会社立ち上げを想定してネーミング検索してみると!?
筆者が立ち上げたオンラインゲームのチーム名「DTTS」は、残念ながらアメリカで商標が取られてしまっていた
「IKES WORKS」というネーミングであれば商標登録できそうだ。登録可能な名前であれば、さらに細かく調査する「ブランド力詳細調査」に進むことができる
この項目では「対象商品・サービス」についての詳細な説明と、ここで何を検索すればいいか、といった情報も掲載されているので、商標などに詳しくなくても一人で進められるるのがありがたい。今回は検索ワードで「執筆」作業を提供するサービス、と入れてみたところ、ドンピシャのコードがヒットしたので、これを追加して検索してみた。その結果も概ね良好だ。
「ブランド力詳細調査」では、対象となる商品やサービスを選択する必要がある。何を入れればいいのか分からない人にこうした解説も用意されており、詳しくない人にも優しい作りだ
「ライティング」だと対象商品・サービスとしてコードが用意されていなかったが、「文章の執筆」にはコードが用意されていたのでこちらを選択した
ブランド力詳細調査の結果。問題なく商標登録できそうだ。今回はこちらで登録してみることにする
実際に、商標を出願してみよう
実際に、商標出願依頼を実施すると、代理弁理士の方のチェックが入り、チェックが完了すると、ステータスが「弁理士承認済」となる。このようにステータスをダッシュボードから確認できる。この画面では他にも登録済みの商標や商標更新といったノミネで登録や更新を実施した商標管理が行える。
商標出願依頼フォームに内容を入力。住所や名前など必要な情報を入力して出願依頼する
商標出願依頼が完了するとメールで内容が届く。ここからは費用が発生するので注意が必要だ
費用がかかる理由は弁理士と提携して、オンラインで商標の権利化までフォローしてくれるからだ。最終的に登録手数料も含めると費用は62,200円かかるが、そのうち印紙代だけで40,000円近く掛かることが分かる
出願登録依頼後は、メニューの「ダッシュボード」で状況を確認できる
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。Twitter:@norihiko