EXPO 2025 大阪・関西万博が閉幕しましたね。鷹木も閉幕直前の10月7日に滑り込むように行ってきました。あまりにも直前すぎ&滞在時間がなさすぎで、ほぼブースには入れませんでしたが、それでも大屋根リングを歩いたり、null²(ヌルヌル)などの有名ブースの外観を堪能したりして、雰囲気を満喫しました。各所で行列ができていましたが、そんなときに鷹木は電子書籍を楽しむことが多いです。そこで今回は電子書籍についてお話ししたいと思います。
みなさん、電子書籍は読んでいますか?
私はいまや紙の本はほとんど買わず、基本的にKindleで電子書籍を読んでいます。紙の本は置き場がなくて整理できないから。紙は、子どもたちのためにコミックを買うのと、電子版がない作品を買うぐらいですね。
でも電子版で何百冊も持っているから、過去に買ったものが埋もれてしまい、見なくなってしまって困っています。電子書籍は邪魔にならないから、セールの時なんかについついたくさん買っちゃって、そのまま忘れてしまうんです。
紙の本だと文字通り“積ん読”……うずたかく積まれているから、「そういえば買ったな、読まなきゃ」って目に入る。それはそれでプレッシャーなんですが、買ったことを思い出せますよね。
Kindleにも本棚ページはあるけれど、買った本の表紙が時系列で並んでいるだけだから、新しい本しか目に入らないし、過去をさかのぼってまで見る気もしなくて……。
みなさん、電子書籍は読んでいますか?
私はいまや紙の本はほとんど買わず、基本的にKindleで電子書籍を読んでいます。紙の本は置き場がなくて整理できないから。紙は、子どもたちのためにコミックを買うのと、電子版がない作品を買うぐらいですね。
でも電子版で何百冊も持っているから、過去に買ったものが埋もれてしまい、見なくなってしまって困っています。電子書籍は邪魔にならないから、セールの時なんかについついたくさん買っちゃって、そのまま忘れてしまうんです。
紙の本だと文字通り“積ん読”……うずたかく積まれているから、「そういえば買ったな、読まなきゃ」って目に入る。それはそれでプレッシャーなんですが、買ったことを思い出せますよね。
Kindleにも本棚ページはあるけれど、買った本の表紙が時系列で並んでいるだけだから、新しい本しか目に入らないし、過去をさかのぼってまで見る気もしなくて……。
電子書籍にも“家族の本棚”を
私が子どものころは、家族共有の本棚があったから、姉や母や父の本を借りて読んでいました。母親が買ってきた週刊文春を読んだりとか。
電子書籍だとそういう体験がないんですよね。だから最近、“電子本棚システム”みたいな、家族でシェアできるサービスが欲しいなと思ってて。
公開用の“オンライン本棚”といえば、まずは「ブクログ(※)」がよく知られています。けれど私が欲しいのは、その延長ではなく、書店やサービスの垣根を越えて所有しているすべての電子書籍を自動で横断集約し、本物の本棚のように背表紙を並べて見せる“表示デバイス”です。言い換えると、レビューや共有の場というより、Kindle/Kobo/Google Play ブックスなどの購入履歴を一枚の棚に同期して“家の本棚を映す窓”にする発想です。
本棚サイズの大きなディスプレイに本の背表紙が並び、家族の本も見られるような。スマホやタブレットで見るのではなく、自宅にある本物の本棚の電子版のようなイメージです。
カメラで本棚の前に立った人を認識してくれて、娘なら娘の本がパッと表示されて、気になる本をタッチすると、自分の端末にデータがダウンロードできるとか。良くないですか?
購入済みの本だけでなく、私や家族が読みたそうな本が、密度高く並んでいるといいな。面白い本屋さんみたいに。買った後“積ん読”にならないように、寝る前に「これまだ読んでないですよ」って教えてくれたりとか。
※家入一真氏の個人サービスとして始まり→のちにGMOペパボで運営→2012年に事業分割で株式会社ブクログ設立→2016年1月にブックオフが全株式取得
電子書籍だとそういう体験がないんですよね。だから最近、“電子本棚システム”みたいな、家族でシェアできるサービスが欲しいなと思ってて。
公開用の“オンライン本棚”といえば、まずは「ブクログ(※)」がよく知られています。けれど私が欲しいのは、その延長ではなく、書店やサービスの垣根を越えて所有しているすべての電子書籍を自動で横断集約し、本物の本棚のように背表紙を並べて見せる“表示デバイス”です。言い換えると、レビューや共有の場というより、Kindle/Kobo/Google Play ブックスなどの購入履歴を一枚の棚に同期して“家の本棚を映す窓”にする発想です。
本棚サイズの大きなディスプレイに本の背表紙が並び、家族の本も見られるような。スマホやタブレットで見るのではなく、自宅にある本物の本棚の電子版のようなイメージです。
カメラで本棚の前に立った人を認識してくれて、娘なら娘の本がパッと表示されて、気になる本をタッチすると、自分の端末にデータがダウンロードできるとか。良くないですか?
購入済みの本だけでなく、私や家族が読みたそうな本が、密度高く並んでいるといいな。面白い本屋さんみたいに。買った後“積ん読”にならないように、寝る前に「これまだ読んでないですよ」って教えてくれたりとか。
※家入一真氏の個人サービスとして始まり→のちにGMOペパボで運営→2012年に事業分割で株式会社ブクログ設立→2016年1月にブックオフが全株式取得

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。











