先日のi4U編集会議で、2月のバレンタインデーに向けてのコラムはどうかと言われ、何種類かチョコレートを買って過去のバレンタインデーの記憶を呼び起こしてみました。こんな感じでどう? と担当編集者に話したら「ぜんぜん鷹木の目らしくない!」とけんもほろろ……。まあ、確かに鷹木にチョコレートの話を振っても、あまり面白くはないかもしれません。
気持ちを入れ替えて、今回はわが子に対する「キャッシュレス時代のマネー教育」についてお話します。
気持ちを入れ替えて、今回はわが子に対する「キャッシュレス時代のマネー教育」についてお話します。
お年玉は、マネー教育の入り口
今年のお正月は、親戚で示し合わせて、「父母と叔父・叔母は、お年玉をあげない」というルールにしました。うちの子どもは3人、いとこは6人。家庭や年齢によってお年玉の額に差が出てしまうと「ずるい」などと不満が出やすい。そこで「子どもたちにお年玉をあげるのは祖父母だけ」と決めました。
ただ、この合意に、私はひそかに反対していました。うちの子たちは12歳、8歳、5歳。日頃のお小遣いをあげていないので、子どもたちの「収入」は、お年玉くらいです。お年玉は、「入っていくお金」と「出て行くお金」のバランスを意識して、使いすぎない習慣を身に付ける機会だと思っているからです。
このままではマネーリテラシーが身につかないなあと心配していたのですが、正月休み中に、そのチャンスが来ました。
ただ、この合意に、私はひそかに反対していました。うちの子たちは12歳、8歳、5歳。日頃のお小遣いをあげていないので、子どもたちの「収入」は、お年玉くらいです。お年玉は、「入っていくお金」と「出て行くお金」のバランスを意識して、使いすぎない習慣を身に付ける機会だと思っているからです。
このままではマネーリテラシーが身につかないなあと心配していたのですが、正月休み中に、そのチャンスが来ました。
ポケカで始める収支管理
うちの子どもたちは、今ポケモンカード(以下、ポケカ)にすごくハマっています。5枚入り1パックが180円ほど。ただ、人気商品のため欲しいパックはお店でも品薄で、なかなか買ってあげられません。入荷のタイミングが読めず、期日までに手に入るかどうか分からないので、誕生日などにプレゼントするのも避けています。
ところが正月休み中、近所の量販店にポケカが入荷していて、私は運よく買うことができました。そこで思いついたのが、子どものマネー教育のための作戦です。ポケカを、多めに買っておき、子ども達に“売る”ことにしたのです。
私から子どもたちに提案した選択肢はシンプルです。「自分のお年玉を使ってパパかからポケカを買ってもいいし、宿題をやったらポケカあげる。どっちかを選んで」です。
子どもたちのお年玉は、祖父母からもらった数千円程度。それで買えるのは、せいぜい数パックです。お年玉を使い切ったら、あとは宿題をやってポケカをもらうしかありません。
その結果、5歳の次男は頑張って「くもん」の宿題をやるようになりました。一方、8歳の長男は、どうしても勉強がしたくない。そこで彼が思いついたのは、ママのお手伝いをして、ママからお金をもらい、そのお金でパパのカードを買う、という方法でした。
子どもたちの残金がそれぞれ100円ぐらいになってくると、1人では1パック買えないが、兄弟でお金を出し合えば買える、という状態になります。「お兄ちゃんは兄弟でお金を足して2人でポケカを分けたいけれど、弟は1パック全部を自分のものにしたいから嫌」ともめたり……。いろいろなことを学んでくれています。
ところが正月休み中、近所の量販店にポケカが入荷していて、私は運よく買うことができました。そこで思いついたのが、子どものマネー教育のための作戦です。ポケカを、多めに買っておき、子ども達に“売る”ことにしたのです。
私から子どもたちに提案した選択肢はシンプルです。「自分のお年玉を使ってパパかからポケカを買ってもいいし、宿題をやったらポケカあげる。どっちかを選んで」です。
子どもたちのお年玉は、祖父母からもらった数千円程度。それで買えるのは、せいぜい数パックです。お年玉を使い切ったら、あとは宿題をやってポケカをもらうしかありません。
その結果、5歳の次男は頑張って「くもん」の宿題をやるようになりました。一方、8歳の長男は、どうしても勉強がしたくない。そこで彼が思いついたのは、ママのお手伝いをして、ママからお金をもらい、そのお金でパパのカードを買う、という方法でした。
子どもたちの残金がそれぞれ100円ぐらいになってくると、1人では1パック買えないが、兄弟でお金を出し合えば買える、という状態になります。「お兄ちゃんは兄弟でお金を足して2人でポケカを分けたいけれど、弟は1パック全部を自分のものにしたいから嫌」ともめたり……。いろいろなことを学んでくれています。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。













