アオキはやっぱりアオキだった
水曜日のカンパネラ(ボーカルの詩羽が最高にかわいかった。黒い羽根をはやして踊ってました)、RIIZE(私の後ろにいた高校生と思しき女の子が彼らの姿を見て感動して泣いてました。よかったね!)に続いて現れたのが、TIMMY TRUMPET。
彼の名に“ TRUMPET”が入っているのは、パフォーマンス中にトランペットを吹くから。DJ兼トランペッター兼エンターテイナー。よい意味で忙しい! 映画「パルプ・フィクション」でおなじみの「Misirlou」をトランペットで演奏してくれたかと思いきや、加山雄三と谷村新司の「サライ」をかけて「さあみんな歌いなよ!」といわんばかりに日本国旗を振って盛り上げたりで、非常に楽しかった。
そしてaespaは言わずもがなの美しさとパワフルさ(こちらも、私の後ろにいた女の子が「ニンニーーーーーンッ!」と一生懸命応援してました。U19チケットがあって本当によかったなあ)。
で、STEVE AOKIです。2日前にGMOインターネットグループ主催の招待制テック交流イベント「GMO 渋谷FUTURE 2024 - GMO SONIC Warm Up -」でパフォーマンスしてくれたアオキが、さいたまスーパーアリーナにも登場。
彼の名に“ TRUMPET”が入っているのは、パフォーマンス中にトランペットを吹くから。DJ兼トランペッター兼エンターテイナー。よい意味で忙しい! 映画「パルプ・フィクション」でおなじみの「Misirlou」をトランペットで演奏してくれたかと思いきや、加山雄三と谷村新司の「サライ」をかけて「さあみんな歌いなよ!」といわんばかりに日本国旗を振って盛り上げたりで、非常に楽しかった。
そしてaespaは言わずもがなの美しさとパワフルさ(こちらも、私の後ろにいた女の子が「ニンニーーーーーンッ!」と一生懸命応援してました。U19チケットがあって本当によかったなあ)。
で、STEVE AOKIです。2日前にGMOインターネットグループ主催の招待制テック交流イベント「GMO 渋谷FUTURE 2024 - GMO SONIC Warm Up -」でパフォーマンスしてくれたアオキが、さいたまスーパーアリーナにも登場。
アオキは、いつどこで拝んでもアオキ
48時間前のFUTUREでのパフォーマンスとはまったく違うプレイリストで、超大箱のさいたまスーパーアリーナを盛り上げていました。人間の体温がみるみる上がっていくのがよくわかるんです。
ちなみに、さいたまスーパーアリーナでは彼のお家芸である「ケーキ投げ」はありませんでしたが、でも「その代わりといってはなんですがコチラをどうぞ……」といわんばかりに、アオキの記念品的なグッズを花道から客席に向かってポンポン投げていました。やさしいね!
ちなみに、さいたまスーパーアリーナでは彼のお家芸である「ケーキ投げ」はありませんでしたが、でも「その代わりといってはなんですがコチラをどうぞ……」といわんばかりに、アオキの記念品的なグッズを花道から客席に向かってポンポン投げていました。やさしいね!
アオキはパフォーマンス後半になると脱ぎます
アオキで胸がいっぱいになったあたりで、フードエリアでたこ焼きとハイボールを注文し、屋台近くのテーブルと椅子で一休み。
さいたまスーパーアリーナでは、もともとロッテリアとケンタッキーフライドチキンが営業しています。フェス飯を食べるもよし、なじみのファストフードを食べるもよし、はたまた一度会場を出て駅前で食事をするもよし。自由度が高いのもGMO SONIC 2024のいいところでした。
休憩を挟んだのち、今回の大トリのKYGO。トロピカルハウスの旗手なんて呼ばれてます。
さいたまスーパーアリーナでは、もともとロッテリアとケンタッキーフライドチキンが営業しています。フェス飯を食べるもよし、なじみのファストフードを食べるもよし、はたまた一度会場を出て駅前で食事をするもよし。自由度が高いのもGMO SONIC 2024のいいところでした。
休憩を挟んだのち、今回の大トリのKYGO。トロピカルハウスの旗手なんて呼ばれてます。
ぽわーんと美しい演出が多かった!
トロピカルハウスは、数あるダンスミュージックのなかでもリラックスした雰囲気でココナッツミルク系のカクテル片手にゆらゆら踊って、やがて脳内に「チルアウト」って文字がボワ〜っと浮かび上がってサンセットに溶けていく……というイメージだったのですが、GMO SONIC 2024のKYGOは、序盤はEDMに寄せたバキバキのDJセットでスタート。ドナ・サマーの「Hot Stuff」が披露されたり。楽しかった〜。
ココナッツミルク飲んでる場合じゃなかった
アッパーチューンでつないだあとは、KYGOが亡きAvicii(スウェーデン出身のDJ/音楽プロデューサー)に捧げた「Forever Yours」からAviciiの「Levels」をプレイ。GMO SONIC 2024の初日にGALANTISが「ティム(Aviciiのこと)のためにライトを掲げて!」と私たちに呼びかけたのと同じように、KYGOにとってもAviciiは今も大切な友達であることが伝わります。泣ける。
そこからは、おなじみのKYGO節。セレーナ・ゴメスをボーカルに迎えた「It Ain’t Me」や「Happy Now」、「Kids In Love」をプレイして、最後は最新アルバムの最後の曲「Freeze」をストリングスやパーカッションと共にキーボードの生演奏で披露。美しい。みんながKYGOを大好きになるような“KYGO大全”の90分。大満足!
そこからは、おなじみのKYGO節。セレーナ・ゴメスをボーカルに迎えた「It Ain’t Me」や「Happy Now」、「Kids In Love」をプレイして、最後は最新アルバムの最後の曲「Freeze」をストリングスやパーカッションと共にキーボードの生演奏で披露。美しい。みんながKYGOを大好きになるような“KYGO大全”の90分。大満足!
なんだかんだで全部好きになる
GMO SONIC 2024は、U19チケットしかり、特定のジャンルに縛られないダンスミュージックのラインナップしかり、とてもオープンな音楽フェスティバルです。例えば、K-POPが大好きな高校生の女の子たちがTIMMY TRUMPETを初めて見て「えー! なんかかっこよくない⁉」って盛り上がったり。そう、かっこいいんですよ、みんな。
普段ならばクラブで披露されているようなパフォーマンスを未成年者が安心して楽しめたり、スマホ越しに「はやっているんだなあ」なんて見ていた最新のK-POPの練度の高い歌と踊りに感動したり。そのボーダレスさが私はうれしいんです。
きっと、GMO SONIC 2025も、そんな予想外で豊かな音楽との出合いがあるはずだろうなと期待しています。あー楽しみ!
普段ならばクラブで披露されているようなパフォーマンスを未成年者が安心して楽しめたり、スマホ越しに「はやっているんだなあ」なんて見ていた最新のK-POPの練度の高い歌と踊りに感動したり。そのボーダレスさが私はうれしいんです。
きっと、GMO SONIC 2025も、そんな予想外で豊かな音楽との出合いがあるはずだろうなと期待しています。あー楽しみ!
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori