いつもよりちょっと高級なお肉を少量楽しむ
普段よりもちょっと高級なお肉がおすすめですが、そんなに量はいらないでしょう。ちなみに世間では、お肉の1人前はだいたい200g程度だそうです
「ステンレス万能トング」や「焚き火用シート」も使おう
ソロBBQのおけるメインイベントともいえるお肉ですがコンロの網のサイズは約11×11cm。大きな肉塊やステーキではなく焼肉用の肉がぴったりなサイズです。。だからこそソロBBQの肉は量よりも質にこだわりましょう。
できれば、普段家の焼肉で使用するものよりも、ちょっと高級な肉の選択をおすすめします。網は1度に1〜2枚焼けるサイズなので、丁寧にベストの焼き加減を吟味して食べるのが楽しいところです。ソロBBQですので、焼いている途中に誰かに食べられてしまう心配もありません。好きなペースで、好きな焼き具合の好きな肉が食べられるのもソロBBQの良いところです。
できれば、普段家の焼肉で使用するものよりも、ちょっと高級な肉の選択をおすすめします。網は1度に1〜2枚焼けるサイズなので、丁寧にベストの焼き加減を吟味して食べるのが楽しいところです。ソロBBQですので、焼いている途中に誰かに食べられてしまう心配もありません。好きなペースで、好きな焼き具合の好きな肉が食べられるのもソロBBQの良いところです。
17.5cmの「ステンレス万能トング」(税込110円)を使うことでソロBBQの気分をより盛り上げてみました。ちょっとした道具で気分も変わります
単純に霜降り肉を選択するのもありでしょうし、牛タンや牛レバー、お好きなホルモンもありでしょう。この際、肉を焼くための小型のトングを用意しておくと、さらに気分が盛り上がります。筆者はダイソーの「ステンレス万能トング」(税込110円)を使いました。ビールを一緒に楽しむ方は、いつもよりちょっと高級なビールをお供に用意するのも良いでしょう。
過大な期待ができるほどの断熱性能があるわけではありませんが、ダイソーで購入できる「焚き火用シート」(税込110円)は敷いておくだけで安心できます
また、筆者は耐熱性のあるテーブルを使いましたが、焦げ付きや汚れを防止するために「焚き火用シート」(税込110円)を用意しておくと、さらに安心感が高まります。のんびりと自分のペースで、自分の好きな肉だけを楽しめるのが「ソロBBQ」の良いところです。また、どうしても1〜2枚ずつ焼き上げるスローペースになるため、満腹感を得やすいので肉はさほど大量に用意する必要はないでしょう。
シメはやっぱりお米!メスティンで炊き込みご飯
筆者の鉄板メニューである、シーチキン炊き込みご飯。シーチキンとご飯に、醤油味の組み合わせで失敗することはまずないでしょう
メスティンを買うならフッ素加工が圧倒的におすすめ
ソロBBQのシメですが、筆者は米好きのため、やっぱりご飯です。せっかくコンロを使っているので、メスティンで炊き込みご飯を作りました。ちなみに我が家には軽く10個を超えるメスティンがあるのですが、おすすめは圧倒的にフッ素加工のもの。ダイソーでもフッ素加工のメスティンがあり、今回は「メスティン(1合、フッ素加工)」(税込770円)を使用しました。
必ずしも洗い場などが充実しているとは限らないアウトドアで使用するなら、メスティンは後片付けの楽なフッ素加工のものが圧倒的におすすめです。筆者はフッ素加工のされていないものは現在ほとんど使っていません。
必ずしも洗い場などが充実しているとは限らないアウトドアで使用するなら、メスティンは後片付けの楽なフッ素加工のものが圧倒的におすすめです。筆者はフッ素加工のされていないものは現在ほとんど使っていません。
かなりの数のメスティンを所有する筆者ですが、最初に1つ買ってみるならダイソーの「メスティン(1合、フッ素加工)」(税込770円)が超おすすめです
また、アウトドアなどでメスティンを使って炊き込みご飯を作るなら、具材は缶詰がとても便利。今回はシーチキンを使いましたが、サバやサンマの水煮やみそ煮、しょうゆ煮でもおいしく仕上がります。
メスティンでの炊き込みご飯のポイントは2つ。1つはしっかり分量を量ること。もう1つはお米の吸水時間を十分に取ることです。
分量はお米1合に対して水200mlですが、その際は缶詰の水分や油分も水の量として計量してください。缶詰の水分+水で計200mlを1合のお米に加えます。醤油を加える場合は、缶詰が味付きなら小さじ1杯程度、水煮なら大さじ1杯程度、こちらも200mlの水分の一部として計量します。
メスティンでの炊き込みご飯のポイントは2つ。1つはしっかり分量を量ること。もう1つはお米の吸水時間を十分に取ることです。
分量はお米1合に対して水200mlですが、その際は缶詰の水分や油分も水の量として計量してください。缶詰の水分+水で計200mlを1合のお米に加えます。醤油を加える場合は、缶詰が味付きなら小さじ1杯程度、水煮なら大さじ1杯程度、こちらも200mlの水分の一部として計量します。
筆者は、ご飯を炊く時の水の量だけは、しっかり計ることにしています。これが失敗しないコツ
そして200mlの水分を加えた1合のお米、缶詰の具をメスティンに入れて、最低でも30分、可能であれば1時間ほど吸水させてから、炊飯するのが超重要ポイント。この吸水を忘れて、筆者はメスティンでおいしいご飯が炊けたことはありません。ですから、ソロBBQの準備は、まずこのシメの吸水からスタートするのがおすすめです。
しっかりと吸水させることが、メスティンでご飯を炊くときのとても重要なポイントです。筆者は最低30分は吸水させます
火加減では、炭火の場合さほど細かな調整はできませんが、まず沸騰するまで強めの火加減で加熱。沸騰してすき間から水がしたたってきたら、火加減を弱めに調整。お米の少し焦げる、焼けるようなニオイがしたら、火から下ろします。これをメスティンごとタオルなどを巻いて、逆さまにし15〜20分ほど蒸らしたら完成です。
メスティンでご飯を炊いている際に沸騰したところ。ここからしばらくしてご飯の軽く焦げるにおいがしたら、火から下ろします
お米を炊くときにフタをとってはいけないと思っている方も多いと思いますが、筆者はお米の焦げはじめるニオイを確認するのに、かなり気軽にメスティンのフタを開けてニオイと中の状態を確認しています。炊き上がりの味に大きな影響を感じたことはないので、失敗するよりも、フタを開けて確認することをおすすめします。ヤケドには注意してください。
炭火を使ったできたての炊き込みご飯は、多少失敗してもだいたいおいしいですし、1人ならそれほど量も要りません。筆者は最近、たいていこの炊き込みご飯をシメとしています。
炭火を使ったできたての炊き込みご飯は、多少失敗してもだいたいおいしいですし、1人ならそれほど量も要りません。筆者は最近、たいていこの炊き込みご飯をシメとしています。
思い立ったら、すぐに自分の好きな物を楽しめるソロBBQは◎
このコンロがあれば、あとはちょっとした小物を組み合わせるだけでかなり手軽に始められるのもソロBBQのよいところです
誰にも気を遣わない!自分の好きな物だけを楽しむソロBBQは予想以上の気分転換
自分の好きなときに、好きな場所で、好きな物を、誰にも気を遣わずに1人で調理して食べるソロBBQは、やってみると想像以上にストレスが解消され、気分転換になることに驚きます。考えてみれば、多くの人の意見や好みが飛び交う大人数でのBBQも終わってみると、疲れはするものの、そこそこ楽しいわけですから、自分のわがままがすべて通るソロBBQが楽しくないわけがありません。
極論するならこの小型コンロと炭があれば、コンロの炭火でスルメをあぶって、お気に入りの日本酒と一緒に楽しんでも、立派なソロBBQといえるでしょう。このコンロは本当にコンパクトなので、後片付けも簡単ですし、ちょっとした自由時間にソロBBQを楽しんでみてはどうでしょうか。
わざわざ食材を買いに行かなくても、自宅の冷蔵庫の残り物でも、お庭やベランダでコンロを使って調理するだけで結構な気分転換になるのではないでしょうか。少し涼しくなった庭やベランダで、秋の夜を楽しみましょう。
極論するならこの小型コンロと炭があれば、コンロの炭火でスルメをあぶって、お気に入りの日本酒と一緒に楽しんでも、立派なソロBBQといえるでしょう。このコンロは本当にコンパクトなので、後片付けも簡単ですし、ちょっとした自由時間にソロBBQを楽しんでみてはどうでしょうか。
わざわざ食材を買いに行かなくても、自宅の冷蔵庫の残り物でも、お庭やベランダでコンロを使って調理するだけで結構な気分転換になるのではないでしょうか。少し涼しくなった庭やベランダで、秋の夜を楽しみましょう。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。