音楽だけじゃない!キャンプからローカル体験までさまざまな楽しみ方を提案
近年、音楽フェスは家族で楽しめるキャンプインフェスやその地域ならではの魅力を同時に楽しめるというものが増加しており、音楽以外の楽しみ方もバラエティに富んできた。
音楽とキャンプカルチャーをミックスした「GO OUT CAMP」(静岡)では、持ち寄りバーベキューやトレイルランニングなど、多彩なアウトドア体験を用意している。一方、ファミリー層にフォーカスした「ACO CHiLL CAMP」(静岡)は、フォレストアドベンチャーやタイダイ染め体験など、子どもが喜ぶ体験型の企画が多数用意されている点が特徴だ。
音楽とキャンプカルチャーをミックスした「GO OUT CAMP」(静岡)では、持ち寄りバーベキューやトレイルランニングなど、多彩なアウトドア体験を用意している。一方、ファミリー層にフォーカスした「ACO CHiLL CAMP」(静岡)は、フォレストアドベンチャーやタイダイ染め体験など、子どもが喜ぶ体験型の企画が多数用意されている点が特徴だ。
GO OUT CAMP vol 19 after movie
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ACO CHiLL CAMP 2024 SPECIAL DIGEST
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また、「HAKUBA Mountain Festival」(長野)は、地上140mのスキージャンプ場をはじめ冬季オリンピックが開かれた白馬ならではの資源を活用。さらに昼はパラグライダーなどのアウトドアアクティビティ、夜は温泉といった、音楽以外に観光地である白馬ならではの魅力をまるごと楽しめることを特色としている。
筆者のベストフェス - Rainbow Disco Clubの魅力
このように見ていくと、現在の音楽フェスにはそれぞれにさまざまな楽しみ方が用意されていることがよくわかるだろう。そんな多様な魅力を持つ音楽フェスの中で、筆者にとってオールタイムベストといえる音楽フェスが、毎年4月に開催されている「Rainbow Disco Club」(静岡)だ。
Rainbow Disco Clubは、東伊豆で開催されるダンスミュージックに特化した中規模クラスのフェスで、フジロックやSUMMER SONICのような数万人規模のものと比べると、会場がコンパクトだ。そのため、2つ用意されているステージおよび宿泊するキャンプサイト間の移動がしやすい。そこがまず筆者のお気に入りポイントだ。
次に周辺のロケーションだ。会場自体は山の上にあるが、ふもとに降りれば海沿いの温泉街が近く、日帰り温泉を楽しめるほか、朝には港の朝市で地場の食材を使った名物料理なども堪能でき、ちょっとした観光気分を味わえる点も筆者にとっては外せないお気に入りポイントになっている。また、開催時期は初夏の手前なので、日中は天気が良ければかなり過ごしやすく居心地が良い。真夏に開催される夏フェスの暑さが苦手な人にはかなりおすすめだ。
さらに今年から新たな楽しみとして加わったのが、朝市で購入した海鮮を使ったキャンプサイトでの簡易バーベキューだ。「キャンプでバーベキュー」というと、手間がかかるイメージがあるだろう。しかし、キャンプ用のバーナーと小さい鉄板さえあれば、実は意外と手軽に実現可能だ。本格的なキャンプ飯ギアを必要としないことから、筆者はこのスタイルを「ズボラキャンプ飯」と呼んでいるのだが、こうした簡易的なキャンプ飯も地場の食材を使えば、満足度がぐっと高まるので試してみる価値は大いにある。
Rainbow Disco Clubは、東伊豆で開催されるダンスミュージックに特化した中規模クラスのフェスで、フジロックやSUMMER SONICのような数万人規模のものと比べると、会場がコンパクトだ。そのため、2つ用意されているステージおよび宿泊するキャンプサイト間の移動がしやすい。そこがまず筆者のお気に入りポイントだ。
次に周辺のロケーションだ。会場自体は山の上にあるが、ふもとに降りれば海沿いの温泉街が近く、日帰り温泉を楽しめるほか、朝には港の朝市で地場の食材を使った名物料理なども堪能でき、ちょっとした観光気分を味わえる点も筆者にとっては外せないお気に入りポイントになっている。また、開催時期は初夏の手前なので、日中は天気が良ければかなり過ごしやすく居心地が良い。真夏に開催される夏フェスの暑さが苦手な人にはかなりおすすめだ。
さらに今年から新たな楽しみとして加わったのが、朝市で購入した海鮮を使ったキャンプサイトでの簡易バーベキューだ。「キャンプでバーベキュー」というと、手間がかかるイメージがあるだろう。しかし、キャンプ用のバーナーと小さい鉄板さえあれば、実は意外と手軽に実現可能だ。本格的なキャンプ飯ギアを必要としないことから、筆者はこのスタイルを「ズボラキャンプ飯」と呼んでいるのだが、こうした簡易的なキャンプ飯も地場の食材を使えば、満足度がぐっと高まるので試してみる価値は大いにある。
音楽フェスは全世代が楽しめるカルチャー体験に
このように現在の音楽フェスは「音楽・食・酒・地域文化・さまざまなアクティビティ」が融合した、総合的なカルチャー体験の場へと進化している。若者だけでなく家族連れも含め、幅広い世代が楽しめる場所になり、通年開催されることで季節ごとに異なる魅力を持つフェスを選べるようになった。この秋から冬にかけてもさまざまな音楽フェスが開催される。自分に合ったフェスを見つけて、進化したフェス体験を味わってみてはいかがだろうか。

Jun Fukunaga
ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。












