毎日使う使い捨て液晶クリーナーは1枚約1円の コストパフォーマンスを重視して選択
ダイソーで購入した「LCD Screen Cleaner」は、税込110円で100枚入りとほかの製品に比べて非常にコストパフォーマンスが高いです
LCD Screen Cleanerを1枚取り出したところ。さすがに1枚約1円なのでサイズは大きくありませんが、ノートパソコンの画面やスマホを拭くにはまったく問題を感じません
写真でも紹介したのですが、さすがに1枚1円なのでやや小さめです。ただし、大きめのスマホである iPhone Plus やタブレットを拭く程度であれば問題は感じません。筆者はノートパソコンの画面を拭くのにも1枚で十分と感じることも多いです。さすがにデスクトップパソコンの画面やリビングのテレビの画面を拭くには、大きさが足りませんが、その際は複数枚使えば済むでしょう。
1つ置いておくと、家の中の様々な液晶画面を拭くのに便利です。
1枚1枚は小さいですが、スマホやデジタルカメラの背面液晶など、小さな液晶画面を拭くときにも、無駄がなく便利といえるでしょう
大は小を兼ねる! 繰り返し使えるマイクロファイバークロスは大きさで選ぶ
キャンドゥで購入した「マイクロファイバー テレビ&パソコン用(30×30cm)」。今回筆者が見てきた店舗の中では最も大きなサイズで価格は110円でした
大きさを重視してキャンドゥで購入したマイクロファイバークロス。大きさが分かりやすいように iPhone 6 Plusを上に乗せて撮影しました
マイクロファイバークロスは使い捨てではなく洗って何度も使うことのできるクリーニンググッズなので、デスクトップパソコンのモニターやリビングのテレビなど大きな画面を拭くのならば大きい方が便利ですし、スマホやデジタルカメラの背面モニターを拭くにしても大きくて困るということはあまりないように思います。逆にスマホやデジタルカメラ、ポータブルゲーム機のように小さなものなら拭くだけではなく、本体自体を包んで保管する際にも利用できるので、マイクロファイバークロスは同じ値段なら大きい方がおすすめと筆者は考えています。
30×30 cmと、 大きめサイズなのでNintendo Switchを包み込めます。拭いて、包んだあと、ケースなどに収納すると傷などが付きにくく安心です
予想以上にごっそり取れる! キーボード隙間シリコンクリーナーはクセになる?
セリアで発見した「キーボード隙間シリコンクリーナー アニマル」税込110円。実物を見てもどう使うのかいまいちわからない不思議なアイテムと言えるでしょう
左上からライオン(約50×48mm)、ゾウ(約45×33mm)、ワニ(約80×22mm)。それぞれ形や大きさの異なった3つがセットになっています
キーボードの隙間に差し込んでそれぞれの形の違いを利用しながら隙間のホコリを掻き出すというのですが、筆者のマックのキーボードはそもそも隙間が狭く、ほとんど差し込めない状態。そこで筆者のジャンクコレクションから、いつ誰が使っていたかも思い出せない Windows用の汚れたキーボードを出してきました。
Windows用としては一般的な形状なのですが、かなりキーボードの隙間が大きくその間に埃や塵などが入りやすい構造になっています。この隙間にシリコンクリーナーを差し込み、思い切って汚れをかき出すと、ペットの毛やホコリにまみれたゴミたちが、ちょっと正視したくないほどの量、ごそっと出てきました。耳かきで大きなのが取れた時のような快感があります。確かに人によってはちょっとクセになるのではないでしょうか。
使っているキーボードの形式などにもよりますが、キーボードに入り込んだペットの毛などに悩んでいる人にとっては非常に気持ちのよいクリーナーと言えます。
キーボードの隙間にシリコンクリーナーを差し込んで汚れを吸着させながら掻き出します。ペットの毛やホコリなどが大量に取れることもあるでしょう
細かなホコリが取れると気分もスッキリ
実用本位の「エアダスター」や 「LCD Screen Cleaner」、「マイクロファイバー テレビ&パソコン用(30×30cm)」、「除菌ウェット綿棒」。これに対して「ジェルクリーナー」や「キーボード隙間シリコンクリーナー アニマル」は、ユニークでありながら実用性も高い優れものです。
「ジェルクリーナー」は掃除はしなくても、ただ触っているだけで楽しくなるので、ぜひ1つ見かけたら購入してみてはいかがでしょうか。また「キーボード隙間シリコンクリーナー アニマル」は清掃するキーボードを選びますが、キーボードの中に入ってしまったペットの毛などが気になっている方にとっては、条件が合えば本当にごそっと取れるのでかなり気持ちいいです。
100円ショップのユニークなクリーナーを使っていると、掃除すること自体が楽しくなってしまうこともしばしば。今後もユニークで実用性の高いクリーナーを100円ショップで見つけたら、いろいろ試して皆さんにも紹介していきたいと思います。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。