「AirTag」はロストバゲージへの恐怖心を和らげる!おかげで落ち着いて海外旅行を楽しめるように
500円玉サイズの小さなお守り
AirTagはひとつ4780円(2022年7月に値上がりしました)。登録料などは不要です。コイン型リチウム電池(ボタン電池)の「CR2032」で動作します。
サイズは、学校の黒板にくっついてたマグネットくらい。
サイズは、学校の黒板にくっついてたマグネットくらい。
ちっさ!
裏はこんな感じ。
500円玉と同じくらいのサイズ
AirTagはiPhoneの「探す」というド直球な名前のアプリと連携しています。まずは「探す」でAirTagを登録しましょう。
「持ち物を探す」から追加します。iPhoneとAirTagを近付ければ一瞬で登録完了
設定では、AirTagに名前をつけ、地図上で表示するアイコンを選びます。アイコンはなんとなくヒヨコのマークにしました。
また、AirTagが手元から離れたときにiPhoneに通知するかどうかも設定できます。「落としましたよ!」とすぐにお知らせしてほしいときはこの通知設定をオンにしましょう。
ちなみに「ピロンピロン(意味:ここにいるよー)」とAirTagから音を鳴らすのも「探す」アプリの設定から指示します。蓋をしたスーツケースからは聞こえないくらいの音量だったので、私の場合この機能はあまり使っていません。
設定を済ませ、スーツケースのポケットに入れれば完了。所要時間は5分程でした。
また、AirTagが手元から離れたときにiPhoneに通知するかどうかも設定できます。「落としましたよ!」とすぐにお知らせしてほしいときはこの通知設定をオンにしましょう。
ちなみに「ピロンピロン(意味:ここにいるよー)」とAirTagから音を鳴らすのも「探す」アプリの設定から指示します。蓋をしたスーツケースからは聞こえないくらいの音量だったので、私の場合この機能はあまり使っていません。
設定を済ませ、スーツケースのポケットに入れれば完了。所要時間は5分程でした。
確信を持ってスーツケースを待てる
いよいよ旅行当日。いつも通りスーツケースをビクビクしながら預け入れて飛行機に乗り、目的地のバンコクのスワンナプーム国際空港へ。到着し入国審査を済ませたら手荷物受け取り場へ向かいます。
ここですぐさまiPhoneを取り出し恐る恐る「探す」を起動すると……! 私のスーツケースを示すヒヨコのアイコンもピヨピヨとスワンナプーム空港にいるじゃないですか! グッジョブ!
実はこの時、私、荷物レーンの場所を間違えてしまい、日本からの別便の荷物レーンを注視していました。で、「おっかしーなー、絶対タイに着いてるはずなのに」と待ち続け、いよいよ私の荷物が出てこないので冷静に荷物レーンと便名をもう一度確かめて、無事スーツケースに再会できました。
たぶんAirTagのヒヨコマークを見ていなかったら「すわ、ひさびさの旅行でロストバゲージの洗礼か!」とパニックになっていたはず。
空港に降り立って「探す」でスーツケースの居場所を確かめると、心底ホッとします。行き、乗り継ぎ、帰り、すべてのタイミングでチェックしました。
ここですぐさまiPhoneを取り出し恐る恐る「探す」を起動すると……! 私のスーツケースを示すヒヨコのアイコンもピヨピヨとスワンナプーム空港にいるじゃないですか! グッジョブ!
実はこの時、私、荷物レーンの場所を間違えてしまい、日本からの別便の荷物レーンを注視していました。で、「おっかしーなー、絶対タイに着いてるはずなのに」と待ち続け、いよいよ私の荷物が出てこないので冷静に荷物レーンと便名をもう一度確かめて、無事スーツケースに再会できました。
たぶんAirTagのヒヨコマークを見ていなかったら「すわ、ひさびさの旅行でロストバゲージの洗礼か!」とパニックになっていたはず。
空港に降り立って「探す」でスーツケースの居場所を確かめると、心底ホッとします。行き、乗り継ぎ、帰り、すべてのタイミングでチェックしました。
だんだんヒヨコマークが健気に見えてくる
「着いてるかな……」とソワソワしながら待つのと、「まあ空港には着いているようだから、どうにかなるか」と腕組みして待つのとでは、心の負担は雲泥の差。
それに、万が一ロストバゲージになっても、落ち着いて対処できそう。過去のロストバゲージでは「チューリヒからパリに届くはずのスーツケースが、なぜかイビサ島に到着」といったことがありました。もしあの時、AirTagでスーツケースの居場所をすぐに確かめられていたなら、「いいね、いっそ私も一緒に行きたいわ。ボン・ボヤージュ」と思う余裕が生まれたかも。当時は絶望のどん底で、ロストバゲージの直後は居場所もわからなくて、ボン・ボヤージュどころじゃありませんでしたから。
「わからない」ことは私にとって一番のストレスです。慣れない外国でのロストバゲージでそんなストレスを味わうのはまっぴらごめん。ただでさえ、ロストバゲージしちゃったら荷物がなくて大変だってのに! 過度なストレスを和らげてくれるAirTagは、これからの私の旅行では必須アイテムになりそうです。
それに、万が一ロストバゲージになっても、落ち着いて対処できそう。過去のロストバゲージでは「チューリヒからパリに届くはずのスーツケースが、なぜかイビサ島に到着」といったことがありました。もしあの時、AirTagでスーツケースの居場所をすぐに確かめられていたなら、「いいね、いっそ私も一緒に行きたいわ。ボン・ボヤージュ」と思う余裕が生まれたかも。当時は絶望のどん底で、ロストバゲージの直後は居場所もわからなくて、ボン・ボヤージュどころじゃありませんでしたから。
「わからない」ことは私にとって一番のストレスです。慣れない外国でのロストバゲージでそんなストレスを味わうのはまっぴらごめん。ただでさえ、ロストバゲージしちゃったら荷物がなくて大変だってのに! 過度なストレスを和らげてくれるAirTagは、これからの私の旅行では必須アイテムになりそうです。
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori