文の最初に、何についてのツイートかわかる文言を入れる
「やらないこと」を決めたら、より多くの人にツイートを届けるためのコツを心掛けてみましょう。基本的に、「フォロワーは全員気が短い」つもりで行動するのがポイントです。
「何の話をしているかわからないツイート」は、読み飛ばされてしまいます。
ツイートを作成するときは、「文芸書おすすめの一冊」「映画の日に観たいおすすめ映画は~」「○月○日発売の△△のアイカラーは~」といった具合に、文の最初に「主題がわかる」文言を入れるといいでしょう。
「何の話をしているかわからないツイート」は、読み飛ばされてしまいます。
ツイートを作成するときは、「文芸書おすすめの一冊」「映画の日に観たいおすすめ映画は~」「○月○日発売の△△のアイカラーは~」といった具合に、文の最初に「主題がわかる」文言を入れるといいでしょう。
何についてのツイートかを最初に明記。画像も添えることでよりテーマが明確になります
多くのフォロワーを抱えるアカウントの多くはこのタイプの書き出しでツイートするので、観察してみると気づきがあるはずです。
そういう意味では、一度決めたアイコンをころころ変えないようにすることも大事です。プロフィールやアカウント名はいちいち読まず、アイコンで個人を認識している人も多いからです。アカウント名とアイコンを同時に変えたため、「こんな人、フォローしてたっけ?」とフォローを外されてしまった人もいますよ。
そういう意味では、一度決めたアイコンをころころ変えないようにすることも大事です。プロフィールやアカウント名はいちいち読まず、アイコンで個人を認識している人も多いからです。アカウント名とアイコンを同時に変えたため、「こんな人、フォローしてたっけ?」とフォローを外されてしまった人もいますよ。
距離感を大切に
誰もがフラットにやり取りできるのがTwitterの良さですが、なれなれしいのは厳禁です。礼儀と適度な距離感は大切にしたいところ。相互フォローの人とやり取りするときはもちろんですが、有名人にリプライするような場合でも注意が必要です。
自分に言われているわけではなくても、距離感を無視したやり取りをする人は警戒されます。しかし、たまに砕けたツイートを入れるのは、それはそれで親しみを湧かせる効果もあるので、TPOによって判断してください。
自分に言われているわけではなくても、距離感を無視したやり取りをする人は警戒されます。しかし、たまに砕けたツイートを入れるのは、それはそれで親しみを湧かせる効果もあるので、TPOによって判断してください。
140文字使い切る
短文でバズったり、RT、いいねをされるのは、よほどセンスが良くて的を射た発言でもない限り、難しいです。140文字使い切る気持ちで投稿を作りましょう。140文字あれば、ある程度まとまりのある文章が書けます。
残り1文字まで使い切ったツイート例
フォロワーさんにわかりやすい情報を届けてあげることができ、ひいてはアカウントへの信頼にもつながります。
なおTwitterにおいてはハッシュタグは基本用をなしませんが、始めたばかりのアカウントは拡散されづらいので、有名・定番タグを利用して、タグからの流入を狙う手法は覚えておいて損はありません。
なおTwitterにおいてはハッシュタグは基本用をなしませんが、始めたばかりのアカウントは拡散されづらいので、有名・定番タグを利用して、タグからの流入を狙う手法は覚えておいて損はありません。
よく使われるタグを利用することで、テーマに興味のあるユーザーを引き付けやすくなります
長めに書いて編集する
140文字使い切ると言っても、思ったことをサーっと書いて140文字にぴったり収まることは稀です。思いつくことはとにかく全部書き出して、そこから編集によって文字数を調整していきましょう。
何の話題かすぐわかる書き出しか、一文の長さは長すぎないか、誤解を招く書き方はないか……。読み返して調整することで、読みやすく、また内容も濃くなります。
何の話題かすぐわかる書き出しか、一文の長さは長すぎないか、誤解を招く書き方はないか……。読み返して調整することで、読みやすく、また内容も濃くなります。
1ツイートで完結する
何ツイートにもわたる長文を投稿する人もいますが、基本的には「140文字の1ツイートで完結する」ことを心掛けたいもの。長いツリーの一部分にだけ反応して誤解する人は少なくありません。それが炎上につながることもあります。例えば先ほどの餅のツイート。
思いつくままに書きましたが、これでは「上映時間が長い」ことに文句があるように受け取られることも。
何ツイートもツリーをさかのぼらないと全容がわからないようなツイートは、読み飛ばされたり、正確に文意が伝わらないこともあります。「ダラダラと話の長いアカウント」と認識されるのは、損しかありません。きちんと編集した文章なら、140文字でもきちんと伝わります!
言いたいことは、「お餅を食べておくと、しばらくトイレに行かずに済むよ」ということです。きちんと編集すれば、1ツイートにちゃんとまとまります。
それでも、どうしても連続ツイートにしたい場合は、冒頭のツイートで結論を述べてから説明をつなげていくのがよいでしょう。また、前後があることを示すナンバリング(1/nなど)を入れておくとちょっと親切です。
何ツイートもツリーをさかのぼらないと全容がわからないようなツイートは、読み飛ばされたり、正確に文意が伝わらないこともあります。「ダラダラと話の長いアカウント」と認識されるのは、損しかありません。きちんと編集した文章なら、140文字でもきちんと伝わります!
言いたいことは、「お餅を食べておくと、しばらくトイレに行かずに済むよ」ということです。きちんと編集すれば、1ツイートにちゃんとまとまります。
それでも、どうしても連続ツイートにしたい場合は、冒頭のツイートで結論を述べてから説明をつなげていくのがよいでしょう。また、前後があることを示すナンバリング(1/nなど)を入れておくとちょっと親切です。
空白や改行を使う
「目が滑る」という表現を聞いたことはありませんか? 内容以前に、「見やすくない」文章は頭に入ってきません。これはおいしい野菜についてのツイートですが、興味をそそる・そそらない以前に、読みにくくありませんか……? 読み飛ばしたくなるでしょう。
改行なしのツイート。読まれたくないのなら、このままでもいいのですが……
140文字使い切ってツイートするならなおさら、見やすさは大事です。適宜、空白や改行を入れて、見やすいツイートに仕上げましょう。同じ内容でも、目に留まりやすくなります。
改行でスッキリ読みやすくなった例
画像も大事
「フォロワーは短気」と考えると、ツイートに写真を添えるのは効果的。内容に沿った写真はあったほうがいいです。上の「ロマネスコ」の例でも、写真の有無による違いが感じていただけると思いますが、シンプルに、ツイートの分かりやすさが違いますし、タイムラインにおける自ツイートの占有率も上がります。人の目に留まりやすくなるんですね。
例えば↓これを、
例えば↓これを、
↓こう!
スマホカメラで撮ったものでも、場合によってはスクショでも十分なので、できるだけ写真を添付したいもの。グルメアカウント、読書アカウントなどは、ご飯の写真や本の画像をつけることで、より「何のツイートか」わかりやすくする効果があります。その場合、インスタほどではないけれど、写真に統一感を持たせるとより効果的です。
次の例のようにスクショでもいいけれど、
次の例のようにスクショでもいいけれど、
サイトからスクリーンショットを貼り付けたツイート。画像がないよりは目に留まりやすいですが……
下のツイートのように、自分で撮った写真のほうが、個性という意味では目に留まりやすいですね。
撮った写真を添えることで、その人ならではのツイートに!
写真を毎回同じ場所、同じ角度で撮ったり、毎回同じフィルターを使うなどして個性を出しましょう。アイコンと同じように「あの写真の人」という感じで目に留まりやすくなります。
結論:ツイートは量じゃない
きちんと運用しようと思うと、いろいろ縛りがあるのがTwitterです。ここまで挙げてきた内容について、大変そうと思った方もいるかもしれませんね。しかし、いいつながりを生むのに大切なことはツイートの量ではありません。少し気を付けて、コツコツ運用していれば、少しづつでもフォロワーや、新しい出会いが生まれます。
ぜひ、丹精込めてツイートしてみてください。数カ月後には、Twitterを起点とした全く新しい人間関係が生まれているかもしれませんよ。
ぜひ、丹精込めてツイートしてみてください。数カ月後には、Twitterを起点とした全く新しい人間関係が生まれているかもしれませんよ。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019