夏は毎日のように食べるかき氷を台湾風にアップグレード
練乳ミルクベースの冷凍フルーツ入りふわふわかき氷。昔のかき氷のイメージとは違う、こうした台湾風のふわふわかき氷も家庭で簡単に味わえるように
子どもが毎日食べるかき氷だけに、具材にひと工夫
今年の夏もびっくりするくらい暑いですね。北海道に住んでいる筆者ですら、驚くほどです。そして、我が家の2歳の息子はなにかといえば「アイス」を要求してきます。
さほど添加物などに気を配っているわけではありませんが、健康面やコストを考えた結果、思い付いたのが「かき氷」です。基本的には水ですし、シロップに工夫をすればカロリーなどもコントロール可能です。しかも最近のかき氷機は冷凍フルーツや凍らせた牛乳などもかき氷にできるよう、すっかりアップデートされた製品が人気です。
甘さを抑えて牛乳やフルーツなどを入れれば、夏場にアイスばかりほしがる息子の栄養摂取にもひと役かってくれそうです。最新の電動かき氷機は、水氷以外もかき氷にできるだけでなく「ふわふわ」「さらさら」「シャリシャリ」といったかき氷の食感のコントロールも可能。
自宅でさまざまなバリエーションのお店レベルのかき氷が作れるなら、健康面やカロリー、コストパフォーマンスも自分でコントロールできるはずです。そんな期待をもって人気の電動かき氷機2機種、ラドンナの「Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS12」(税込1万円前後)、ドウシシャの「電動ふわふわとろ雪かき氷器 プレミアム DTY-B2BKM」(税込8000円前後)を実際に試してみました。
さほど添加物などに気を配っているわけではありませんが、健康面やコストを考えた結果、思い付いたのが「かき氷」です。基本的には水ですし、シロップに工夫をすればカロリーなどもコントロール可能です。しかも最近のかき氷機は冷凍フルーツや凍らせた牛乳などもかき氷にできるよう、すっかりアップデートされた製品が人気です。
甘さを抑えて牛乳やフルーツなどを入れれば、夏場にアイスばかりほしがる息子の栄養摂取にもひと役かってくれそうです。最新の電動かき氷機は、水氷以外もかき氷にできるだけでなく「ふわふわ」「さらさら」「シャリシャリ」といったかき氷の食感のコントロールも可能。
自宅でさまざまなバリエーションのお店レベルのかき氷が作れるなら、健康面やカロリー、コストパフォーマンスも自分でコントロールできるはずです。そんな期待をもって人気の電動かき氷機2機種、ラドンナの「Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS12」(税込1万円前後)、ドウシシャの「電動ふわふわとろ雪かき氷器 プレミアム DTY-B2BKM」(税込8000円前後)を実際に試してみました。
おしゃれなレトロ風デザインでバラ氷も使用できる「Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS12」
ラドンナの「Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS12」。レトロでシンプル、そして落ち着いたくすみカラーが目を引くデザインです
2色氷が作れる製氷カップが付いた楽しい電動かき氷機
1台目はラドンナの「Toffy 電動ふわふわかき氷器 K-IS12」(以下、Toffy 電動ふわふわかき氷器)です。ラドンナのブランドToffyの中で「Toffy クラシック」と名付けられたラインの商品で、ちょっぴりレトロでシンプル、落ち着いたくすみカラーのデザインが人気。このToffy 電動ふわふわかき氷器は、写真のペールアクアと、ピュアホワイトの2色から選択可能。筆者はレトロフィーチャーなデザインが結構気に入りました。
付属品としては、かき氷器本体のほかに円柱形の氷を作る製氷カップが2つ、この製氷カップと組み合わせて使用する製氷パーツ、「ハーフ」と「ミックス」がそれぞれ1つずつ付属します。製氷パーツの「ハーフ」を使用すると、円柱系の氷の中心部分と外側で異なる具材やジュースを使って氷が簡単に作れます。
「ミックス」を使用すると、円柱を6分割した、角度60度の扇形のそれぞれを交互に異なる2種類のジュースなどで作った氷を作ることができます。これによって2色の氷でできたかき氷を楽しむこともできます。
本体のデザインにも、付属する製氷カップにも遊び心があふれる、使っているだけで楽しくなってくるかき氷器といえるでしょう。
付属品としては、かき氷器本体のほかに円柱形の氷を作る製氷カップが2つ、この製氷カップと組み合わせて使用する製氷パーツ、「ハーフ」と「ミックス」がそれぞれ1つずつ付属します。製氷パーツの「ハーフ」を使用すると、円柱系の氷の中心部分と外側で異なる具材やジュースを使って氷が簡単に作れます。
「ミックス」を使用すると、円柱を6分割した、角度60度の扇形のそれぞれを交互に異なる2種類のジュースなどで作った氷を作ることができます。これによって2色の氷でできたかき氷を楽しむこともできます。
本体のデザインにも、付属する製氷カップにも遊び心があふれる、使っているだけで楽しくなってくるかき氷器といえるでしょう。
付属する製氷パーツのうち、ミックスを使って2色氷を製作しているところ。手間はかかりますが、面白い氷を作ることができます
バラ氷にも対応し、より気軽にかき氷を楽しめる
Toffy 電動ふわふわかき氷器は、家庭用冷蔵庫の製氷機などで作ったバラ氷でもかき氷を作ることができ、とても手軽で便利です
まずは基本性能の確認のため、水のみで作った氷でかき氷を作ってみました。Toffy 電動ふわふわかき氷器は、かき氷用の製氷器で作った円柱形の氷はもちろん、冷蔵庫の自動製氷機などで作ったバラ氷でもかき氷を作ることができます。このとき、本体に取り付ける氷ケースにフルーツ用リングをセットして使用。円柱形のかき氷用の氷を削る際にはフルーツ用リングは使いません。
普段から冷蔵庫にストックしているバラ氷(約3cm角)でかき氷ができると、わざわざ専用の氷を用意する必要がなく、とても手軽です。ズボラな筆者にはぴったりなのですが、弱点もあります。バラ氷の場合、シャリシャリの粗い氷しか削れず、ふわふわの細かいかき氷に仕上げられないことです。といっても十分においしいのですが、ふわふわかき氷を楽しみたいときは専用の氷を作っておく必要があります。
Toffy 電動ふわふわかき氷器でこの専用の氷を使えば台湾風のふわふわかき氷を楽しめますが、上手に削るにはちょっと慣れが必要です。円柱形の氷をケースにセットして本体右側面にある昇降ダイヤルでスパイクの付いた氷押さえを調整して氷を固定、氷を回転させながら、刃の高さ調整レバーを使って、氷を削る厚さ(細かい=ふわふわ、粗い=シャリシャリ)を調整する必要があります、要は氷押さえ具合と刃の高さ調整をふたつをコントロールする必要があるので、思うように氷を削るには少し慣れが必要だと感じました。
うまく氷の削り具合をコントロールすると、Toffy 電動ふわふわかき氷器ではふわふわのかき氷も、シャリシャリのかき氷も、その中間的なさらさらのかき氷も楽しむことができました。氷に市販のかき氷シロップだけでも十分に楽しめます。
普段から冷蔵庫にストックしているバラ氷(約3cm角)でかき氷ができると、わざわざ専用の氷を用意する必要がなく、とても手軽です。ズボラな筆者にはぴったりなのですが、弱点もあります。バラ氷の場合、シャリシャリの粗い氷しか削れず、ふわふわの細かいかき氷に仕上げられないことです。といっても十分においしいのですが、ふわふわかき氷を楽しみたいときは専用の氷を作っておく必要があります。
Toffy 電動ふわふわかき氷器でこの専用の氷を使えば台湾風のふわふわかき氷を楽しめますが、上手に削るにはちょっと慣れが必要です。円柱形の氷をケースにセットして本体右側面にある昇降ダイヤルでスパイクの付いた氷押さえを調整して氷を固定、氷を回転させながら、刃の高さ調整レバーを使って、氷を削る厚さ(細かい=ふわふわ、粗い=シャリシャリ)を調整する必要があります、要は氷押さえ具合と刃の高さ調整をふたつをコントロールする必要があるので、思うように氷を削るには少し慣れが必要だと感じました。
うまく氷の削り具合をコントロールすると、Toffy 電動ふわふわかき氷器ではふわふわのかき氷も、シャリシャリのかき氷も、その中間的なさらさらのかき氷も楽しむことができました。氷に市販のかき氷シロップだけでも十分に楽しめます。
シンプルに水だけで作った水氷をToffy 電動ふわふわかき氷器で削り、市販のシロップをかけただけでもかなりおいしくいただけます
製氷パーツ・ハーフでコーヒーフロートかき氷に挑戦
Toffy 電動ふわふわかき氷器に付属品する製氷パーツのハーフを使って作った、アイスコーヒーフロート氷
Toffy 電動ふわふわかき氷器の特徴的な付属品である製氷パーツの「ハーフ」を使って、外側の氷が無糖のアイスコーヒー、内側の氷がバニラアイスと牛乳というハーフ氷を作ってみました。最初に無糖のアイスコーヒーを半分程度入れて、製氷パーツのハーフを入れ、十分に凍らせます。十分に凍ったら製氷パーツのハーフを取り除き、中心部の空いた空間にバニラアイスと牛乳を混ぜたものを注ぎ、再度冷凍します。完成したのが写真上の状態です。
このアイスコーヒーとバニラアイスでできた氷をToffy 電動ふわふわかき氷器で削ったものが、下のコーヒーフロートかき氷です。カロリーや甘さを抑えるために無糖のアイスコーヒーを使ったのですが、糖分を含む氷のほうがふわふわに削りやすく感じるので、アイスコーヒー氷の方にも糖分を加えたほうがふわふわに仕上がったかもしれません。味はまさにコーヒーフロート。少し大人のかき氷といった感じで十分に楽しめます。使用するコーヒーやバニラアイスにこだわれば、よりラグジュアリーな味に仕上げることもできるでしょう。
このアイスコーヒーとバニラアイスでできた氷をToffy 電動ふわふわかき氷器で削ったものが、下のコーヒーフロートかき氷です。カロリーや甘さを抑えるために無糖のアイスコーヒーを使ったのですが、糖分を含む氷のほうがふわふわに削りやすく感じるので、アイスコーヒー氷の方にも糖分を加えたほうがふわふわに仕上がったかもしれません。味はまさにコーヒーフロート。少し大人のかき氷といった感じで十分に楽しめます。使用するコーヒーやバニラアイスにこだわれば、よりラグジュアリーな味に仕上げることもできるでしょう。
アイスコーヒー部分に無糖のアイスコーヒーを使用したので、ふわふわというよりはシャリシャリに仕上がったアイスコーヒーフロートかき氷。さっぱりとしておいしいです
ふわふわトロトロのフルーチェかき氷は手軽でゴージャス感もありおすすめ
牛乳と混ぜるだけで完成するフルーチェ。簡単でありがたいのですが2歳の息子ひとりでは余ってしまうのです
理屈などはわかりませんが、何種類か、かき氷を作っているうちに、糖分や牛乳などを含む氷で作ったかき氷のほうがふわふわで、しかもトロトロ感のあるかき氷に仕上がることに気が付きました。そこで試してみたのが、このフルーチェかき氷です。さまざまな種類のものが販売されており、牛乳と混ぜるだけで完成。しかも、その後冷凍するので保存の問題もクリアされます。どこでも簡単に手に入ると思いますが、筆者はよく行く100円ショップのダイソーで購入しました。フルーチェを作って、かき氷用の製氷器で冷凍。好きなタイミングで食べられるのもいいところです。
筆者は「プチフルーチェMIX イチゴ&バナナ」で作りましたが、お好みの味をセレクトするとよいでしょう。Toffy 電動ふわふわかき氷器で実際にフルーチェ氷を削ってみると、予想どおり、かなり細かくふわふわに削ることができました。溶けてもフルーチェ自体が強いとろみを持っているので、ふわふわトロトロといった仕上がりに。溶けても冷たいフルーチェになるだけなので、食感の変化を楽しみながらゆっくりと楽しめるかき氷ともいえます。子どもと一緒にフルーチェ作りから行うのも楽しいです。
筆者は「プチフルーチェMIX イチゴ&バナナ」で作りましたが、お好みの味をセレクトするとよいでしょう。Toffy 電動ふわふわかき氷器で実際にフルーチェ氷を削ってみると、予想どおり、かなり細かくふわふわに削ることができました。溶けてもフルーチェ自体が強いとろみを持っているので、ふわふわトロトロといった仕上がりに。溶けても冷たいフルーチェになるだけなので、食感の変化を楽しみながらゆっくりと楽しめるかき氷ともいえます。子どもと一緒にフルーチェ作りから行うのも楽しいです。
フルーチェ氷を削って作ったフルーチェかき氷。適度な糖分と牛乳の乳脂肪分などを含むせいか、とてもふわふわに仕上がりました
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。