GMOインターネットグループは、福岡県北九州市小倉北区の地方拠点「GMO kitaQ(キタキュー)」を増床し、2024年5月22日に「GMO kitaQ増床記念セレモニー」を開催しました。
GMO kitaQは、北九州市の複合商業施設「SAINTcity(セントシティ)」の12階に入居していましたが、オフィスを最上階の14階にも増床することで、延べ床面積は848.59平米から1434.68平米と、約1.7倍へ拡大しました。座席数、会議室も増加させ、パートナー(従業員)数は、現在の約170人から250人規模への増員が可能となりました。
これにより、さらなる北九州拠点の機能の強化と、それに伴う積極的な人財採用、地域に根差したIT教育と技術者の育成を推進することで、北九州経済への貢献を目指すとのことです。
GMO kitaQは、北九州市の複合商業施設「SAINTcity(セントシティ)」の12階に入居していましたが、オフィスを最上階の14階にも増床することで、延べ床面積は848.59平米から1434.68平米と、約1.7倍へ拡大しました。座席数、会議室も増加させ、パートナー(従業員)数は、現在の約170人から250人規模への増員が可能となりました。
これにより、さらなる北九州拠点の機能の強化と、それに伴う積極的な人財採用、地域に根差したIT教育と技術者の育成を推進することで、北九州経済への貢献を目指すとのことです。
2024年5月22日(水)に行われた「GMO kitaQ増床記念セレモニー」の様子。写真左から、JLLリテールマネジメント セントシティ 支配人 森達郎氏、GMOインターネットグループ 取締役 グループ副社長執行役員 グループ代表補佐 伊藤正氏、北九州市 市長 武内和久氏、GMOインターネットグループ 副社長執行役員 グループシステム部門統括 システム統括本部長 山下浩史氏、グラマラス 代表取締役社長 森田恭通氏、GMOインターネットグループ 取締役 グループ副社長執行役員・COO グループ代表補佐 西山裕之氏
より多くのIT人財の確保と育成に向けてGMO kitaQの規模を拡大
GMOインターネットグループは2018年4月、福岡県北九州市小倉北区にエンジニア部門初の地方拠点・GMO kitaQを開設しました。当初は、システムの監視・運用保守業務を中心に行うエンジニアのみの拠点でしたが、さらなる機能強化に伴い2022年2月には北九州市の“小倉駅前の顔”として親しまれる商業施設・セントシティの12階に移転・拡張。メディア営業部門を新たに加え、システム開発、電話営業、カスタマーサービスなど業務範囲を拡大しました。
GMO kitaQの組織規模が拡大し、業務範囲も拡大したことに伴い、より多くのIT人財の確保および育成が必要となりました。そこで2024年4月にセントシティ14階にもオフィスを増床したとのことです。
GMO kitaQの組織規模が拡大し、業務範囲も拡大したことに伴い、より多くのIT人財の確保および育成が必要となりました。そこで2024年4月にセントシティ14階にもオフィスを増床したとのことです。
増床の概要
・床面積:848.59平米(12階)に、586.09平米(14階)が追加され合計1434.68平米
・執務室座席数:124席から212席に88席増
・会議室:3部屋から5部屋に2部屋増
・執務室座席数:124席から212席に88席増
・会議室:3部屋から5部屋に2部屋増
14階の増床フロア写真
© DAISUKE SHIMA
オフィスデザインは12階オフィスに引き続いてグラマラスの森田恭通氏が担当
GMO kitaQの14階の内装デザインは、2022年2月にセントシティ12階への移転・拡張時にGMO kitaQオフィスをデザインしたグラマラス 代表取締役社長の森田恭通氏が引き続き担当しました。
2022年に移転・拡張したGMO kitaQの12階は、北九州ならではの地産の素材として、江戸初期から豊前小倉藩で作られていた綿織物で歴史ある「小倉織」と、豊かな自然の中で育まれた小倉の「竹」を多用しています。
今回増床した14階は、執務エリアがメインの空間です。そこでパートナーのさらなるモチベーションアップを目指し、GMOインターネットグループのコーポレートカラーであるブルーを基調としたデザインによってパートナーの意識を高める空間となっています。
2022年に移転・拡張したGMO kitaQの12階は、北九州ならではの地産の素材として、江戸初期から豊前小倉藩で作られていた綿織物で歴史ある「小倉織」と、豊かな自然の中で育まれた小倉の「竹」を多用しています。
今回増床した14階は、執務エリアがメインの空間です。そこでパートナーのさらなるモチベーションアップを目指し、GMOインターネットグループのコーポレートカラーであるブルーを基調としたデザインによってパートナーの意識を高める空間となっています。
地域人財採用や地域との連携強化によって北九州市のIT産業の発展に貢献
GMOインターネットグループは、GMO kitaQを起点に、今後も北九州市との協力関係を一層深めながら、地域に根差した活動を通じて、北九州市のIT産業の発展に貢献していく考えです。
“No.1”の条件で積極的な地域人財の採用を推進
今後は250名規模の組織を目指し、エンジニアのUIターンの受け入れはもちろん、地元の高等専門学校や大学などの教育機関と連携した取り組みの検討や、インターン受け入れの実施など、積極的な採用活動を行っていく予定です。
新卒採用では、2025年度から同一職種、同一エリアで“No.1”の条件にて採用する「ジョブ型No.1採用」を開始し、次世代を担う優秀なエンジニア人財の募集を行っています。これは各職種について入社前に任せる仕事を明確にし、各分野での専門知識を生かせる人財に対して年収570万円(2年間)を約束するという新たな採用制度です。
2024年は2026年卒の大学生・専門学生を対象に、2018年から毎年実施している5日間の「サマーインターンシップ」に加え、新しい取り組みとして、1カ月の「就業型インターンシップ」も実施します。サマーインターンシップは疑似就業体験型ですが、就業型インターンシップでは1カ月間にわたって実際の業務に取り組み、GMO kitaQでともに働くパートナーとして活動するというものです(時給1500円)。これにより、業務の理解だけでなく、社風やパートナーを含めた企業全体の理解を深めることができます。
新卒採用では、2025年度から同一職種、同一エリアで“No.1”の条件にて採用する「ジョブ型No.1採用」を開始し、次世代を担う優秀なエンジニア人財の募集を行っています。これは各職種について入社前に任せる仕事を明確にし、各分野での専門知識を生かせる人財に対して年収570万円(2年間)を約束するという新たな採用制度です。
2024年は2026年卒の大学生・専門学生を対象に、2018年から毎年実施している5日間の「サマーインターンシップ」に加え、新しい取り組みとして、1カ月の「就業型インターンシップ」も実施します。サマーインターンシップは疑似就業体験型ですが、就業型インターンシップでは1カ月間にわたって実際の業務に取り組み、GMO kitaQでともに働くパートナーとして活動するというものです(時給1500円)。これにより、業務の理解だけでなく、社風やパートナーを含めた企業全体の理解を深めることができます。
地域の教育機関との連携も強化
GMOインターネットグループは北九州市の教育機関と連携し、地元の若者を対象としたIT教育プログラムの提供を予定しています。実践的な教育を通じて、地域の若手技術者の育成と定着を図り、IT業界の発展と地元経済への貢献を目指します。
1つ目は小学校高学年向けプログラミングイベントの実施です。市内の小学4~6年生を対象に、北九州市教育委員会の後援のもとで毎年夏休みにプログラミング体験ができるイベント「GMOデジキッズat GMO kitaQ」を開催しています。「GMOデジキッズ」は子ども向けのプログラミング教育を支援するプロジェクトで、プログラミング教育カリキュラムの構築や教育現場の支援、子供向けプログラミングイベントの開催など次世代を担うIT人財の育成につながる活動に取り組んでいます。「GMOデジキッズ 2023 at GMO kitaQ」の開催レポートは、下記URLをご覧ください。
◆GMOデジキッズ 2023 at GMO kitaQ開催レポート
https://developers.gmo.jp/37431/
2つ目は、北九州市が主催する中高校生を対象にした職業体験イベント「ゆめみらいワーク」への出展を予定しています。北九州地域で学び育った中高生が、職業体験や社会人との交流などを通して、早い段階から仕事や進学について考え、地元の魅力を知るためのイベントです。
3つ目は、九州大学、九州工業大学での特別授業の実施です。産学連携でIT人財を育成することを目的に、2023年6月から国立大学法人九州大学で「インターネットサービスを支える技術」をテーマにした講義を実施しています。2024年は、基礎から応用までWebアプリケーションを開発する実践形式の授業を行う予定です。
また世の中の課題をITで解決できるエンジニアの育成を目指した、産学連携の正課外教育プロジェクト「KCL(ITエンジニアリングスキルアップ講座)」にも参画しており、九州工業大学の学生を対象に、GMO kitaQでの会社紹介や、サーバの役割の説明、実物のサーバを使っての組み立てや管理設定をハンズオンで行ったり、学生のハッカソンのメンターや発表審査員をパートナーが行っています。
1つ目は小学校高学年向けプログラミングイベントの実施です。市内の小学4~6年生を対象に、北九州市教育委員会の後援のもとで毎年夏休みにプログラミング体験ができるイベント「GMOデジキッズat GMO kitaQ」を開催しています。「GMOデジキッズ」は子ども向けのプログラミング教育を支援するプロジェクトで、プログラミング教育カリキュラムの構築や教育現場の支援、子供向けプログラミングイベントの開催など次世代を担うIT人財の育成につながる活動に取り組んでいます。「GMOデジキッズ 2023 at GMO kitaQ」の開催レポートは、下記URLをご覧ください。
◆GMOデジキッズ 2023 at GMO kitaQ開催レポート
https://developers.gmo.jp/37431/
2つ目は、北九州市が主催する中高校生を対象にした職業体験イベント「ゆめみらいワーク」への出展を予定しています。北九州地域で学び育った中高生が、職業体験や社会人との交流などを通して、早い段階から仕事や進学について考え、地元の魅力を知るためのイベントです。
3つ目は、九州大学、九州工業大学での特別授業の実施です。産学連携でIT人財を育成することを目的に、2023年6月から国立大学法人九州大学で「インターネットサービスを支える技術」をテーマにした講義を実施しています。2024年は、基礎から応用までWebアプリケーションを開発する実践形式の授業を行う予定です。
また世の中の課題をITで解決できるエンジニアの育成を目指した、産学連携の正課外教育プロジェクト「KCL(ITエンジニアリングスキルアップ講座)」にも参画しており、九州工業大学の学生を対象に、GMO kitaQでの会社紹介や、サーバの役割の説明、実物のサーバを使っての組み立てや管理設定をハンズオンで行ったり、学生のハッカソンのメンターや発表審査員をパートナーが行っています。
今後の主なスケジュール
・2024年6月21日~7月31日:九州大学にて夏学期授業
・2024年7月29日~8月30日:5日間のサマーインターン開催
・2024年8月10日(予定):小学生高学年向けプログラミング教室「GMOデジキッズ」開催
・2024年9月1日~9月30日:就業型インターン1回目開催
・2024年10月1日~10月31日:就業型インターン2回目開催
・2024年12月4日~2025年1月29日:九州大学にて冬学期授業
・2024年7月29日~8月30日:5日間のサマーインターン開催
・2024年8月10日(予定):小学生高学年向けプログラミング教室「GMOデジキッズ」開催
・2024年9月1日~9月30日:就業型インターン1回目開催
・2024年10月1日~10月31日:就業型インターン2回目開催
・2024年12月4日~2025年1月29日:九州大学にて冬学期授業
GMOインターネットグループ初の地方拠点・GMO kitaQ
GMO kitaQは、GMOインターネットグループで提供するインターネットサービスのシステム監視や運用保守を中心とした業務を行う、GMOインターネットグループとして初のエンジニアの地方拠点です。全システムの永続的な安定稼働と発展をミッションに掲げ、多くのサービスを支えるGMOインターネットグループ全体の“システムの攻守両方の拠点”として、現在エンジニア約90人を含む約170人のパートナーが在籍し、サービスの監視・運用保守、開発業務に携わっています。
さらに、“アジアの玄関口“という地域の特性を生かし、GMOインターネットグループが、アジア地域を中心とした世界20カ国、55拠点で展開(2023年12月末現在)するグローバルブランド「Z.com」のサービス開発も担っています。
さらに、“アジアの玄関口“という地域の特性を生かし、GMOインターネットグループが、アジア地域を中心とした世界20カ国、55拠点で展開(2023年12月末現在)するグローバルブランド「Z.com」のサービス開発も担っています。
拠点概要
拠点名:GMOインターネットグループ 北九州オフィス「GMO kitaQ」
所在地:福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1
延床面積:1434.68平米
業務内容:
・インフラエンジニア:GMOインターネットグループのインターネットサービスの監視、運用保守、開発
・アプリケーションエンジニア:GMOインターネットグループのサービスの新規・運用開発
・セキュリティエンジニア:脆弱性診断業務、SIEM分析業務
GMO kitaQは、GMOインターネットグループ全体の“システムの守りの拠点”になるべく誕生したオフィスですが、「東京で生活して東京で働く」というライフスタイルとは違う、地域の人財を育てて地域全体を盛り上げるという役割も担おうとしています。地方に生まれ育って東京や大阪などの大都市に出るのではなく、生まれた地域に根ざして地域の文化や経済を盛り上げていく……そんな拠点になるべく成長を続けています。九州で生まれ育って新卒採用を狙う人はもちろんのこと、東京に出てからUターン採用を目指す人、ほかの地域からIターンを目指す人など、GMO kitaQにジョインしたいという人は新卒採用や中途採用を目指してみてはいかがでしょうか。
所在地:福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1
延床面積:1434.68平米
業務内容:
・インフラエンジニア:GMOインターネットグループのインターネットサービスの監視、運用保守、開発
・アプリケーションエンジニア:GMOインターネットグループのサービスの新規・運用開発
・セキュリティエンジニア:脆弱性診断業務、SIEM分析業務
GMO kitaQは、GMOインターネットグループ全体の“システムの守りの拠点”になるべく誕生したオフィスですが、「東京で生活して東京で働く」というライフスタイルとは違う、地域の人財を育てて地域全体を盛り上げるという役割も担おうとしています。地方に生まれ育って東京や大阪などの大都市に出るのではなく、生まれた地域に根ざして地域の文化や経済を盛り上げていく……そんな拠点になるべく成長を続けています。九州で生まれ育って新卒採用を狙う人はもちろんのこと、東京に出てからUターン採用を目指す人、ほかの地域からIターンを目指す人など、GMO kitaQにジョインしたいという人は新卒採用や中途採用を目指してみてはいかがでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。