使用推奨期限約5年で、電池を使わない「災害備蓄用ライト 24時間」をあえて選択

電池を使わない災害備蓄用ライト
エマージェンシーボトルの中に入れるアイテムとして、明かりは必須でしょう。真っ暗な中、災害にあったら明かりは絶対に必要です。ただし冷静に考えてみると、寝ているときでもスマートフォンやスマートウォッチは枕元に置いていますし、電池で光る明かりは意外とあります。

折り曲げるだけで発光する手軽さが◎。5年間保管可能です
そこでエマージェンシーボトルに入れる明かりは逆に電池を使わないものを選択しました。それが「災害備蓄用ライト 24時間」100円です。使う時はその名のとおり折り曲げるだけ。で化学の力で24時間発光します。
発熱もせず、水中でも使用可能な頼もしい明かりです。筆者は自宅の枕元にも1本「災害備蓄用ライト 24時間」を置いています。今回購入したものは使用推奨期限が2029年だったので、製造から5年程度は保管・利用が可能なようです。
発熱もせず、水中でも使用可能な頼もしい明かりです。筆者は自宅の枕元にも1本「災害備蓄用ライト 24時間」を置いています。今回購入したものは使用推奨期限が2029年だったので、製造から5年程度は保管・利用が可能なようです。
対雨および防寒対策に「携帯用コンパクトレインポンチョ」は旅行のときも持って行く便利アイテム

雨はもちろん寒さ対策にも役立つレインポンチョ
約12×6×1.5cmのコンパクトなビニール袋に収まった「携帯用コンパクトレインポンチョ」100円は、さまざまな媒体でも取り上げられているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

かなり薄手ですが1枚あるだけで安心です
筆者が突然の雨に備えて、旅行のときに必ず1つはバッグの中に忍ばせている定番アイテムです。災害時などは雨に濡れると体温を奪われるので雨具は必須。
かなり薄いビニール製ポンチョですが、雨だけでなく風も通さないので、保温の面でもエマージェンシーボトルに入れておきたいアイテムです。
かなり薄いビニール製ポンチョですが、雨だけでなく風も通さないので、保温の面でもエマージェンシーボトルに入れておきたいアイテムです。
ケガのサイズを選ばない「フリーカットばんそうこう」があると安心感が大きい

フリーカットのばんそうこうならケガの大きさに合わせて使える
筆者は災害の発生を想定するとき、自分はどのくらいのケガをしているのか? を想像してしまいます。軽傷ならよいのですが、軽傷といっても多少の擦り傷や切り傷はあるかもしれません。

ハサミで必要なサイズにカットして使います
その傷のサイズは想像がつかないので、筆者が用意したのは「フリーカットばんそうこう」3枚入り100円です。全体のサイズは約7.6×0.2×12.5cm、パッド部分のサイズは約3.9×12.5cmなので、かなり大きな傷までカバーできるでしょう。
「フリーカットばんそうこう」の名前のとおりカットして使うこともできるので、前述の「スマートハサミ」で必要なサイズに切って使うこともできます。
「フリーカットばんそうこう」の名前のとおりカットして使うこともできるので、前述の「スマートハサミ」で必要なサイズに切って使うこともできます。
ばんそうこうは防水タイプの「救急!! キズテープ 防水 Lサイズ 20枚入」をセレクト

フリーカットタイプとは別に、防水のばんそうこうもチョイス
ダイソーは、ばんそうこうの種類も豊富です。小さなケガを想定してエマージェンシーボトルには当然ばんそうこうも入れておきたい。そして、筆者は「救急!! キズテープ 防水 Lサイズ 20枚入」100円を選択しました。

Lサイズを選び、5枚収納しました
Lサイズを選択したのは、ある程度までなら大は小を兼ねるから。さらに防水タイプを選択したのは、非常時には足先や手の指の先にケガをしても、その部分が濡れてしまうことも想定できるからです。20枚入りですが、すべては入らなかったのでエマージェンシーボトルには5枚を収納しました。
ある意味で万能の「粘着布テープ」 はボトルの外側に巻き付けて準備

粘着布テープは被災時に非常に便利
エマージェンシーボトルの中身をセレクトしていると、どこまでコンパクトに収納できるかが大きな課題です。そこで筆者はダイソーで購入した「粘着布テープ(白)50mm×10m」100円をボトルの外側に巻き直しました。普通に収納するのに比べてかなりスペースを節約できます。

粘着テープはボトルの外側に巻き直せばOK
また「粘着布テープ(白)50mm×10m」自体はある意味非常時の万能アイテム。テープとして普通に使えるのはもちろん、ひも状にして使うこともできます。さらには非常には傷口を止めるのにも使えますし、何かに貼って赤マッキーで文字を書くことも可能です。
エマージェンシーボトルの必須アイテムともいえるのですが、中に収納するとスペースをとるので、ボトルの外側に巻き付けました。
エマージェンシーボトルの必須アイテムともいえるのですが、中に収納するとスペースをとるので、ボトルの外側に巻き付けました。
輪ゴムは太めとやや太めの「ワイドゴムバンド」2種類を入れておく

ゴムバンドも物をまとめるのに大活躍
何かを止めたり、まとめたりするのに輪ゴムがあると何かと便利です。そこで筆者はかなり太めの「ワイドゴムバンド(No.40、折径160mm、切幅21mm、6本)」100円のうち1本をボトルのなかに、やや太めの「ワイドゴムバンド(No.270、折径100mm、切幅6mm、40g)」100円を5本ほどのエマージェンシーボトルの外側に巻き付けました。

さらに太めのワイドゴムバンドはボトル外側に巻き付けました
基本的には何かを止めたり、まとめたりするのに使うつもりですが、いざというときは止血にも使えると思っています。ただし軽度の出血の場合は、ゴムバンドで四肢の根元を押さえて止血するのはよくないそうなので、本当に非常用のイメージです。
「強力瞬間接着剤」は使い切りタイプに

使い切りの強力瞬間接着剤も1個をエマージェンシーボトルに
災害時は、何かの部品が取れたり壊れたりしたものを補修したいシーンもあるでしょう。そんなときに備えて「強力瞬間接着剤(ミニ、ゼリータイプ、1g×4個)」 100円も1個エマージェンシーボトルの中に入れています。1g分なので、かなりコンパクトです。
一度使うと固形化しやすいので、使い切りタイプを入れておき、一度使ったら新しいものと入れ替える方がよいでしょう。
一度使うと固形化しやすいので、使い切りタイプを入れておき、一度使ったら新しいものと入れ替える方がよいでしょう。
ビニール袋もある意味必須の防災アイテム、「キッチンパック」をセレクト

保温や防水にも役立つビニール袋はマスト
エマージェンシーボトルに入れておけば、さまざまな使い道があるだろうビニール袋は「キッチンパック(100枚)」 100円を選択しました。ビニール袋は、中に物を入れるのはもちろん、ひも状にして何か縛ったり、保温や防水といった使い道も可能なので、何枚か入れておくと便利です。

最低限の5枚だけ詰め込みました
「キッチンパック」 のうち、5枚ほどをエマージェンシーボトルに詰め込みましたが、半透明のビニール袋のほかにスーパーなどで買い物をした際に使う持ち手付きのビニール袋を入れておいても便利だと思います。

齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。