キャンプのハイライトは、焚き火や炭火を起こしての調理や、ゆったりとした時間を楽しむことでしょう。ソロキャンプや少人数のキャンプでも、それは変わりません。しかし、ソロキャンプや電車で移動する徒歩キャンプの場合、道具をどれだけコンパクトにするかが工夫のしどころになります。
そこで今回は、大切な時間を一緒に過ごすためのバーベキュー用コンロやストーブの数々から、かさばらずに持ち歩けるコンパクトなタイプを厳選。お値ごろで使い勝手の良いキャプテンスタッグの製品から3製品を実際に使って試してみました。
そこで今回は、大切な時間を一緒に過ごすためのバーベキュー用コンロやストーブの数々から、かさばらずに持ち歩けるコンパクトなタイプを厳選。お値ごろで使い勝手の良いキャプテンスタッグの製品から3製品を実際に使って試してみました。
バーベキューコンロ・ストーブの3タイプの特徴をチェック
超コンパクトな「カマド スマート ストーブ <デルタ>」
キャプテンスタッグの「カマド スマート ストーブ <デルタ>」。実勢価格は2200円前後。非常にコンパクトなストーブです
今回セレクトした3種のバーベキューコンロ・ストーブのなかでも、もっともコンパクトな「カマド スマート ストーブ <デルタ>」。ツーリングやソロキャンプでの使用を想定しており、本体の重量はわずか約290g。
5枚のステンレスの板でできており、分解して付属のバッグに収納すると約180×200×15mmと非常にコンパクトです。
煙突効果を利用しているため、熱効率も高め。また、フロントパネルが薪用のトレイになるのでミニ焚き火台としても活躍し、シェラカップや小型のクッカーを乗せて、簡単な調理を楽しむこともできます。
荷物をギリギリまで軽く、コンパクトにしたい人に向いたソロ向けのアイテムといえるでしょう。
5枚のステンレスの板でできており、分解して付属のバッグに収納すると約180×200×15mmと非常にコンパクトです。
煙突効果を利用しているため、熱効率も高め。また、フロントパネルが薪用のトレイになるのでミニ焚き火台としても活躍し、シェラカップや小型のクッカーを乗せて、簡単な調理を楽しむこともできます。
荷物をギリギリまで軽く、コンパクトにしたい人に向いたソロ向けのアイテムといえるでしょう。
分解すると5枚のステンレスの板になり、これを重ねて収納するため、とてもコンパクト。組み立てには工具なども必要ありません
卓上使用も可能な「モンテ V型卓上グリル B6型 (オールドイエロー)」
コンパクトで卓上使用も可能な「モンテ V型卓上グリル B6型 (オールドイエロー)」は実勢価格3000円前後
V字形に開いた本体に目皿を乗せる構造の「モンテ V型卓上グリル B6型 (オールドイエロー)」。使用時の組み立てサイズは幅約190mm、奥行約160mm、高さ155mm、重量は約750g。写真のオールドイエローのほかにブラック、カーキ、オリーブがラインアップされています。
本体内部に目皿や網、ゴトクなども入れてトランクスタイルで収納できるのが便利なところです。焼肉などを行うための網のサイズは、約163×108mm。ひとり、もしくはふたりで軽くバーベキューを楽しむには十分でしょう。
今回紹介する3つのバーベキューコンロ・ストーブのなかでは唯一耐熱性のあるテーブルなどの卓上でも使用できるのも魅力。使用燃料は木炭とチャコールなので、焚き火台というよりはバーベキューコンロといえるでしょう。
本体内部に目皿や網、ゴトクなども入れてトランクスタイルで収納できるのが便利なところです。焼肉などを行うための網のサイズは、約163×108mm。ひとり、もしくはふたりで軽くバーベキューを楽しむには十分でしょう。
今回紹介する3つのバーベキューコンロ・ストーブのなかでは唯一耐熱性のあるテーブルなどの卓上でも使用できるのも魅力。使用燃料は木炭とチャコールなので、焚き火台というよりはバーベキューコンロといえるでしょう。
付属品を内蔵して、上の写真のようにトランク型にスッキリと片付けられるのが便利。組み立ても簡単なのが良いところです
サイドアクセス可能な「カマド スマートグリル B5型 (3段調節)」
コの字型の本体にゴトクや焼き網の段と燃料の目皿の段が配置された「カマド スマートグリル B5型 (3段調節)」。実勢価格は3500円前後
「カマド スマートグリル B5型 (3段調節)」は、その名称どおり、燃料を置く炭受けの高さが3段階に調整でき、木炭や薪、固形燃料などで調理が可能になっています。
コの字型の本体に3方が囲まれていますが、サイドから燃料の炭受けにアクセスできるので、薪や木炭などのつぎ足しが容易。非常に調理がしやすそうです。
重量は約1.4kgと今回試した3つのなかではもっとも重いですが、付属のバッグに収納するための状態に折りたたむと幅約350mm、奥行約230mm、厚み約45mmとB5サイズ程度とかなりコンパクトになります。
焼き網とゴトクが付属しており、1〜2人程度の焼肉や調理には十分といえるでしょう。
コの字型の本体に3方が囲まれていますが、サイドから燃料の炭受けにアクセスできるので、薪や木炭などのつぎ足しが容易。非常に調理がしやすそうです。
重量は約1.4kgと今回試した3つのなかではもっとも重いですが、付属のバッグに収納するための状態に折りたたむと幅約350mm、奥行約230mm、厚み約45mmとB5サイズ程度とかなりコンパクトになります。
焼き網とゴトクが付属しており、1〜2人程度の焼肉や調理には十分といえるでしょう。
折りたたむと上の写真のように、かなりコンパクトに収納できます。付属のバッグに入れても幅約350mm、奥行約230mm、厚さ約45mmです
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。