「フィットネスバイク」に「ステッパー」、自宅で運動不足を解消できるか実際に試してみた「ながら」でどこまでできる!?

2023.8.18

大型モニターを眺めながらMEPSUSの「ステッパーバイク」を使う生活

イスに座った姿勢でMEPSUSの「ステッパーバイク」の上に足を乗せるため、Beaxisの「スリムコアバイク」よりも使用にスペースが必要です

実は当初、MEPSUSの「ステッパーバイク」と電動昇降デスクを組み合わせれば、フィットネスバイクよりも運動強度の高いながら運動ができるのではないかと想定していました。

しかし筆者の場合、実際にはステッパー運動を行うと「ステッパー運動をしながら仕事やゲーム、映画、TVを見る」形になり、完全に主従関係が入れ替わってしまいました。負荷が高いせいか、どうしてもステッパー運動がメインになってしまうのです。

またMEPSUSの「ステッパーバイク」は、ステッパー運動のほかにも2WAYでペダルを漕ぐようにステッパーをさせるバイク運動にも対応しているのですが、これを壁際に設置した机の下に置いて行おうとすると、イスとデスクまでの距離がやや遠くなり、机やキーボードが使いづらくなってしまいました。

そこで、奥行62cm、幅148cmのほかのデスクと組み合わせることに。このデスクは奥行きが広く、モニターも58インチあるため、イスの位置がモニターから離れても画面が見やすいのです。ただし、キーボードやマウスの操作はしにくいので、映画やTVを観賞しながらや、ワイヤレスのコントローラーでゲームをプレイしながらのペダル運動に使用しています。

デスクの下から引き出して、MEPSUSの「ステッパーバイク」の上に立ち、運動強度の高いステッパー運動を行うことも問題なくできます

MEPSUSの「ステッパーバイク」は、連続使用可能時間が60分で、60分使用した後は5分以上機械を休ませてから使用する仕様です。筆者は8段階に調整できる負荷を一番軽くして、一般的なデスク面までの高さが約70cmのデスクの下で使用しています。ペダル運動に集中してではなく、あくまでながら運動でペダルを漕いでいるので、1時間以上連続することはなく、途中でほかの用事のために席をたったり、運動を中断したりするので、連続使用時間が気になったことはありません。また、使用時の騒音も気になるレベルではなく、映画やゲームをしながら、ぼーっとなんとなく運動することに成功してます。

筆者の当初の予定ではMEPSUSの「ステッパーバイク」はステッパー運動をメインで考えていたのですが、身体が揺れなどが大きいステッパー運動は、どうしてもメインが運動のほうになります。そのため筆者は、生活の中に組み込み切れませんでした。

しかしメインを運動と考えて、映画やTVを見ながら運動しては電動昇降デスクとの組み合わせでも、一般的な高さのデスクなどに乗せた大型モニターとでも問題なく行えます。仕事や遊びながらではなく、運動をしながらをメインに考えて生活の中に組み込むならステッパー運動もありでしょう。

仕事しながらならBeaxisの「スリムコアバイク」、遊びながらならMEPSUSの「ステッパーバイク」

使っている本人がまさか両方を毎日のように違う場所で使うことになるとは思っていませんでした。意外なほどそれぞれの長所は異なります

仕事しながらか、遊びながらか、それとも運動しながらかによって選択肢は異なる

以前、晩酌をサウナに置き換えて禁酒とダイエットにチャレンジしたあと、Beaxisの「スリムコアバイク」とMEPSUSの「ステッパーバイク」を追加して約2週間。ダイエット開始から約1カ月が経過しました。筆者は5kgちょっとの減量に成功。

Beaxisの「スリムコアバイク」とMEPSUSの「ステッパーバイク」のどちらがおすすめかという疑問に答えるなら、電動昇降デスクが用意できて、仕事しながら運動したい人にはBeaxisの「スリムコアバイク」、普通のデスクやTVの前で遊びながら運動したいならMEPSUSの「ステッパーバイク」でペダル運動。そして主従が逆転しますが、運動しながら映画やTVを見たいなら、MEPSUSの「ステッパーバイク」でステッパー運動というのが筆者の結論です。

こう書くと、普通のデスクとの組み合わせで使えて価格も手頃で、コンパクトでペダル運動もステッパー運動も可能なMEPSUSの「ステッパーバイク」のほうが優れているように見えるかもしれません。しかし、筆者はBeaxisの「スリムコアバイク」は毎朝必ずともいえるメールチェックや簡単なブログの更新の際に生活習慣の中に組み込みやすいという大きなアドバンテージがあるように感じています。とはいえ、デスクの奥行が筆者の使っている61cmよりも長いとか、デスクの奥側のスペースが空いているレイアウトであれば、やや後傾姿勢にはなりますがMEPSUSの「ステッパーバイク」でも仕事をしながらの運動は可能です。

使用時の姿勢なども含めて、筆者の場合は仕事中は電動昇降デスクとBeaxisの「スリムコアバイク」、遊びながらはMEPSUSの「ステッパーバイク」という組み合わせで、生活の中に組み込むのに慣れてきました。ながら運動の良いところは、当たり前ですが「ながら」で完結すること。運動だけする時間が取れないと思っていた筆者も、ながらなら無理なく続けられています。この「ながら」なら、このまま継続して行けるでしょう。