あなたのSpotifyをさらに快適にする小ワザ集

2022.3.4

もはや音楽は配信サービスで聴くのが当たり前になった昨今。「Apple Music」「LINE MUSIC」「You Tube Music」など、さまざまなサービスが展開されていますよね。それぞれに魅力的な点があるものの、無料プランでもフル尺で曲が聴き放題、センスの良いプレイリストが豊富で対応デバイスの多い「Spotify」は特に魅力的！

数あるサブスクで、Spotifyが最もコスパがいいんじゃないかと私は思ってます。配信される曲の豊富さはもちろんだけど、はじめての人でも直感的に使えて、しかもかゆいところに手が届く使い勝手が最高です。

そして、深く考えずに使えてしまうSpotifyには、知っておくと音楽を聴くのがもっと楽しくなる……そんな小ワザがあるんです！今回は私が便利に使っている小ワザたちをご紹介します。

シーンに合わせて音質変更

スマホさえあればあらゆるシーンで音楽を楽しめるのがSpotifyのいいところ。再生シーンに合わせて音質を変更すれば、より自分に合った音楽の楽しみ方ができます。

私はスマホアプリだけでなく、ストリーミングウォークマン（NW-A100シリーズ）でもSpotifyを使用しています。街中を散歩するときは音楽だけに集中するわけではないため、標準音質で十分。手元のスマホでサクッと聞いています。一方、お気に入りのアーティストの曲はウォークマンに最高音質のものをダウンロードして良いヘッドフォンで楽しむ、といった具合に使い分けています。

Spotifyの再生音質には、次の4段階があります。
・低音質：約24kbps
・標準音質：約96kbps
・高音質：約160kbps
・最高音質：約320kbps（有料プランのみ）

kbpsとは1秒間に送ることができるデータ量で、「kbps」の数字が大きくなるほど階調豊かで音質が良く、低くなるほど細かい音が省かれ『聞こえればいい』という状態に近づきます。個人差や、使用しているイヤホン・ヘッドホンの特性にもよりますが、「高音質」「最高音質」なら、ストレスなく「音」を「楽しむ」ことができるでしょう。音楽好きなら、Spotifyも納得の高音質で楽しみたいところ。音質が良くなるほど、1曲当たりのデータ量も大きくなるので、「最高音質で聴きたいものはWi-Fi環境下でダウンロード」「ストリーミングは、自動または低音質に設定」などと使い分けたいですね。

Spotifyの音質設定知ってましたか❓👀

歯車マークの設定＞音質から、ストリーミングとダウンロードの音質をそれぞれ設定できるんです👌

音にこだわるあなたは、ぜひ試してみて🎧

＊再生するデバイスやプランによって異なります#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/13wX4c8vZY
— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 18, 2020

ホーム>設定>音質
Wi-Fi、モバイル環境に合わせて好みの音質の設定をする

“ギガ”は有限！データ節約モード

スマホでできること、やりたいことは無限にあるけど、“ギガ”は有限。Wi-Fiがない場合、Spotifyアプリはモバイルデータ通信を使用するので、データ通信量を消費します。ただしデータ使用量を抑える「データ節約モード」があり、大きく分けて以下の3つの機能で、モバイルデータ使用量を節約してくれます。

1．低音質に設定
「音質変更」の項で触れたように、音質と、使用するモバイルデータ量は比例します。音質を下げればその分データの節約に。

2．Canvasを無効にする
Canvasとは、曲の再生中に表示される、ミュージックビデオの抜粋のようなループ映像のことです。これを無効にすることでも、データ使用量を抑えることができます。

3．オーディオのみのポッドキャスト
データ節約モードをオンにすると、「オーディオのみのポッドキャスト」もオンにできます。この設定をオンにすると、ポッドキャストのダウンロード時に、ビデオがダウンロードされなくなります。音声データのみのダウンロードにすることで、データ通信量を削減します。

データが気になるから、
外ではあんまり聴けない…😔

データ節約モードがあるのは知ってましたか⁉️

歯車マークの設定＞データ節約モードのOffに切り替えてみて。

プレミアムユーザーなら、楽曲をダウンロードしてオフライン再生も🎧#Spotifyの使い方 pic.twitter.com/mRi1fU6Uxq
— Spotify Japan (@SpotifyJP) July 19, 2020