全部試した！1食250kcalの「マイサイズ」で一番おいしいのは？

2024.3.20

カレー系2位：大豆ミートのボリューム感がうれしい「大豆ミートハッシュドビーフタイプ」

ご飯の上に積み重なった状態の具が大豆ミートです。カロリーが低いのか、思った以上にたくさん入っているのがうれしい

「大豆ミートハッシュドビーフタイプ」を第2位としたのは、率直なところ大豆ミートが入っているからです。大豆原料とはいえ、最近の大豆ミートはかなり肉っぽい味が楽しめ、マイサイズのレギュラーシリーズの中では、この具の存在感がとてもうれしいのです。

大豆ミートが入っているだけで、かなり食べ応えが感じられる「大豆ミートハッシュドビーフタイプ」。ソース自体は「ハヤシ」と好みが分かれるかもしれません。筆者はどちらも好きです

ソースについては、さすがに超濃厚とはならず、ちょっと薄い感じはするものの味は十分以上のハッシュドビーフです。4位とした「ハヤシ」に対して「ハッシュドビーフタイプ」としているのは、デュクセルソースを使い、少し大人向けに調整してあるのでしょう。カレー系だけでは飽きがきてしまうところに、旨みと甘みが強いハッシュドビーフがラインアップされているのはうれしいところです。

100キロカロリーという制限がありながら、秀逸な仕上がりと言えます。ただし筆者は4位の「ハヤシ」に大豆ミートが入っていても2位にしたと思います。それほどどちらもおいしいのです。

どんぶり系2位：紅ズワイガニと北海道産昆布、焼津産かつお節の白だし仕上げの上品な味「蟹のあんかけ丼」

卵白のみを使用した「蟹のあんかけ丼」なので、写真のようにかなり白い見た目です。普段、家庭ではあまり目にしないたまごでのとじ方になっているのも気分が上がります

驚くことに、本当に紅ズワイガニが使用されているぜいたくな一品です。また、卵白のみでとじられたふんわり仕上げは家庭で実現するのはなかなか難しいもの。これだけでちょっと贅沢感があるのです。

少なくとも筆者は自宅で蟹のあんかけ丼を作ることがほぼ皆無なのでマイサイズで「蟹のあんかけ丼」を食べるのがちょっとうれしいのです

味についてはかなり優しく上品。なによりも思った以上に蟹の味がするのに驚きます。それもそのはず、蟹は5％使用されているそうです。また塩分も制限されているので、蟹とだしの味が前面に出た上品な仕上がり。このだしの隠し味が北海道産昆布と焼津産かつお節を使った白だしだといいます。

普段あまり、自宅で蟹あんかけ丼を作って食べることがないので、新鮮な印象でうれしくなりました。あんにはとろみがしっかりついているので、ボリュームも感じられ量的な満足度も高いのもおすすめのポイントです。

カレー系1位：汗ばむくらいのしっかりとした辛さとコクが最後の決め手「大豆ミートビーフカレータイプ＜中辛＞」

画面中央あたりにある丸っこい塊が大豆ミートです。見た目もそこそこ肉っぽいですし、食べてもかなり肉っぽいのがうれしいところです

2位の「大豆ミートハッシュドビーフタイプ」と同じように「大豆ミートビーフカレータイプ＜中辛＞」を1位とした大きな理由は大豆由来の食材をお肉のように調理した大豆ミートが入っているからです。この大豆ミートが入っているだけで、かなり食べ応えと満足度がアップします。マイサイズのレギュラーシリーズのすべてに入れてほしいほどでした。

カレーソース自体もかなりおいしい「大豆ミートビーフカレータイプ＜中辛＞」ですが、大豆ミートなしであったなら順位は下がったと思います

ただし、最終的に「大豆ミートハッシュドビーフタイプ」ではなく「大豆ミートビーフカレータイプ＜中辛＞」を1位とした理由は、濃厚なビーフの旨みと独自配合のスパイスやブラウンルウを使ったという味わい深いソースと言えます。しっかりとしたコクと辛みです。

筆者は結構辛いものは得意なのですが、ちょっと汗ばむくらいの辛さを感じる点も気に入りました。「マンナンごはん」1つでは少し物足りないと感じるほど。大豆ミートは普通に肉が入っているような印象を受けるレベルの仕上がりです。さすがの第1位。

どんぶり系1位：スタンダードでほっこりとする味付けの飽きがこない「親子丼」

とろみのあるたまごのおかげでボリュームが感じられ、塩分控えめのおかげか、優しい味付けがほっこりとする「親子丼」

どんぶり系の1位としたのが「親子丼」です。非常にスタンダードなものを1位に選んだ印象ですがマイサイズのレギュラーシリーズは塩分が2g未満に制限してあるせいか、優しいだしの味が前面に出た仕上がりのものが多いのです。中でも「親子丼」は鰹だしと北海道産真昆布の旨み、これに熟成した黒みりんで仕上げたとありますが、ほっこりとする味わいに仕上がっています。

筆者には100kcalという制限の中で、これだけしっかりおいしい親子丼を作ることは不可能です。それだけでもマイサイズの「親子丼」は偉い

レトルトパックの「親子丼」ですが、卵のとろみ感がをしっかりと再現しています。カロリー制限があるので鶏肉の量は多くはありません。ただし、親子丼の場合玉子丼だと思えば不満も小さく感じます。

具材の鶏肉は少なめですが、タマネギとニンジンの量が多く、食べ応えもあります。マイサイズのレギュラーシリーズの中でも比較的満腹感のある仕上がりになっていると感じました。ボリューム感と食べ飽きないほっこり味が1位の理由です。

カロリーが簡単にコントロールできるマイサイズのレギュラーシリーズはとても便利

影の主役とも言える「マンナンごはん」。「マンナンごはん」がおいしくなかったら、すべてが成立しないとも言えるでしょう

うるち米とこんにゃく生まれの米状加工食品の「マンナンごはん」もポイント

今回は大塚食品のマイサイズのレギュラーシリーズ全12種類を実際に食べて、個人的なランキングをつけてみました。マイサイズのレギュラーシリーズ1個とマンナンごはんの150kcalタイプで計250kcal。非常にカロリーが計算しやすく、価格も2つで300〜400円程度とリーズナブルなのもうれしい商品です。1食250kcalはかなりハードなダイエット食なのですが、どれも十分以上においしいのが素晴らしい。

ちなみに140gのご飯は普通だと235kcal程度あるのですが、「マンナンごはん」150kcalタイプは同じ140gで150kcalしかありません。それでも普通のご飯とさほど変わらないレベルでおいしいのもうれしいポイントです。

ただし、最近は1日10km前後走る習慣がある筆者には、1食250kcalは飢餓レベルの空腹を覚えるので、だいたい1度に2セット500kcal分を食べていました。それでも1日3食マイサイズ＋マンナンごはんにすると1500kcal程度。かなり満腹感を得られるうえにダイエット効果も期待できるカロリー摂取量と言えるでしょう。また、朝と夜は1セットとか、昼は「マンナンごはん」は2つだけなど、マイサイズのカレーは1つなら400kcalといったカロリーのコントロールが簡単にできるのもおすすめのポイントです。

いくつか常に買い置きしておけば、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりした翌日はマイサイズ＋マンナンごはんでのカロリーコントロールといった使い方もおすすめです。近所のドラッグストアなどで簡単リーズナブルに購入でき、ダイエットにも、体重のコントロールにも向くマイサイズ＋「マンナンごはん」は、体重を気にする筆者を含めた多くの方におすすめできる優秀なアイテムです。