GMOインターネットグループで「エンジニアの背中を預かる」をミッションに、プロダクト開発組織に向けたサイバーセキュリティ関連事業を展開するGMO Flatt Securityは、ベンチャー企業へセキュリティ体制構築を1カ月間無料で支援する「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」を2025年9月1日に開始しました。
本プログラムは、セキュリティの専門家による個別面談と、日本初・セキュリティ診断AIエージェント「Takumi byGMO」の提供を通じて、企業のセキュリティ体制の構築を支援し、セキュリティ専門家が不在の組織でも安心して開発に専念できるよう、セキュリティ対策の第一歩を支援するというものです。
本プログラムの第1弾はスタートアップ企業が対象ですが、今後、複数回にわたる実施を予定しており、スタートアップのみならず、社内にセキュリティの専門家が必要な企業を中心に対象を拡大し、より多くのエンジニア組織を支援する予定です。
本プログラムは、セキュリティの専門家による個別面談と、日本初・セキュリティ診断AIエージェント「Takumi byGMO」の提供を通じて、企業のセキュリティ体制の構築を支援し、セキュリティ専門家が不在の組織でも安心して開発に専念できるよう、セキュリティ対策の第一歩を支援するというものです。
本プログラムの第1弾はスタートアップ企業が対象ですが、今後、複数回にわたる実施を予定しており、スタートアップのみならず、社内にセキュリティの専門家が必要な企業を中心に対象を拡大し、より多くのエンジニア組織を支援する予定です。
開発スピードが加速化する中、安心してセキュリティ対策できるよう支援
Takumi byGMOは、GMO Flatt Securityが開発した、セキュリティ業務に特化したAIエージェントです。既存の静的解析ツール(SAST)では検出が難しい潜在的な脆弱性も高精度で検知します。
既にVimなどの著名OSS(オープンソース・ソフトウェア)において10件以上のゼロデイ脆弱性を報告しており、その有効性は実証済みです。OSS開発の初期段階でセキュリティレビューを実施することで、開発工数を抑えつつ、セキュリティ品質の向上に貢献します。
同社が本プログラムを開始した背景には、AIツールの活用によって開発スピードが全般的に加速する一方で、セキュリティ対策が後手に回るリスクが発生している状況があります。特に、技術的な専門性を有していなくてもソフトウェア企業の起業が容易になり、セキュリティ知識の不足から適切な対策が難しい状況が生まれています。
しかし米国の大手アプリケーションセキュリティ企業・Veracodeの「2025年GenAIコードセキュリティレポート」によれば、AIが生成するコードの約45%に脆弱性が含まれているとされています。このような状況を受け、GMO Flatt Securityがこれまで培ってきた豊富な支援経験を還元することで、セキュリティ担当者が不在の企業でも継続的なセキュリティ体制の構築を後援できると考え、本プログラムを設立しました。
既にVimなどの著名OSS(オープンソース・ソフトウェア)において10件以上のゼロデイ脆弱性を報告しており、その有効性は実証済みです。OSS開発の初期段階でセキュリティレビューを実施することで、開発工数を抑えつつ、セキュリティ品質の向上に貢献します。
同社が本プログラムを開始した背景には、AIツールの活用によって開発スピードが全般的に加速する一方で、セキュリティ対策が後手に回るリスクが発生している状況があります。特に、技術的な専門性を有していなくてもソフトウェア企業の起業が容易になり、セキュリティ知識の不足から適切な対策が難しい状況が生まれています。
しかし米国の大手アプリケーションセキュリティ企業・Veracodeの「2025年GenAIコードセキュリティレポート」によれば、AIが生成するコードの約45%に脆弱性が含まれているとされています。このような状況を受け、GMO Flatt Securityがこれまで培ってきた豊富な支援経験を還元することで、セキュリティ担当者が不在の企業でも継続的なセキュリティ体制の構築を後援できると考え、本プログラムを設立しました。
「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」の詳細
「GMO Flatt Security エンジニア応援プログラム」は、セキュリティの専門家によるセッションと、Takumi byGMOの提供を通じて、企業のセキュリティ体制の構築を支援します。対象は、CTO(最高技術責任者)、VPoE(技術部門のマネジメント責任者)、EM(エンジニアリングマネージャー)、情報システム担当のほか、セキュリティが専門外でありながらもその責任を担う方も含みます。
提供されるプログラムの主な内容は以下の通りです。
提供されるプログラムの主な内容は以下の通りです。
GMO Flatt SecurityのCTOによるメンタリングセッション(最大2回)
取締役CTOの米内貴志氏と執行役員プロフェッショナルサービス事業CTOの志賀遼太氏が、開発組織におけるセキュリティの悩みに直接お答えします。社内に専門家がいない状況でも、明日から取り組めるセキュリティ対策の具体的なアクションプランを策定可能です。

取締役CTOの米内貴志氏と執行役員プロフェッショナルサービス事業CTOの志賀遼太氏が、開発組織のセキュリティの悩みに直接回答する
Takumi byGMOの1カ月間無料提供
著名OSSの脆弱性発見実績を持つTakumi byGMOを1カ月間無料で提供します。ソースコードに潜む脆弱性を早期に発見・修正することで、情報漏えいやサービス停止といった事業リスクを低減し、ユーザーが安心して利用できるサービスの開発を可能にします。

Takumi byGMOの1カ月間無料で提供される
Takumi byGMOと他AIの性能の違いが分かるベンチマークレポートは、下記URLで参照できます。
https://flatt.tech/takumi/form/benchmark
https://flatt.tech/takumi/form/benchmark
応募の流れ
本プログラムへは、専用サイトから応募できます。応募後は事務局で審査の上、通過した企業がプログラムに参加可能です。またプログラム終了後は、継続的なセキュリティ体制の構築を支援するため、Takumi byGMOのユーザーコミュニティへの招待や勉強会への案内、さらに提携VC特別価格でのTakumi byGMOの提供を通じてサポートします。
応募フォームURL
https://flatt.tech/takumi/esp/startup/entry
またプログラムに賛同したVCからは、以下のような感想や期待の声が寄せられました。
ジェネシア・ベンチャーズ
当社は、支援先スタートアップの皆さんが安心して事業拡大に挑めるようさまざまな支援を行っています。セキュリティ強化はビジネスの重要な基盤です。本プログラムは成長企業に不可欠なセキュリティを実践的かつ手軽に高められる貴重な機会であり、私たちもともに取り組みを応援しています。
Coral Capital
診断AIと専門家の伴走による本プログラムは、まさにスタートアップが安心して挑戦できる環境を築くものです。これまで当社の投資先の多くがGMO Flatt Securityにセキュリティ面で支援いただいています。これを機に、スタートアップエコシステム全体のセキュリティが一層強化されることを期待します。
Coreline Ventures
当社は日米でシードを中心に投資している独立系VCです。直近の大小さまざまなセキュリティインシデントを踏まえ、サイバーセキュリティはさらなる強化が必要であると認識しています。今回、当の投資先支援の一つとして、本プログラムに参加させていただきました。本プログラムを通して、多くのスタートアップがより安心できるプロダクトを提供できるようになることを期待し、応援しております。
応募フォームURL
https://flatt.tech/takumi/esp/startup/entry
またプログラムに賛同したVCからは、以下のような感想や期待の声が寄せられました。
ジェネシア・ベンチャーズ
当社は、支援先スタートアップの皆さんが安心して事業拡大に挑めるようさまざまな支援を行っています。セキュリティ強化はビジネスの重要な基盤です。本プログラムは成長企業に不可欠なセキュリティを実践的かつ手軽に高められる貴重な機会であり、私たちもともに取り組みを応援しています。
Coral Capital
診断AIと専門家の伴走による本プログラムは、まさにスタートアップが安心して挑戦できる環境を築くものです。これまで当社の投資先の多くがGMO Flatt Securityにセキュリティ面で支援いただいています。これを機に、スタートアップエコシステム全体のセキュリティが一層強化されることを期待します。
Coreline Ventures
当社は日米でシードを中心に投資している独立系VCです。直近の大小さまざまなセキュリティインシデントを踏まえ、サイバーセキュリティはさらなる強化が必要であると認識しています。今回、当の投資先支援の一つとして、本プログラムに参加させていただきました。本プログラムを通して、多くのスタートアップがより安心できるプロダクトを提供できるようになることを期待し、応援しております。
今後はより幅広い層へプログラムを展開していく予定
プログラムの第二弾、第三弾以降は、情報システム担当者やセキュリティの専門知識を持たない責任者を対象に実施予定です。
GMO Flatt Securityでは、今後も、AIを活用した高度な技術でエンジニアをセキュリティ面から支え続けていくとのことです。
AI活用による開発加速で脆弱性リスクが高まる中、GMO Flatt Security エンジニア応援プログラムは、専門家によるメンタリングとAI診断のTakumi byGMOを1カ月間にわたって無償で提供します。脆弱性発見から対策までを網羅的にサポートすることで、手軽にセキュリティレベルを向上させ、安全なサービス開発を後押しします。特にスタートアップ企業にとって、事業成長の基盤となるセキュリティ強化を低コストで実現する機会となるでしょう。今後はスタートアップ企業だけでなく、幅広い層に展開する予定とのことなので、セキュリティ対策に悩みを持つ企業はぜひ注目してください。
GMO Flatt Securityでは、今後も、AIを活用した高度な技術でエンジニアをセキュリティ面から支え続けていくとのことです。
AI活用による開発加速で脆弱性リスクが高まる中、GMO Flatt Security エンジニア応援プログラムは、専門家によるメンタリングとAI診断のTakumi byGMOを1カ月間にわたって無償で提供します。脆弱性発見から対策までを網羅的にサポートすることで、手軽にセキュリティレベルを向上させ、安全なサービス開発を後押しします。特にスタートアップ企業にとって、事業成長の基盤となるセキュリティ強化を低コストで実現する機会となるでしょう。今後はスタートアップ企業だけでなく、幅広い層に展開する予定とのことなので、セキュリティ対策に悩みを持つ企業はぜひ注目してください。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。