Switch 2で初代Switchのゲームを再開した子どもたち
購入したのは、Switch 2のローンチタイトル「マリオカート ワールド」のゲームカードが付属する「マリオカート ワールド セット」です。Switch 2には、海外でも使える多言語版と、日本専用の日本版がありますが、うちのは日本版。帰宅すると、子どもたちも大喜びでした。
Switch 2では、ゲームカードにゲーム本体のデータは入っておらず、入っているのは「遊ぶ権利」だけ。そのため、ゲームカードを買っていても、別途ダウンロードする必要があります。データ量も大きく、ダウンロードには30分くらいかかりました。ゲームカードにデータを入れないのは、ゲームデータの違法コピーを防ぐためでしょうね。
子どもたちも最初は喜んでマリオカート ワールドで遊んでいましたが、2〜3週間たった今では、あまりやらなくなり、以前Switchで遊んでいたポケットモンスターやゼルダの伝説のシリーズをSwitch 2でプレイしています。
中でも、小学2年生の息子が、保育園の年長だった頃にちょっとだけ遊んでやめてしまった「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(通称ティアキン)」を再開したのが面白かったです。当時は冒頭の「始まりの空島」から脱出できずに挫折していたのですが、今になってSwitch 2でやり直したところ、見事に脱出成功。「パラセール(ゲーム中に登場するグライダー)を取ったよ」と、うれしそうに自慢してくるようになりました。
そんな息子に触発されて、私もここ1週間ほどティアキンで遊んでいます。Switch 2のおかげで、鷹木家に“ティアキンブーム”が到来中です。
Switch 2では、ゲームカードにゲーム本体のデータは入っておらず、入っているのは「遊ぶ権利」だけ。そのため、ゲームカードを買っていても、別途ダウンロードする必要があります。データ量も大きく、ダウンロードには30分くらいかかりました。ゲームカードにデータを入れないのは、ゲームデータの違法コピーを防ぐためでしょうね。
子どもたちも最初は喜んでマリオカート ワールドで遊んでいましたが、2〜3週間たった今では、あまりやらなくなり、以前Switchで遊んでいたポケットモンスターやゼルダの伝説のシリーズをSwitch 2でプレイしています。
中でも、小学2年生の息子が、保育園の年長だった頃にちょっとだけ遊んでやめてしまった「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(通称ティアキン)」を再開したのが面白かったです。当時は冒頭の「始まりの空島」から脱出できずに挫折していたのですが、今になってSwitch 2でやり直したところ、見事に脱出成功。「パラセール(ゲーム中に登場するグライダー)を取ったよ」と、うれしそうに自慢してくるようになりました。
そんな息子に触発されて、私もここ1週間ほどティアキンで遊んでいます。Switch 2のおかげで、鷹木家に“ティアキンブーム”が到来中です。
Switch 2に「新しさ」はないが、そこがいい
Switch 2は、任天堂らしい新しい遊びの提案がなく、初代Switchの性能をアップさせただけのもの。だから私は当初あまりSwitch 2を高く評価していなかったのですが、実際に購入して遊んでみて、その評価は変わりました。
Switch 2と初代Switchの操作性はほぼ同じですが、スペックが上がって処理は早くなりました。使いにくさが減って、快適に遊べるようになっています。初代Switchの8年分の歴史を受け継ぎつつ、欠点は極力減らして、良いところはそのまま気持ちよく遊んでほしい——そんな任天堂のメッセージを感じました。
Switch 2は初代Switchのソフトも遊べるため、Switch 2を手に入れたことをきっかけに、初代Switchの過去作をSwitch 2でもう一度遊んでみようと思う機会も生まれます。
それによって、初代と2を合わせた「Switch」というプラットフォーム全体のアクティブユーザーが増えますよね。任天堂は、Switchのプラットフォームに相当な自信があるからこそ、Switch 2と初代Switchとでは遊びの仕組みをあまり変えず、少なくとも初代Switchが現役の間は「過去作ももう一度遊びたくなる」ような戦略をとったのではないでしょうか。ゼルダの伝説シリーズなどの初代Switch世代の人気ゲームが気持ちよく遊べるだけで、実は価値があるのだなあと感じます。
そもそも初代Switchは、映像面ではスペック不足なんです。8年前の発売当時から4Kにも対応していない。当時は4Kテレビを持っていなかった人も、今では持っているというケースも多いでしょうから、初代Switchで遊んでいると、映像に物足りなさを感じる場面もあったと思います。
それに、何年も使っているとハード自体もボロボロになってきます。特に初代Switchのコントローラー「Joy-Con」は故障しやすい。うちには初代Switchの本体は2台しかないのに、壊れたJoy-Conがたくさんあるんです。子どもたちがゲーム後に床に置きっぱなしにして、うっかり踏んじゃったりして壊してしまうことも多いです(鷹木家あるある)。Switch 2のJoy-Conは初代に比べたら丈夫そうですが、引き続き我が家では「床置き厳禁ルール」で遊んでいます。
Switch 2と初代Switchの操作性はほぼ同じですが、スペックが上がって処理は早くなりました。使いにくさが減って、快適に遊べるようになっています。初代Switchの8年分の歴史を受け継ぎつつ、欠点は極力減らして、良いところはそのまま気持ちよく遊んでほしい——そんな任天堂のメッセージを感じました。
Switch 2は初代Switchのソフトも遊べるため、Switch 2を手に入れたことをきっかけに、初代Switchの過去作をSwitch 2でもう一度遊んでみようと思う機会も生まれます。
それによって、初代と2を合わせた「Switch」というプラットフォーム全体のアクティブユーザーが増えますよね。任天堂は、Switchのプラットフォームに相当な自信があるからこそ、Switch 2と初代Switchとでは遊びの仕組みをあまり変えず、少なくとも初代Switchが現役の間は「過去作ももう一度遊びたくなる」ような戦略をとったのではないでしょうか。ゼルダの伝説シリーズなどの初代Switch世代の人気ゲームが気持ちよく遊べるだけで、実は価値があるのだなあと感じます。
そもそも初代Switchは、映像面ではスペック不足なんです。8年前の発売当時から4Kにも対応していない。当時は4Kテレビを持っていなかった人も、今では持っているというケースも多いでしょうから、初代Switchで遊んでいると、映像に物足りなさを感じる場面もあったと思います。
それに、何年も使っているとハード自体もボロボロになってきます。特に初代Switchのコントローラー「Joy-Con」は故障しやすい。うちには初代Switchの本体は2台しかないのに、壊れたJoy-Conがたくさんあるんです。子どもたちがゲーム後に床に置きっぱなしにして、うっかり踏んじゃったりして壊してしまうことも多いです(鷹木家あるある)。Switch 2のJoy-Conは初代に比べたら丈夫そうですが、引き続き我が家では「床置き厳禁ルール」で遊んでいます。
多言語版にすればよかった
我が家にはもともと初代Switchが2台あり、そこにSwitch 2が1台加わって、今は3台体制になりました。とはいえ、Switch 2専用のマリオカート ワールドは早々に飽きてしまい、子どもたちが遊んでいるのはもっぱら初代Switchのソフト。ですから、まだSwitch 2を手に入れていない皆さんも、そこまで焦らなくても大丈夫だと思います。
今後、Switch 2が普通に手に入るようになったら、私も自分用にもう1台、多言語版を買いたいですね。実は、自分用の初代Switchには、海外版のマイニンテンドーストアで購入したソフトがいくつかインストールされていたんですが、日本版のSwitch 2には移行できず……。しかも、マイニンテンドーストアの抽選販売では日本版よりも多言語版の方が当たりやすかったという話もあって……。最初から、多言語版を選んでおけばよかったなあ。
今後、Switch 2が普通に手に入るようになったら、私も自分用にもう1台、多言語版を買いたいですね。実は、自分用の初代Switchには、海外版のマイニンテンドーストアで購入したソフトがいくつかインストールされていたんですが、日本版のSwitch 2には移行できず……。しかも、マイニンテンドーストアの抽選販売では日本版よりも多言語版の方が当たりやすかったという話もあって……。最初から、多言語版を選んでおけばよかったなあ。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。