新型コロナウイルス禍で不要不急の外出を控えなければならないなか、体調が優れない、歯が痛い、湿疹が出てしまった……など、さまざまな状況でクリニックを訪れたいのに躊躇してしまう人が数多くいると思います。衛生対策はどこよりも実施されている施設とはいえ、予約時刻に訪れても待合室でしばらく待たされた経験のある人は少なくないはずです。

こうした不安を少しでも打ち消してくれる、クリニック向けの三密防止サービスが登場しました。2020年12月にGMO医療予約技術研究所が医療特化型予約管理システム「メディカル革命 byGMO（以下、メディカル革命）」を利用する医療機関向けに本格提供を開始した「順番待ちライト for LINE」プランです。

順番待ちライト for LINEは、医療機関の待合室で順番待ち患者の密集を防ぐ対策として「LINEでの順番待ち」、「WEB順番予約」、「メール機能」の3種類を提供するサービスです。名称にある通り、国内利用者8600万人（2020年10月時点）を超えるコミュニケーションサービス「LINE」をクリニックの順番待ちに使うことができます。

医療機関の順番待ちで利用される一般的なサービスの場合、ブックマーク登録やクリニックのWebサイトでの予約、順番待ち専用アプリの新規インストールなどの必要がある場合が多いもの。しかし順番待ちライト for LINEの場合は、LINEをインストールしたスマートフォンさえあればすぐに利用を開始できる点が魅力です。

順番待ちの時間を、自由時間に変える仕組みとは？