人に寄り添うコンパニオンロボットたちが大人気
人の姿に近づき、人の代わりに作業をこなすようなロボットが登場する一方で、人に寄り添う存在としてのロボットたちも数多く展示されていました。こちらもAIの進化によって急速に変化しており、まるで生き物のように自分で動き回ったり、話ができたり、成長したり、いろいろなタイプが発表されています。
会場で見かけたプロトタイプのコンパニオンロボットたちの一部を紹介します。
会場で見かけたプロトタイプのコンパニオンロボットたちの一部を紹介します。
CRACKLETECH LLCの「Joob!e」
写真左からLudens AIの「Cocomo」と「INU」。どちらも注文受付中とのこと
Hisenseの「BETA」
Shenzhen Toptech Manufacturingの「U-DHOO Elderly Accompany AI」
Ecovacs Roboticsの「LilMILo」
会場で特に注目を集めていたのが、中国家電メーカーのTCL科技集団が開発する「AiME(エイミー)」です。昨年のCESで、世界初のモジュール式AIコンパニオンロボットとして発表され、今年もブースの中心で大きく紹介されていました。
TCL科技集団の「AiME」はとにかくカワイイ
「べビーコア」と呼ばれる本体は、つぶらな瞳と鼻を備えた愛らしいデザイン。言葉を話さない代わりにとても表情豊かで、とにかくカワイイ姿をしています。専用のドライブコアに載せればどこでも移動でき、小型のリモコンで呼び出すといったこともできます。
ポイントは、“ロボットらしくない動きをする”ことで、小さな子どものような温かみのある声で笑ったり、ハミングしたり、息づかいまで表現します。“体温”も重要で、抱きしめるとほんのりと温かく、ロボットであることを忘れてしまいそうになるという声も聞かれました。
同じようなコンパニオンロボットは日本でも既に発売されていますが、会場ではそれの“そっくりさん”や、次のヒットを狙う新顔もたくさん見かけられ、世界でも人気を集めているのがわかりました。
ポイントは、“ロボットらしくない動きをする”ことで、小さな子どものような温かみのある声で笑ったり、ハミングしたり、息づかいまで表現します。“体温”も重要で、抱きしめるとほんのりと温かく、ロボットであることを忘れてしまいそうになるという声も聞かれました。
同じようなコンパニオンロボットは日本でも既に発売されていますが、会場ではそれの“そっくりさん”や、次のヒットを狙う新顔もたくさん見かけられ、世界でも人気を集めているのがわかりました。
“あのロボット”のそっくりさんも?こちらはShell Roboticsの「MOMOBOT」
次に来るのはどんなロボット?
CESではこの他にも、オモチャのようなロボットも数多く展示されていましたが、共通していたのは、いずれもAIを搭載している点でした。
AIによって、同じカタチをしていても行動や反応に個性が出てくるそうで、使う人に愛着を持ってもらうのが狙いのようです。
言葉で対話できるロボットも登場していますが、その場合はAIを使うコストがかかるため、サブスクリプション型のサービスとして提供する必要があり、機能や体験といったサービスと価格をどう釣り合わせるかは、今後の大きな課題といえそうです。
それでも、ロボットには新しいアイデアが登場する余地がまだまだ多く残されています。オモチャやロボット開発を得意とする日本をはじめ、世界から今後どんなロボットが登場するのか期待したいところです。
AIによって、同じカタチをしていても行動や反応に個性が出てくるそうで、使う人に愛着を持ってもらうのが狙いのようです。
言葉で対話できるロボットも登場していますが、その場合はAIを使うコストがかかるため、サブスクリプション型のサービスとして提供する必要があり、機能や体験といったサービスと価格をどう釣り合わせるかは、今後の大きな課題といえそうです。
それでも、ロボットには新しいアイデアが登場する余地がまだまだ多く残されています。オモチャやロボット開発を得意とする日本をはじめ、世界から今後どんなロボットが登場するのか期待したいところです。

野々下 裕子(NOISIA)
テックジャーナリスト
神戸を拠点に国内外のテック系イベントやカンファレンスの取材、インタビュー、リサーチなどを幅広く行う。オンラインメディアを中心に執筆多数。












