単3形乾電池1本で約24時間発光する「LEDハンドルライト」は長時間使えて安心
ダイソーで購入した「LEDハンドルライト」(税込110円)。パッケージに大きく描かれた「連続使用目安時間約24h」はかなり魅力的
続いて紹介する「LEDハンドルライト」はダイソーで税込110円で購入しました。サイズは最大径が約4cm、長さが約11cm、質量は電池込みで約58g。大きさも質量もあまり特徴のないライトです。また指向性の強い懐中電灯タイプの光のみでランタンタイプの明かりに切り替えるといったこともできません。
しかし、最大の特徴は単3形乾電池1本で約24時間の連続使用ができること。1日の半分12時間ライトが必要な条件でも2日間、夏など1日8時間程度ライトが必要な季節なら3日間も予備の電池なしで明かりが確保できます。これは予備電池の供給などがはっきりしない非常時などにはとてもありがたい機能といえます。
しかし、最大の特徴は単3形乾電池1本で約24時間の連続使用ができること。1日の半分12時間ライトが必要な条件でも2日間、夏など1日8時間程度ライトが必要な季節なら3日間も予備の電池なしで明かりが確保できます。これは予備電池の供給などがはっきりしない非常時などにはとてもありがたい機能といえます。
スライドするだけで簡単に開くタイプの電池ケースカバー。入っている乾電池は当然1本。電池交換も簡単です
単3形乾電池1本で約24時間も点灯するという「LEDハンドルライト」。電池の持ちをよくするために、かなり暗いのではと心配だったのですが、ほかのライトと同じ条件で約1400LUXの明るさが計測されました。新品の電池での計測結果なので、当然電池の残量が減ると弱くなるでしょうが、十分以上の結果といえるでしょう。
単3形乾電池4本入りのパックをひとつ用意、もしくは入手すれば約96時間、1日のうちに12時間ライトが必要な季節でも8日分の明かりを確保できるわけです。乾電池1パックで1週間以上も完全な闇を回避できるのは素晴らしい性能だと思います。
1台確保しておくと、かなり安心なのではないでしょうか。
単3形乾電池4本入りのパックをひとつ用意、もしくは入手すれば約96時間、1日のうちに12時間ライトが必要な季節でも8日分の明かりを確保できるわけです。乾電池1パックで1週間以上も完全な闇を回避できるのは素晴らしい性能だと思います。
1台確保しておくと、かなり安心なのではないでしょうか。
指向性の強い懐中電灯タイプの光が連続で約24時間使えるという「LEDハンドルライト」。2晩から3晩くらいまで乾電池1本でオッケーでしょう
優しいランタンタイプの明かりがおすすめの「2WAYライト」はお気に入り
ダイソーで購入した「2WAYライト」(税込110円)。単3形乾電池1本で懐中電灯タイプでも、ランタンタイプでも約10時間の連続使用が可能です
今回紹介した4つの単3形乾電池1本で使えるライトの中で、筆者いちばんのお気に入りで多くの方におすすめしたいのが、このダイソーで税込110円で購入した「2WAYライト」です。しかし、残念ながら、「2WAYライト」だけを押せない大きな弱点が1点だけあります。この弱点も含めて紹介していきましょう。
まずは、サイズ。実測で最大径は約5cm、長さは約13.5cm、質量は約73g。今回紹介した4つのライトの中では、もっとも大きく、もっとも重いライトになります。
また、名前のとおり懐中電灯タイプの光と全体を照らすランタンタイプの光を切り替えられる2WAYタイプ。このランタンタイプの明かりが優しく全体をやわらかく照らしてくれるので筆者はとても気に入っています。
この「2WAYライト」弱点が、電池ケースのフタがネジ止め式な点。小型の精密ドライバーがないと基本的に電池の交換ができません。単3形乾電池に比べても、小型の精密ドライバーは非常時に入手しやすいとは思えないのです。収納時に精密ドライバーといっしょに保管するなどの工夫が必要でしょう。
まずは、サイズ。実測で最大径は約5cm、長さは約13.5cm、質量は約73g。今回紹介した4つのライトの中では、もっとも大きく、もっとも重いライトになります。
また、名前のとおり懐中電灯タイプの光と全体を照らすランタンタイプの光を切り替えられる2WAYタイプ。このランタンタイプの明かりが優しく全体をやわらかく照らしてくれるので筆者はとても気に入っています。
この「2WAYライト」弱点が、電池ケースのフタがネジ止め式な点。小型の精密ドライバーがないと基本的に電池の交換ができません。単3形乾電池に比べても、小型の精密ドライバーは非常時に入手しやすいとは思えないのです。収納時に精密ドライバーといっしょに保管するなどの工夫が必要でしょう。
非常時などに使用するライトの電池ボックスのフタがねじ止め式。サイズの合う小型ドライバーといっしょに収納しておくのがいいでしょう
指向性の高い懐中電灯タイプでの発光。1LEDで約10時間の連続点灯が可能。ひと晩は安心できそうです
「2WAYライト」の連続点灯時間は単3形乾電池1本で1LEDの懐中電灯タイプなら約10時間、5SMD(チップ形LED)のランタンタイプでも10時間。どちらもかなり長い時間、明かりを使うことができます。ひと晩程度なら、ほとんど問題ないでしょう。
さらに明るさについては、ほかと同条件で計測したところ、指向性の高い懐中電灯タイプの明かりで2200LUX。全体を優しい光で照らしてくれるランタンタイプで7LUXでした。明るさにもしっかりとしたメリハリがあります。
非常によくできたライトなのですが、気になるのは電池交換に精密ドライバーが必要になる点。筆者はこの点をなんとかできるように工夫を凝らしたのですが、現時点ではおすすめできるような方法を思いついていません。それでも「2WAYライト」は使いやすいよくできたライトです。
さらに明るさについては、ほかと同条件で計測したところ、指向性の高い懐中電灯タイプの明かりで2200LUX。全体を優しい光で照らしてくれるランタンタイプで7LUXでした。明るさにもしっかりとしたメリハリがあります。
非常によくできたライトなのですが、気になるのは電池交換に精密ドライバーが必要になる点。筆者はこの点をなんとかできるように工夫を凝らしたのですが、現時点ではおすすめできるような方法を思いついていません。それでも「2WAYライト」は使いやすいよくできたライトです。
光はあまり強くありませんが、やわらかい光が全体に広がる「2WAYライト」のランタンタイプの光は筆者のお気に入りでおすすめです
ライトは複数用意しておくと安心
いざというときに電池がみつからない、というトラブルを防止するため、単3形乾電池1本で使えるライトを紹介してみました。ただし筆者は、いざというときにライト自体を「どこに入れたっけ?」と探すだろう自信もあります。
そのため、寝室に、リビングに、クルマに、キャンピングカーに、仕事用のデスクの引き出し、普段持ち歩いている荷物の中にといった感じで、複数のライトを配置しています。「だから、わからなくなってしまうのだ」という意見もあるでしょうが……。小型なので邪魔になりませんし、当然ながら常用にも便利なアイテムです。
複数用意しても、プチプラなら新しいアイテム探し自体、楽しめるかもしれません。今度100円ショップやプチプラのお店に行った際には、非常時にも常用にも役立つLEDライトをぜひ手に取ってみてください。
そのため、寝室に、リビングに、クルマに、キャンピングカーに、仕事用のデスクの引き出し、普段持ち歩いている荷物の中にといった感じで、複数のライトを配置しています。「だから、わからなくなってしまうのだ」という意見もあるでしょうが……。小型なので邪魔になりませんし、当然ながら常用にも便利なアイテムです。
複数用意しても、プチプラなら新しいアイテム探し自体、楽しめるかもしれません。今度100円ショップやプチプラのお店に行った際には、非常時にも常用にも役立つLEDライトをぜひ手に取ってみてください。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。