おいしくヘルシー！コンビニで買える低糖質パン５選

2021.8.12

いまや、ダイエットの定番となった「低糖質（ロカボ）食」。糖質を控えることでリモートワーク中に増えてしまった体重分をあっさり減量してしまった人も、私の周りには少なくありません。

ダイエッターには敬遠されがちな糖質ですが、糖質は三大栄養素の「炭水化物」に含まれる大事な栄養素です。極端な糖質制限は、心身の不調を招くことも。

ですが、とり過ぎはダイエット的にはもちろんNGです。「ロカボ」を目的とした緩やかな糖質制限をする場合、1食あたりの糖質量は20～40g。1日の糖質量は70～130gが健康的と言われています。

そんな中、糖質制限に励むダイエッターの間では、「おいしく楽しく糖質制限」ができる「ロカボ」のパンが大人気。今回は、ローソンの「ロカボ」パンの幅広いラインナップの中から、おいしさ、腹持ちなど満足感の高かった5種をご紹介します。

「あんフランス」に「ドーナツ」、“罪悪感フリー”のロカボパンたち

もち麦のあんフランスパン発酵バター入りマーガリン使用

1個あたり 171kcal、タンパク質：7.7g、脂質：7.1g、炭水化物：25.5g（糖質：12.7g、食物繊維：12.8g）、食塩相当量：0.7g

小ぶりなフランスパンに、発酵バター入りマーガリンとあんこをはさんだ一品。パン好きに人気の高い、いわゆる「あんフランス」です。

フランスパンと聞いてイメージするようなザクザクした堅さはなく、モチモチした食感が特徴的。味は確かにフランスパンなのに、噛み続けてもモチモチ感が続くのが不思議なおいしさ。堅いパンを噛み切るときの気合が不要なので、会社のデスクでも上品に食べられます。

あんこは、一般的なあんパンやあんフランスに比べると、かなり甘さ控えめ。しかし粒感がしっかりあり、塩気の利いたパン本体、マーガリンと合わさると、メリハリのある味に。低糖質にありがちな物足りなさはありませんでした。

カロリーの低さは小ぶりなサイズからも予想できましたが、食物繊維が12.8gも含まれているのは驚きです。血糖値の上昇も穏やかにしてくれそうな期待があります。別の日に、軽くトーストして食べてみましたが、マーガリンがパンにしみて、よりおいしく感じました。

糖質オフのふっくらパン　チーズとハム　2個入

1個あたり 86kcal、タンパク質：2.9g、脂質：4.8g、炭水化物：8.3g（糖質：7.4g、食物繊維：0.9g）、食塩相当量：0.5g

同僚のロカボダイエッターから「ロカボパンで一番のおすすめ！おいしいよ！」とプッシュされたのがこれ。彼女はこれにハマって毎日食べているそう。肉まんの生地に似たふんわり食感のパンに、チーズクリームとハムが巻かれています。

チーズクリームはゴーダチーズをベースとしているそうで、甘くなく、知らずに食べたらマヨネーズのように感じるかも？

低糖質のパンはパサッとしたものが多いのですが、これはパサつきが気になりません。パンの甘み、ハムの塩気、しっとりしたチーズクリームによる味のメリハリが感じられ、小さめサイズなのにカロリー以上の満足感があります。

また、今回食べたパン全体に言えることですが、袋を開けたときにツンとした発酵臭を感じないのは筆者にとって本当に高ポイント。毎日食べるほどハマる人がいるのも納得です。

もち麦ぱんチーズクリーム＆ダブルベリー　2個入

1個あたり 108kcal、タンパク質：4.6g、脂質：5.8g、炭水化物：11.5g（糖質：7.4g、食物繊維：4.1g）、食塩相当量：0.4g

もち麦粉入りの生地にクランベリーとブルーベリーの粒ジャムを練り込み、チーズクリームを包んだパン。もち麦パンといっても、先ほどのフランスパンと全然違い、こちらはやわらかめのベーグルのような生地です。

チーズクリームは、クリームというより、クリームチーズがそのまま入ったような、やや固め・甘さ控えめタイプです。パン生地はやや薄めですが、もちもち食感のおかげか、物足りなさはありません。ベリー類がやや多めに練り込まれていて甘いので、甘くないチーズクリームと相性が良いです。

これだけでお腹を満たそうというのは少し厳しいですが、ロカボシリーズの中からもう一品とか、サラダや惣菜と組み合わせてランチにするなど、メニューを組み立てて食事にするにはちょうどよい大きさ。ダイエット中でもあれこれ食べたい人におすすめしたいです。

注目すべきは1個あたりの糖質の低さ。ロカボダイエットでは「間食は糖質10gまで」と推奨されることが多いのですが、これなら余裕でクリア可能です。

本当に低糖質！？ダイエット中でも罪悪感フリーで楽しめるパン