13「ポルチーニ香るきのこ」
人類の脳にバグを引き起こす、きのこの香りとうま味
きのこの香りとうま味を予感させる一品でした
ポルチーニやトリュフの香りには、人類共通で脳にバグを引き起こす仕組みでもあるのではないか。そう思うほど、袋を開けた瞬間からおいしそうな香りしかしません。
マコーミック「シェイクポテトシーズニング ポルチーニ香るきのこ」20g
口に入れると、ポルチーニの香りと、きのこのうま味がしっかり広がります。乾燥タマネギやシイタケも入っているため、単なる香り付けではなく、きのこ全体のうま味に厚みがあります。ポルチーニだけを味わう機会は少ない中、その個性を手軽に試せる点でも魅力的です。
14「ストロングガーリック」
ニンニク好きには天国、苦手な人には厳しい味
「ストロングガーリック」は名前どおり強烈。ニンニク好きにはたまらず、苦手な人にはかなり厳しい味です
多くの人はニンニクの香りにあらがうことができません。それを見越したかのように、この製品は袋を開けてすぐに強烈に香り、口に入れれば豊かなニンニクの香りとうま味がいっぱいに広がります。
マコーミック「シェイクポテトシーズニング ストロングガーリック」20g
つまり、ニンニク好きならたまらない味。裏を返せば嫌いな人ならかなり厳しいでしょう。好みがはっきり分かれるほど、名前どおり強力です。個人的には大好きですが、食べた後に人と会って良いかは、考えたほうがよさそうです。
15「バター醤油」
蒸したジャガイモを思わせる、ほっこりした安心感
「バター醤油」は、蒸したジャガイモにバターとしょうゆをのせたような、ほっこりする味わいです
バターもしょうゆも過剰に主張せず、両方の味がしっかり感じられます。口に入れるとどこか懐かしく、気持ちが落ち着くような味です。
マコーミック「シェイクポテトシーズニング バター醤油」20g
イメージは、蒸したジャガイモにバターとしょうゆをのせた、素朴で安心する味わい。派手なスナック感ではなく、家庭料理のようなほっこりしたおいしさを再現しています。
16「コンソメ」
強烈なパンチではなく、丁寧に取った優しいスープ
「コンソメ」は、パンチの強いスナック味ではなく、丁寧に煮出したスープのような優しいうま味でした
コンソメ味のポテトというと、某社の影響なのか、強烈なパンチを想像してしまいます。しかし、マコーミックは丁寧に取った優しいコンソメスープのような味わいです。
マコーミック「シェイクポテトシーズニング コンソメ」20g
ポテトの味を消すほど強くなく、ほんわかと優しいうま味が広がります。今回は、たまたま16種類目に食べましたが、フライドポテトのファストフード感を薄め、より穏やかな料理に変えてくれました。これはこれで、良い味です。
17「北海道くゆる 燻製天日海塩」
ポテトをワンランク上げる、柔らかな塩味とくん製香
北海道くゆる「燻製天日海塩」。柔らかな塩味とくん製香で、ポテトを少し上品な料理へ変えてくれます
ここまでのマコーミック16種類に加えて、筆者の地元である北海道千歳市の知る人ぞ知るくん製調味料も2種類ご紹介します。
「燻製天日海塩」(30g、税込712円)は、フランス産の天日塩をくん製した、非常にシンプルな商品です。塩味は強くとがるのではなく、柔らか。その全体にくん製香がしっかり加わっています。
「燻製天日海塩」(30g、税込712円)は、フランス産の天日塩をくん製した、非常にシンプルな商品です。塩味は強くとがるのではなく、柔らか。その全体にくん製香がしっかり加わっています。
北海道くゆる「燻製天日海塩」30g。フランス産の天日塩をくん製した調味料です
フライドポテトに振りかけると、ポテトが少しワンランク上の料理になったような、上品な仕上がりになります。複雑な味を足しているわけではないのに、なかなかどうしておいしい。素材の味を生かすくん製塩として完成度の高い一品です。
18「北海道くゆる 燻製黒胡椒」
単体でもおいしいが、ポテトには燻製天日海塩を足したい
北海道くゆる「燻製黒胡椒」。単体では塩味が足りませんが、燻製天日海塩と合わせると魅力が増しました
「燻製黒胡椒」(17g、税込712円)は、インドネシア産の粗びき黒コショウをくん煙したもので、香りが非常に良い。瓶からそのまま食べても、「うわ、これおいしい」と思うほど。黒コショウとくん製香の組み合わせが魅力の製品です。
北海道くゆる「燻製黒胡椒」17g。インドネシア産の粗びき黒コショウをくん煙した調味料です
ただし、純粋な黒コショウなので、ポテトシーズニングとして単独で使うと塩味が足りません。先ほどの燻製天日海塩を加えると、かなりおいしくなりました。
単体では上品で品質も高い調味料ですが、ポテト専用品と比べると物足りない。この事実から、うま味や塩味まで設計されたポテト用シーズニングのバランスの良さを再確認しました。
単体では上品で品質も高い調味料ですが、ポテト専用品と比べると物足りない。この事実から、うま味や塩味まで設計されたポテト用シーズニングのバランスの良さを再確認しました。
夢フルはスナックの楽しさ、マコーミックは料理の上品さ
ベスト5は、香りで料理らしさを感じた味が中心
18種類のフライドポテトが並ぶ状況は壮観。大人数のパーティーの余興に良さそう
冒頭で紹介した別記事で「夢フル」のシリーズを食べたときは、ポテトチップスや駄菓子の記憶につながる、濃くて分かりやすい楽しさを感じました。これは妻や子どもたちには、とても好評でした。筆者は年齢のせいか、ちょっと濃すぎると感じることもありましたが……。
一方、今回試したマコーミックは、味を足しながらもポテト自体の味を消しません。甘味や濃さで押し切るのではなく、香りとうま味を使って料理らしく仕上げる印象です。どれもおいしいのですが、ランキングを付けるなら以下のとおりです。
1位:ガーリックトリュフ
2位:ベーコン&ガーリック
3位:ポルチーニ香るきのこ
4位:ストロングガーリック
5位:チーズ胡椒
どうしても、普段はなかなか味わえない香りの強いフレーバーを高く評価する結果になりました。
一方、今回試したマコーミックは、味を足しながらもポテト自体の味を消しません。甘味や濃さで押し切るのではなく、香りとうま味を使って料理らしく仕上げる印象です。どれもおいしいのですが、ランキングを付けるなら以下のとおりです。
1位:ガーリックトリュフ
2位:ベーコン&ガーリック
3位:ポルチーニ香るきのこ
4位:ストロングガーリック
5位:チーズ胡椒
どうしても、普段はなかなか味わえない香りの強いフレーバーを高く評価する結果になりました。
冷凍ポテトは、冷凍ハンバーグやソーセージなどと一緒にノンフライヤーへ
地元・千歳の北海道くゆるの2品は、以前の記事で「アウトドアスパイス ほりにし」や「黒瀬のスパイス」をポテトシーズニングとして使って高評価だったためトライしてみましたが、ポテト専用にうま味や塩味を組み立てた商品ではありません。そのため、特に燻製黒胡椒は単独ではポテトシーズニングとしては塩味が足りませんが、燻製天日海塩と組み合わせると魅力が一気に増しました。以前の記事でほりにしや黒瀬がポテトシーズニングにも向いていたのは、複数のスパイスやうま味、しょうゆの風味で味が濃かったからでしょう。
今回の北海道くゆるは、くん製による味付けの上品さや本格感は素晴らしいのですが、単にポテトシーズニングとして使うよりも、もっと汎用性の高い塩コショウと捉えたとらえたほうが活用の幅が広がりそう。こちらは普段の調理に日々活躍してくれています。お気に入りの調味料がシンプルな味なら、ポテトシーズニングに使う際には塩味やうま味をブレンドした「カスタマイズ」に使うのもあり、と覚えておくとよさそうです。
今回の北海道くゆるは、くん製による味付けの上品さや本格感は素晴らしいのですが、単にポテトシーズニングとして使うよりも、もっと汎用性の高い塩コショウと捉えたとらえたほうが活用の幅が広がりそう。こちらは普段の調理に日々活躍してくれています。お気に入りの調味料がシンプルな味なら、ポテトシーズニングに使う際には塩味やうま味をブレンドした「カスタマイズ」に使うのもあり、と覚えておくとよさそうです。
プラスチック容器を使うとシーズニングが簡単になります
筆者としては、夢フルとマコーミックは、どちらが上というより、楽しみ方が違うという結論に至りました。スナック菓子的な高揚感を求めるなら夢フル、ポテトの味を残しながら料理らしく仕上げたいならマコーミック。今回の食べ比べでは、その違いが非常にはっきり見えました。
また、わが家では、冷凍ポテトはノンフライヤーでほかの食材と一緒に調理して1食をまとめて調理。シーズニングはジップロック コンテナーでまぶす――この運用で、調理をより効率的にしています。手間なく、その時に食べたい味を自由に楽しめるポテトシーズニング。お気に入りを見つける過程もまた、楽しめるはずです。
また、わが家では、冷凍ポテトはノンフライヤーでほかの食材と一緒に調理して1食をまとめて調理。シーズニングはジップロック コンテナーでまぶす――この運用で、調理をより効率的にしています。手間なく、その時に食べたい味を自由に楽しめるポテトシーズニング。お気に入りを見つける過程もまた、楽しめるはずです。

齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族4人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。














