音楽フェスの名の通り“お祭り”でした！「GMO SONIC 2024」2日目レポート

2024.3.15

そういえば“あのクマ”はどうなった？

2024年1⽉27日・28日の2日間、さいたまスーパーアリーナで開催されたGMOインターネットグループによる大型音楽フェスティバル「GMO SONIC 2024」。27日に引き続き、28日も参加しました。

ちなみに、さいたまスーパーアリーナから我が家まではそれなりに距離があり、フェスの余韻に浸りながら長い時間移動して、その翌朝また舞い戻るのはちょっとなあ……ということで、27日夜は会場からほど近いパレスホテル大宮に泊まりました。結婚式場やおいしそうなベーカリーが併設された昔ながらの折目正しいホテル（フロントの人もとても親切）で、大宮駅からデッキを3分ほど歩けば到着して、トレーニングジムも近くにあって、しかもお隣にはサイゼリヤまである（大宮駅周辺には、なんとサイゼリヤが2軒もあるのです）。コンパクトな小旅行に最適で、大宮での私の定宿。

ホテルでゆっくり休んで、早朝の大宮駅周辺を散歩して、トレーニングジムで少しだけ筋トレをして、朝ごはんを食べたのち、会場に向かうのが大変楽しい。

でね、そんな小旅行的なフェス2日目ともなると、会場のあちこちを観察する余裕が出てきます。そして前年開催された「GMO SONIC 2023」のことをふと思い出して「そういえば“あのクマ”、今年もステージの真ん中でピカピカしていたけれど、昨日は少しおとなしかったかも」と気がつきました。去年は目からレーザーをビュンビュン出していたような……。そう、その「GMOソニッくま」の活躍ぶりは、GMO SONIC 2024の公式グッズにも描かれています。

今年の1日目は少し遠慮深かったなあ……なんて思っていたら、2日目のGMOソニッくまは、ちゃんと目からレーザーを山ほど出していました。元気そうでよかった。ひょっとしたら初日も私の見ていないタイミングでがんばって光ってたのかもね。

これよこれ！

ということで2日目のレポートは、アーティストのパフォーマンスと共に、GMO SONIC 2024のちょっとした風景も紹介します。

花道でのエアリアルショーと「和」の演出

今年からはアリーナ席の中心部に、「花道」が新たに登場しました。これがとてもよかった。私は主にアリーナの後方とステージ下手側のスタンド席で見ていましたが、アーティストが花道でもパフォーマンスしてくれるとより彼らを近くに感じることができたんです。

写真上部のスタンディングエリアを横にパツンと分けている、グレーの帯状のものが花道。スタンド周囲では花魁風ダンサーの練り歩きもありました

そして、この花道では、和風のドレスを着たダンサー達がエアリアル・フープやエアリアル・シルクのパフォーマンスを披露してくれました。私はこれが大好きなんです。

紐を使ってクルクルと器用に踊るエアリアル・シルクのダンサーと、輪っかで逆さまになるエアリアル・フープのダンサーたち。そしてそれを見守るGMOソニッくま

エアリアル・フープはその名の通り空中にあるフープを使って行うダンスです。サーカスなどで見かけたことのある人もいるはず。

そしてエアリアル・シルクとは、天井から吊るされた長ーいシルク（布）を駆使して、逆さまになったりクルクル回ったり……というダンスです。一部のポールダンススタジオなどで習うことができて、私はかつて一度だけ体験したことがありますが、ほんっっっと、大変なんです。

しかも一口に「天井」といったって、ここはさいたまスーパーアリーナの天井。凄まじい高さから吊るされています（そのおかげでアリーナ後方にいる私の目にも留まったのですが）。

そう、どちらのパフォーマンスも、鍛え抜いた体幹と柔軟性、そして芸術センス、何より一流の度胸が必要なのです。眼福でした。

華麗なるエアリアルダンサーたちに目を奪われつつ、なんだか烏帽子をかぶったものすごい高身長な人もいるな〜……なんて気になっていたら、会場内のフォトスポットで再会しました。