 
                                      余熱と蒸らしが終わって炊き上がったところ
                                      釜にしゃもじを入れてみると、スーッとしゃもじが通るほどパラパラッに仕上がっています。粘り気は控えめで、粒立ちがいい感じです。
                                    
                                   
                                      スーッとしゃもじが通るほどパラパラです
                                      食べてみると、圧力IH炊飯器で炊いたようなもっちり柔らかい食感とは違い、粒立ちがよくて硬めの仕上がりです。土鍋ご飯が好きな筆者には好みの食感でした。もう少し甘味が出るといいのですが、高級炊飯器の技術の粋にはなかなか及ばないところかもしれません。
                                    
                                   
                                      硬めの炊き上がりですが、手軽さから考えると比較的おいしく仕上がりました
 
                                      明太子などを載せて食べるのもいいです
炊き込みご飯もおいしく炊けました
                                      続いて、炊き込みご飯にもチャレンジしてみました。付属のクッキングブックには、「白米は1合、炊き込みご飯は0.6合」と記載されていますが、0.6合「まで」とは書いてありませんでした。筆者はクッキングブックをしっかり読み込まずに、レシピサイトのレシピを参考にしたツナと塩昆布の炊き込みご飯を1合で作ったのですが、問題なくおいしく炊き上がりました。
今回のレシピは、通常の水加減のお米1合に対してツナ缶約1/2缶(35g程度)、塩昆布約10g、お酒大さじ1/2を加えたものです。具材が少なめだったこともあり、1合でも問題なく出来上がったのでしょう。具材が多い場合は吹きこぼれる危険性がありますので、なるべくクッキングブックに従って調理するようにすることをお勧めします。
                                  今回のレシピは、通常の水加減のお米1合に対してツナ缶約1/2缶(35g程度)、塩昆布約10g、お酒大さじ1/2を加えたものです。具材が少なめだったこともあり、1合でも問題なく出来上がったのでしょう。具材が多い場合は吹きこぼれる危険性がありますので、なるべくクッキングブックに従って調理するようにすることをお勧めします。
 
                                      通常の水加減のお米1合に対し、ツナ缶約1/2缶(35g程度)、塩昆布約10g、お酒大さじ1/2を加えて炊飯してみました
 
                                      ツナと塩昆布の炊き込みご飯が完成しました
                                      炊き込みご飯は、ちょっと硬めの炊き上がりになりました。このあたりはお持ちのオーブントースターのワット数などとも関連するので、トライ&エラーをしながら自分なりの炊飯時間とレシピを見付けるのがいいのかもしれません。
最初に炊いた白米は少し甘みが足りないように感じたため、次は、通常の炊飯に再チャレンジしてみました。そこで浸水時間は同じ30分ですが、水を少し多めにして炊飯時間を15分に延ばして炊いてみました。するとどうでしょう。先ほどよりもわずかながら柔らかくなり、甘みがしっかり出てきました。おこげなどは全く付かずに大成功です。
                                  最初に炊いた白米は少し甘みが足りないように感じたため、次は、通常の炊飯に再チャレンジしてみました。そこで浸水時間は同じ30分ですが、水を少し多めにして炊飯時間を15分に延ばして炊いてみました。するとどうでしょう。先ほどよりもわずかながら柔らかくなり、甘みがしっかり出てきました。おこげなどは全く付かずに大成功です。
 
                                      水を少し多めにし、加熱時間を15分に延ばして炊いたご飯
 
                                      粒立ちが良くてほぐれやすい炊き上がりなので、TKG(卵かけご飯)にもぴったりでした
                                      筆者は以前、電子レンジ専用釜を試してみたことがあるのですが、その時にはレシピ通りに炊飯しても甘さが全く感じられず失望しました。この雪國ごはん釜は、自分なりの炊飯時間とレシピができるまでの手間が若干かかるものの、仕上がりには満足できました。オーブントースターをお持ちの方なら簡単に炊飯できるようになりますので、「たまにはご飯を炊きたいけど炊飯器までは不要」という人にはぴったりの製品なのではないでしょうか。季節の炊き込みご飯や新米の食べ比べなど、いろいろな楽しみ方ができるはずです。
                                    
                                  
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。
 
                        











 
                        