添加物・保存料ゼロの晩ごはんを会社で受け取り？GMOインターネットグループ「GMO Yours おうちごはん」

2025.6.2

1日働いた後の夕食、どうしていますか？外食や市販のお総菜で済ませる日もあるかもしれませんが、家族や自分のために急いで台所に立つ人も多いでしょう。そして、いざ自分で夕食を作ろうと考えると「作る時間が十分あるだろうか」「何を作るか考えるのがそもそも面倒！」と思い悩むことだってあるはずです。

GMOインターネットグループには、そんな夕食の困りごとに向き合う福利厚生制度「GMO Yours おうちごはん（以下、おうちごはん）」があります。このサービスは、調理済みの冷凍ミールキットをパートナー（従業員）に対して専用のオンラインサイトで販売し、オフィス内の社員食堂で受け取れるようにしたものです。

受け取った冷凍ミールキットは、自宅に持ち帰って夕食としてすぐに使えます。

スーパーやお総菜屋さんに立ち寄ることなく、オフィスから自宅にまっすぐ帰って、すぐに夕食が作れる。おうちごはんのサービスは、働く人の毎日にどんな変化をもたらしているのでしょうか。今回、特別に筆者も体験させてもらいました。

添加物や保存料ゼロの良質なごはん

まずは専用のオンラインサイトでミールキットを購入します。約1人前から購入できて、価格は約150〜500円。ラインアップは、おひたしやマリネなどの副菜から、カレーやグリルチキン、骨を取り除いた焼き魚といった主菜までそろっています。常時15種類ほどが販売されていて、メニューは2週間に1度ほどのペースで切り替わります。飽きないですね。

さらに各メニューごとにカロリー、タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、塩分、そして食物アレルギー表示といった栄養情報が公開されています。というのも、おうちごはんは同グループの社員食堂「GMO Yours」と同じく、専任の管理栄養士による監修のもとで作られているからです。

おうちごはんのミールキットは、GMO Yours内の厨房で丁寧に調理され、添加物や保存料なども使用されていないそう。安心していただけます。

今回の体験では、主菜で「無水チキンカレー」と「鰆の西京焼き」、それから「赤ワイン香るこだわりデミグラスのミートボール（ミニ）」をチョイス。副菜もあるとうれしいよねということで、「花野菜の地中海カラフルサラダ」と「菜の花と筍のお浸し」も追加しました。合計で1600円ほど。

使ってみてわかった冷凍ミールキットのよさ

おうちごはんを注文後は、毎週火・木曜日の16〜17時の間に社員食堂のカウンターに行き、「おうちごはんを注文した者です」といった感じで声をかけて、受け取ります。

筆者が今回注文した量は少なすぎるのではと気になったので、社員食堂の運営を担当している方に「パートナーのみなさんは、もっとたくさん注文していますか……？」と尋ねたところ「少しずつ注文される方も多くいらっしゃますよ」とニッコリ教えてくれました。ホッ！

そうそう、仕事の都合などで受け取りの時間帯にどうしても間に合わない場合もあるはず。そんなときはオフィス内のコンシェルジュサービスを利用して、社内コンシェルジュに代理受け取りをお願いすることも可能だとか。便利ですね。

また、冷凍ミールキットを受け取ってから数時間仕事をする場合は冷凍ミールキットが溶けちゃうのでは？と心配したのですが、共有の冷凍庫に一時的に保管できるそうです。

さて、筆者も予約していた冷凍ミールキットを受け取ってみました。パッケージはコンパクトで、しっかり密閉されています。例えばデパ地下などでお総菜を買うと「満員電車でつぶれないかな、中身がこぼれないかな」と心配になるものですが、冷凍ミールキットだとそんな心配が一切ないんですよね。このメリットは、実際に手に取ってみて実感したことでした。

キレイに冷凍されています。パッケージに貼られた赤いシールは温菜の目印。冷菜は青いシールが目印です

そして冷凍ミールキットのもうひとつの素晴らしい点は「その日すぐに食べなくてもOK」なところ。夕食のおかずが、すぐに出動可能な状態で冷凍庫の中で待っていてくれるんです。心強い！自分で作って冷蔵庫で保存する一般的な「作り置きおかず」よりも手軽、かつ衛生面でも安心だと感じました。

「タケノコのおひたし」が、スグに食べられる喜び

では実際にいただいてみます。この日は「無水チキンカレー」と「花野菜の地中海カラフルサラダ」、そして「菜の花と筍のお浸し」という献立。フルでおうちごはんの冷凍ミールキットに頼ってみました。

冷菜は流水解凍や自然解凍すればすぐに食べられます。温菜も湯煎、または袋から取り出した状態で電子レンジで加熱すればOK。

冷凍庫から取り出して、解凍して、15分少々で完成したのがこちら（解凍を待っている間に他の家事をのんびりやっていました）。

冷菜は小鉢に盛り付けると2〜3人前くらいのボリュームだったのもうれしいポイント

一口食べてみると、しみじみおいしいんです。そして筆者が自分で作る夕食よりもうんと色鮮やかな食卓が短時間で完成することがうれしかったです。

例えば「菜の花とタケノコのお浸し」にはニンジンの細切りを少し加えて彩りを増していたり、「花野菜の地中海カラフルサラダ」にはブラックオリーブを添えて地中海らしさを出したりと、自分で作ったらつい省略したくなるような工夫があることで、見た目にもおいしそうな仕上がりになっています。

こうしたごはんを、慌ただしい平日の夜に自分で作ろうとすると、準備がとても大変です。こんなにたくさんの野菜を自分で買って、新鮮なうちに全部使い切るのは、筆者には現実的ではありません。

また、冷凍してもおいしく食べられる食材を選んで作られていることがわかります。例えばカレーにはジャガイモがあえて入っていないようです。ゴロッとしたジャガイモは冷凍すると食感がざらつくんですよね。だから無水チキンカレーに入っているのは、ていねいに刻まれたタマネギやニンジンなどの香味野菜と、丸くて大きなチキン。スパイスもしっかり効いていておいしい！

ちなみにおうちごはんでは常時いろんなカレーが登場するそうです。アガる！ビーフカレーやタイカレーもあるそうでうらやましい！

「これは子どものいる家庭だけでなく、自分の健康を気づかう人にも頼もしい存在になりそう」そんなことを思いながら、ほっと一息つく夜となりました。

夕食だけでなく、お弁当の一品としても……大活躍する「おうちごはん」