温暖化が進むと冬は大雪になるという説を聞き、近年の雪の降り方に納得している鷹木です。先日も息子と息子の友人家族と新潟方面へスキーに行ったのですが、170cmの積雪量で大変楽しく滑りました。ただ、日中はかなり暖かくて1日で10cmも雪が解けてしまいました。今年は春スキーまで楽しめるのかな?
さて今回の鵜の目「鷹木」の目は、最大6つのAIにまとめて相談できる「天秤AI」を使ってみました。
さて今回の鵜の目「鷹木」の目は、最大6つのAIにまとめて相談できる「天秤AI」を使ってみました。
最大6つのAIにまとめて聞ける「天秤AI」を使ってみた
AIが日常に溶け込んできました。私も日々、AIに疑問を尋ねたり、実作業を手伝ってもらったりしています。
ChatGPTやGeminiなど複数のAIモデルを使い分けているのですが、それぞれ得意分野や特徴が異なり、回答も微妙に違います。1つのAIに聞くだけで解決しない場合は、複数のAIモデルの回答を比べたり、相互チェックさせたりしてきました。
でも、これが結構面倒くさい。複数のAI画面を開き、同じ質問を入力して、結果を比較する作業は、思いのほか手間がかかります。
最近使い始めた「天秤AI」は、その“面倒くさい”を解決してくれました。
ChatGPTやGeminiなど複数のAIモデルを使い分けているのですが、それぞれ得意分野や特徴が異なり、回答も微妙に違います。1つのAIに聞くだけで解決しない場合は、複数のAIモデルの回答を比べたり、相互チェックさせたりしてきました。
でも、これが結構面倒くさい。複数のAI画面を開き、同じ質問を入力して、結果を比較する作業は、思いのほか手間がかかります。
最近使い始めた「天秤AI」は、その“面倒くさい”を解決してくれました。
AIの出力する回答を全部読む必要はない
「天秤AI」は、1つの質問を入力するだけで、最大6つの生成AIモデル(ChatGPT、Claude、Geminiなど)から同時に回答をもらえるサービスです。
天秤AIは複数のAIから同時に回答をもらえる
質問を入力すると、複数のAIが数分程度でババっと答えを出し、1画面上に表示してくれます。いろんなAIの意見を聞きたいときも、画面を行き来せずに回答を比べられるのは便利です。
ただ、それぞれの回答は結構な長文です。6つの回答を全部読むのはしんどすぎるなと感じていました。そもそも、AIからの回答を一語一句きちんと読むことはあまりしませんし……。
ところが最近、AIの回答を比較・分析する機能「天秤ジャッジ」が実装され、その問題が解消しました。“ジャッジ用”のAIモデルを1つ選ぶと、6つのAIが出した回答のうちどれが適切かを判断(ジャッジ)してくれます。AIの回答の共通点や相違点や傾向も教えてくれます。おかげで、大量の回答の中から、めぼしいものを短時間に把握できるようになったのです。
ただ、それぞれの回答は結構な長文です。6つの回答を全部読むのはしんどすぎるなと感じていました。そもそも、AIからの回答を一語一句きちんと読むことはあまりしませんし……。
ところが最近、AIの回答を比較・分析する機能「天秤ジャッジ」が実装され、その問題が解消しました。“ジャッジ用”のAIモデルを1つ選ぶと、6つのAIが出した回答のうちどれが適切かを判断(ジャッジ)してくれます。AIの回答の共通点や相違点や傾向も教えてくれます。おかげで、大量の回答の中から、めぼしいものを短時間に把握できるようになったのです。
判断という“ラスト1マイル”は人間の仕事?
AIがいろいろな案を出してくれ、天秤ジャッジで整理までしてくれるのはとてもありがたいのですが、根源的な課題も感じています。結局、どの案を採用するかを判断するのは人間、つまり“私自身”でしかない、という真理です。
AIがいくらたくさんのアイデアを出してくれても、最後にその案から1つを選ぶのは自分です。これは相談相手が人間の場合にも、同じ課題がつきまといます。仮に誰か1人に相談しても、6人に相談しても、決めるのは自分自身ですよね。つまり、決断にかかる労力やコストはあまり変わらない。むしろ選択肢が増えた分、かえって決断が大変になるなあと感じています。
判断の本質は、情報をどう減らすかにあるのではないでしょうか。条件を付け加えて選択肢を絞り込み、最後は1つの結論にまとめる。この「減らす過程」には、価値観やひらめきが関わってくるので、現在のAIには任せきるのは難しい部分です。
AIのアイデアには、人間の情熱を乗せづらい、という課題も感じています。自分で考え抜いた答えなら、例えば、株主などに突っ込まれてもサッと反論できる自信があります。しかしAIの案を自分でプレゼンし、株主から鋭い質問が飛んできたとして、自信を持って回答できる気はしません。
天秤AIに並ぶたくさんの回答と、それらを整理した天秤ジャッジの回答を眺めながら「私は、これを関係者にビシッと説明できるのか?」と自分の胸に聞いてみて、「できないかも……」と思ってしまった次第です。
AIがいくらたくさんのアイデアを出してくれても、最後にその案から1つを選ぶのは自分です。これは相談相手が人間の場合にも、同じ課題がつきまといます。仮に誰か1人に相談しても、6人に相談しても、決めるのは自分自身ですよね。つまり、決断にかかる労力やコストはあまり変わらない。むしろ選択肢が増えた分、かえって決断が大変になるなあと感じています。
判断の本質は、情報をどう減らすかにあるのではないでしょうか。条件を付け加えて選択肢を絞り込み、最後は1つの結論にまとめる。この「減らす過程」には、価値観やひらめきが関わってくるので、現在のAIには任せきるのは難しい部分です。
AIのアイデアには、人間の情熱を乗せづらい、という課題も感じています。自分で考え抜いた答えなら、例えば、株主などに突っ込まれてもサッと反論できる自信があります。しかしAIの案を自分でプレゼンし、株主から鋭い質問が飛んできたとして、自信を持って回答できる気はしません。
天秤AIに並ぶたくさんの回答と、それらを整理した天秤ジャッジの回答を眺めながら「私は、これを関係者にビシッと説明できるのか?」と自分の胸に聞いてみて、「できないかも……」と思ってしまった次第です。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。













