ポッドキャストは最後のフロンティア
ポッドキャストでのおしゃべりはオープンとクローズドの間にあるから、テキストSNSでつぶやく時よりガードをゆるくして、いろいろしゃべることができます。内容を精査したら、炎上するような話をしてしまっていることもあるんじゃないかと思いますが。
例えば僕は、少し前にみんなで飲んでいる時、友人に「ポッドキャストに出てよ」と言われて気軽にOKしちゃったんですね。そしたら、その場で収録が始まってしまって。酔っ払っているから気持ちよくなって話も盛り上がって、若干事実よりも盛り気味に話しちゃったことがあったんです。厳密に精査したら問題あるかもと後から思ったんですが、通しで聞かないとわかりにくいし、そもそも関係者しか聞いてなさそうだから、まあいいかなと。
ポッドキャストをやっている人は、聞いているひとからの反応を知るために、チャットや通話が可能なプラットフォーム・Discordなどを併用して、クローズドなコミュニティを持っているケースが多いようですね。しゃべっている側もゆるいし、アラを探されることも少なくて、ポッドキャストって、発信する側にとっても最後のフロンティアだと思います。
例えば僕は、少し前にみんなで飲んでいる時、友人に「ポッドキャストに出てよ」と言われて気軽にOKしちゃったんですね。そしたら、その場で収録が始まってしまって。酔っ払っているから気持ちよくなって話も盛り上がって、若干事実よりも盛り気味に話しちゃったことがあったんです。厳密に精査したら問題あるかもと後から思ったんですが、通しで聞かないとわかりにくいし、そもそも関係者しか聞いてなさそうだから、まあいいかなと。
ポッドキャストをやっている人は、聞いているひとからの反応を知るために、チャットや通話が可能なプラットフォーム・Discordなどを併用して、クローズドなコミュニティを持っているケースが多いようですね。しゃべっている側もゆるいし、アラを探されることも少なくて、ポッドキャストって、発信する側にとっても最後のフロンティアだと思います。
書き起こし付き「LISTEN」が面白い
Spotifyのような大手プラットフォームや、ラジオ局が運営しているサービスもありますが、はてな創業者の近藤淳也さんが始めた「LISTEN」というサービスが面白いと思っています。
LISTENのいいところは、文字起こしが自動生成されること。ポッドキャストって、新しい番組を見つけるのが難しいといわれてるんです。音声はテキスト検索に引っかからなくて、聞かないと内容が分からない。だから知り合いのおすすめに頼るか、ポッドキャスト内で宣伝されているものを聴くか、などしか新しい番組との出合いがありません。
でも、ポッドキャスト内の告知も音声だからクリッカブルじゃない。LISTENなら文字起こししたものがURL付きで貼れます。
LISTENは包括的にデータを取れるのが良いところ。他のプラットフォームだと、聴取者数などの数字がちゃんと取れないなど、いい加減なのが多いんですよね。
発信の手段としても、ポッドキャストはブログなどを書くよりはラクです。文章は頭の中で整理しながら書くから手間がかかりますが、LISTENだったら文字起こしは自動なので、話し終わればテキストまでほぼ完成します。
LISTENのいいところは、文字起こしが自動生成されること。ポッドキャストって、新しい番組を見つけるのが難しいといわれてるんです。音声はテキスト検索に引っかからなくて、聞かないと内容が分からない。だから知り合いのおすすめに頼るか、ポッドキャスト内で宣伝されているものを聴くか、などしか新しい番組との出合いがありません。
でも、ポッドキャスト内の告知も音声だからクリッカブルじゃない。LISTENなら文字起こししたものがURL付きで貼れます。
LISTENは包括的にデータを取れるのが良いところ。他のプラットフォームだと、聴取者数などの数字がちゃんと取れないなど、いい加減なのが多いんですよね。
発信の手段としても、ポッドキャストはブログなどを書くよりはラクです。文章は頭の中で整理しながら書くから手間がかかりますが、LISTENだったら文字起こしは自動なので、話し終わればテキストまでほぼ完成します。
マネタイズは
ポッドキャストをどうマネタイズするかは、まだ見えていません。ビジネス視点で考えるなら、例えば、社内向けのポッドキャスト番組があってもいいかもしれません。
社内報を請け負って編集する仕事をしたこともあるんですが、テキストで冊子を作るのはとても大変です。聞いた内容を文字にして整形した上で、いくつもの確認を経てやっと出せる。
これが音声番組なら、もう少しラクなんじゃないかなと思います。話してもらったものを録音・公開して、聞きたい人だけ聞けばいい。学校の給食中の放送みたいなイメージで、興味がない人もいるだろうけど、知っている人が出ているとちょっと気になって聞いてみたりとか。
クローズドとオープンのグレーゾーンにいるポッドキャストは、まだまだ可能性があると思っています。うまく活用していきたいですよね。
社内報を請け負って編集する仕事をしたこともあるんですが、テキストで冊子を作るのはとても大変です。聞いた内容を文字にして整形した上で、いくつもの確認を経てやっと出せる。
これが音声番組なら、もう少しラクなんじゃないかなと思います。話してもらったものを録音・公開して、聞きたい人だけ聞けばいい。学校の給食中の放送みたいなイメージで、興味がない人もいるだろうけど、知っている人が出ているとちょっと気になって聞いてみたりとか。
クローズドとオープンのグレーゾーンにいるポッドキャストは、まだまだ可能性があると思っています。うまく活用していきたいですよね。
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。