
家電製品協会認定　家電製品総合アドバイザー（プラチナグレード）、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ～ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。