アプリレビューから運営の回答まで“おじさん構文”で大盛り上がり！「おじさん構文ジェネレーター」

2022.9.9

構文を作るナイト（おじさん）の登場ダヨ

実際にアプリを試してみると、クセは強いが、完コピは難しいおじさん構文を、絶妙なリアルさで再現しているのがとても楽しいし、おじさん構文への愛を感じる。

おじさん構文はランダムで生成することができ、名前を入力するだけでもおじさん構文のテキストが出現する。

この既視感がすごい。名前しか入れていないだけあって、ほぼ何も内容がないのだが、おじさん構文は「情報伝達」よりも「LINEを送ることによるコミュニケーション」が重視されるので、実際のおじさん構文もわりとこんな感じである。

さて、おじさん構文と言えば「食事の誘い」である。おじさん構文の利用シーンは、「女子を食事（主にイタリアン）に誘う」「日記（俺通信）を送る」がツートップだと言われている。試しに「ご飯に行こう」と入力すると、こうなる。呼び捨てかよ。

「トネ」とか「行コウ」といった全体的なカタコトっぽさや、「呼び捨て」「ハートの絵文字」「上から目線と媚びへつらいが混ざった感じ」が実にリアルだ。若者ぶっているわけではないけれど、普段から絵文字ナシ、句読点ナシの殺伐としたLINEしかしない私には狙っても書けない。

だいたい、基本的におじさん構文って目がチカチカして内容が頭に入ってこないのだ。いくらおじさん構文が面白くても、目が滑って意思疎通ができないのであれば意味がない。「絵文字」「句読点」の量はスライダーで調整できるので、好みの“おじさん濃度”で使いこなしてほしい。

友達に送ると意外と和む

生成した文章は、そのままLINEなどに送信することもできる。

遊ぶ約束をしている友達に、詳細を詰めるための文章を書いてみたが、おじさん構文のお約束、「今日もお仕事かな」が勝手に入力されてニヤニヤが止まらない。相手が昼職の会社員だと知っていても、おじさんはこれを書かずにいられないのだ。

出力された構文を長押しタップするとシェア方法が選べる

「文章をコピー」「画像を保存」「Twitterで文章を送る」「LINEで文章を送る」ことができ、使い勝手は抜群だ。

女性同士のグループLINEに投稿すれば、皆がニヤニヤしたのち、おじさん構文の返信が届き、「あるある」による心の結束を感じる。また、リアルおじさんに送って「どうしたの？？きょうはご機嫌♡ダネ！！」といった返信をもらうのも一興。普段のコミュニケーションを和ませる効果も絶大なのだ。

なお、はじめてアプリを立ち上げると、このようなダイアログが出現する。

秀逸なおじさん構文を見つけたら、「おじさん構文を報告」ボタンから連絡（通報？）しよう。より精度の高いおじさん構文を生成する一助となるはずだ。

iPhone版、Android版共にリリースされているので、ぜひ試していただきたい。

・iPhone版：App Store
・Android版：Google Play